Grateful Dead - Workingman's Dead
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Grateful Dead - Workingman's Dead (1970)

暑苦しいのが続いて来たのでちょいと息抜きしたいよな…、でもいわゆるカントリー・ロック系のヤツってのは何となく苦手なので、何か無いかななんて探してたり。70年前後に出てきていたカントリー・ロック系ってのはどうも性に合わなくて、ってか多分どれ聴いても同じような感じで、シンプルだからロック的な側面からも物足りなさってのもあってか自分にはあんまり合わないようだ。若かりし頃からもちろん名盤だぜ、ってなのは大抵聴いているんだけど、何度か聴いて名盤っても、自分には分からん、って認識してからは聞かないジャンルのアルバム郡っていう位置付けになっちゃった。別に会話に困るもんでもないし、世間的に困るモンでもないからね、全然大した影響ないんです。多分いくらか損してる、って言われることがあるくらいだろう。
Grateful Deadの1970年の「Workingman's Dead」という超リラックスして心地良すぎる作品。60年代終盤になってサイケ、ヒッピーの代表的にシーンに出てきたグレイトフル・デッドなので、その頃のアルバムは当然サイケ色強いものだったし、なんじゃこりゃ?ってくらいには理解しにくい音が詰め込まれていた。そしてライブでも延々とインプロが繰り広げられていったので凡人にはなかなかついていけない世界観だったんだよね。そこから1970年になると倒叙としてこんなカントリータッチな作品が出てくるワケだ。そう、この「Workingman's Dead」は思い切りカントリーロックとしか言いようのないくらいにリラックスした、バンジョーやらペダル・スティールやらを使ったカントリーなアルバムなんです。昔のサイケ風味なんてのはほぼ皆無…、なんだけど通して聴いているとやっぱりクラクラするからどっかサイケ風味はかけられているんだろうなぁ(笑)。
明らかにいわゆるカントリーロックの系統とは異なる感触、本物のカントリーをそのままやっている、に近いのかもしれない、って事はホントにグレイトフル・デッドってのは器用に何でもこなしてごちゃ混ぜにアウトプットしてくるバンドって事なんですね。カントリーを本業としている人達だってこんなのできないでしょ。もっとホントにカントリーになっちゃうだろうし…。それなのにデッドはフワフワ…一体どんな魔法?ってくらい。ロックのソフトなバラードとカントリー風味を足しこんで歌い上げているとでも言うのかな、そのヘンにその魔法がありそうだ(笑)。いや、全く趣味とは異なるけど、かなり素晴らしいアルバム。本気で気持ち良くなるアルバム。

暑苦しいのが続いて来たのでちょいと息抜きしたいよな…、でもいわゆるカントリー・ロック系のヤツってのは何となく苦手なので、何か無いかななんて探してたり。70年前後に出てきていたカントリー・ロック系ってのはどうも性に合わなくて、ってか多分どれ聴いても同じような感じで、シンプルだからロック的な側面からも物足りなさってのもあってか自分にはあんまり合わないようだ。若かりし頃からもちろん名盤だぜ、ってなのは大抵聴いているんだけど、何度か聴いて名盤っても、自分には分からん、って認識してからは聞かないジャンルのアルバム郡っていう位置付けになっちゃった。別に会話に困るもんでもないし、世間的に困るモンでもないからね、全然大した影響ないんです。多分いくらか損してる、って言われることがあるくらいだろう。
Grateful Deadの1970年の「Workingman's Dead」という超リラックスして心地良すぎる作品。60年代終盤になってサイケ、ヒッピーの代表的にシーンに出てきたグレイトフル・デッドなので、その頃のアルバムは当然サイケ色強いものだったし、なんじゃこりゃ?ってくらいには理解しにくい音が詰め込まれていた。そしてライブでも延々とインプロが繰り広げられていったので凡人にはなかなかついていけない世界観だったんだよね。そこから1970年になると倒叙としてこんなカントリータッチな作品が出てくるワケだ。そう、この「Workingman's Dead」は思い切りカントリーロックとしか言いようのないくらいにリラックスした、バンジョーやらペダル・スティールやらを使ったカントリーなアルバムなんです。昔のサイケ風味なんてのはほぼ皆無…、なんだけど通して聴いているとやっぱりクラクラするからどっかサイケ風味はかけられているんだろうなぁ(笑)。
明らかにいわゆるカントリーロックの系統とは異なる感触、本物のカントリーをそのままやっている、に近いのかもしれない、って事はホントにグレイトフル・デッドってのは器用に何でもこなしてごちゃ混ぜにアウトプットしてくるバンドって事なんですね。カントリーを本業としている人達だってこんなのできないでしょ。もっとホントにカントリーになっちゃうだろうし…。それなのにデッドはフワフワ…一体どんな魔法?ってくらい。ロックのソフトなバラードとカントリー風味を足しこんで歌い上げているとでも言うのかな、そのヘンにその魔法がありそうだ(笑)。いや、全く趣味とは異なるけど、かなり素晴らしいアルバム。本気で気持ち良くなるアルバム。
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