Eric Bell - Live Tonite Plus
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Eric Bell - Live Tonite Plus

風の冷たさが心地良い季節、日中の日差しがやや刺さる気もするが気持ちの良い快晴な天気、正に秋から冬になろうとしている季節柄、日本、だね。ずっと外にいたら寒いんだろうけど、そんな事もないから丁度良い。丁度良いってのはホント難しいバランス。何につけてもアレコレと文句が出てきそうなものだけど、丁度良い、は気持ちが良い。ロックを聴いていても同じ様に感じるもので、気分や気候、時間や環境などに日々左右されている中で聴くロックが心地良くハマる、そういう瞬間も気持ち良い。そこまで期待していなかったけど聴いてみたら物凄く良い気分になれて得した気になる、そんな瞬間は実に嬉しい。
Eric Bellの1996年リリースのライブアルバム「Live Tonite Plus」。まさかEric Bellが今でもアルバムリリースしているなんて知りもしなかったし、そもそも90年代だって活動していたなんて気にしてなかったしさ。ふと、フィル・リノット関連で、なんてちょこっと探してたらEric Bellのこのライブ盤が出てきて、クレジット見ればそりゃもう見事なまでにブルースアルバムで、最近の作品でもほとんどがブルース名曲群のカバーをやっているようで、なるほど、この人はブルースメンだったんだっけ、と。Thin Lizzyの頃はそういう感じしなかったけど、根本的にはあの時代の人だからブルースメンなんだわな。ボロボロのストラトで生々しい音でガシガシ弾いてくれています。別にどこか特徴的なプレイでもないし、流暢なもんでもないし危なっかしいくらいなんだけどさ、エリック・ベルか…ってなトコが感慨深い。
ブルースの名曲群から入ってくるけど、歌ももちろん歌っててそりゃまそれなりな歌だし、十分にパフォーマーの役割は果たしているし、フレーズだって好きなんだなぁってのが良く分かるくらいのモンでね、何となく心地良く聴いていたけどやはり焦点は「Whiskey in the Jar」や「The Rocker」になる。「Whiskey in the Jar」が流れてくると感極まるものがあるもんね。ヨレヨレプレイなんだけどロングバージョンになってて酒場のプレイみたいでなんか微笑ましい。これで食っていけたんだ、ってな曲だし哀愁漂ってる。そこで引っ込んでからアンコールでの「The Rocker」もボロボロってかヨレヨレってか…、あぁノスタルジック、みたいな感覚はある。なんだろう、別にどこがってんじゃないけど、響くものがある。仕事じゃないといったらおかしいけど、そこまで気を張って商売してるんじゃなくて、これしかないんだよな、って感じでライブやってるからかな。その疲れ具合が妙にハマってしまってね…、ブルースっていいな、と。

風の冷たさが心地良い季節、日中の日差しがやや刺さる気もするが気持ちの良い快晴な天気、正に秋から冬になろうとしている季節柄、日本、だね。ずっと外にいたら寒いんだろうけど、そんな事もないから丁度良い。丁度良いってのはホント難しいバランス。何につけてもアレコレと文句が出てきそうなものだけど、丁度良い、は気持ちが良い。ロックを聴いていても同じ様に感じるもので、気分や気候、時間や環境などに日々左右されている中で聴くロックが心地良くハマる、そういう瞬間も気持ち良い。そこまで期待していなかったけど聴いてみたら物凄く良い気分になれて得した気になる、そんな瞬間は実に嬉しい。
Eric Bellの1996年リリースのライブアルバム「Live Tonite Plus」。まさかEric Bellが今でもアルバムリリースしているなんて知りもしなかったし、そもそも90年代だって活動していたなんて気にしてなかったしさ。ふと、フィル・リノット関連で、なんてちょこっと探してたらEric Bellのこのライブ盤が出てきて、クレジット見ればそりゃもう見事なまでにブルースアルバムで、最近の作品でもほとんどがブルース名曲群のカバーをやっているようで、なるほど、この人はブルースメンだったんだっけ、と。Thin Lizzyの頃はそういう感じしなかったけど、根本的にはあの時代の人だからブルースメンなんだわな。ボロボロのストラトで生々しい音でガシガシ弾いてくれています。別にどこか特徴的なプレイでもないし、流暢なもんでもないし危なっかしいくらいなんだけどさ、エリック・ベルか…ってなトコが感慨深い。
ブルースの名曲群から入ってくるけど、歌ももちろん歌っててそりゃまそれなりな歌だし、十分にパフォーマーの役割は果たしているし、フレーズだって好きなんだなぁってのが良く分かるくらいのモンでね、何となく心地良く聴いていたけどやはり焦点は「Whiskey in the Jar」や「The Rocker」になる。「Whiskey in the Jar」が流れてくると感極まるものがあるもんね。ヨレヨレプレイなんだけどロングバージョンになってて酒場のプレイみたいでなんか微笑ましい。これで食っていけたんだ、ってな曲だし哀愁漂ってる。そこで引っ込んでからアンコールでの「The Rocker」もボロボロってかヨレヨレってか…、あぁノスタルジック、みたいな感覚はある。なんだろう、別にどこがってんじゃないけど、響くものがある。仕事じゃないといったらおかしいけど、そこまで気を張って商売してるんじゃなくて、これしかないんだよな、って感じでライブやってるからかな。その疲れ具合が妙にハマってしまってね…、ブルースっていいな、と。
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