Renaissance - A Symphonic. Journey

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Renaissance - A Symphonic. Journey
A Symphonic.. -CD+DVD-

 レトロでノスタルジックなライブって…なんて言ってた矢先にアマゾン漁ってて見つけちゃったんで、やっぱりそれはそれで気になって聴いちゃうんだが(笑)、やっぱりそれでも新しい時代のものを見たり聴いたり出来るのはありがたいなぁ…と。幻滅しても新しいアイテムがあるということに満足するのだろうか、どうにもこの辺の心境というのは理詰めでは成り立たない所なのだ。他にも色々と出てるし、ホントにさ、このブログ設立する頃は過去作品全部書き切ってライブラリ出来たらいいな、ってくらいだったのにその間に新作とか発掘モノとか新たなる世界とかどんどん出てきちゃうんだから最初の思惑なんて何処へやら、現在進行系について行くので精一杯になっている現状、面白いよね、全く。

 Renaissanceの2017年のオーケストラを従えて行われたライブを丸ごと記録した一枚が「A Symphonic. Journey-」としてリリースされている。へぇ〜って思って曲目見ればそりゃ昔から知ってる曲ばかりなワケで、その中でもいくつかはあまり見ない曲…、「Island」ってジェーン時代の「Renaissance」に入ってる曲じゃないか?ってのもあって聴いてみちゃうんですな。冒頭の「プロローグ」からしてもうあのままだけど、機材が進歩してもっと迫力あって凄い音になってるかと思ったら案外そんなこともなく、割とライブそのままの音でちょいと軽い感じに仕上がっている、ってかミックスに手間かけてないんだろう。それでも楽曲の勝利だろうな、全部良く知ってるワケだからメロディにしてもバックにしても旋律が頭の中で鳴ってるから、そこをどうなぞってくれるかみたいな感じだしさ。その分劣化のイメージは避けられない…、そこまでアニー・ハスラムの歌声は劣化してないのが恐ろしいのだが、それでももちろん艶やパワーは無くなってるから、そのヘン補正して…、やっぱ凄い歌手だ。70歳過ぎてこの歌声と音程をキープしているのか。このヘンはもう人間国宝級だね。

 久しぶりにルネッサンスの楽曲聴いたんで、十分なライブアルバムとして自分的にはOKだったけど、やっぱり最後まで音の細さによる迫力の無さが気になったかな。歌声のパワーを考えるとそういう風に音を出すしかないのかもしれんなぁ。でも、まぁ、アニー・ハスラムの今の歌声と改めてルネッサンスの楽曲のセンスの良さを味わえたんだから良しとしよう。





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フレ
Posted byフレ

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