Evanescence - Synthesis Live
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Evanescence - Synthesis Live
![シンセシス・ライヴ [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51Gom0dev%2BL.jpg)
新しいバンドだな、って思っててもそれはもう90年代のバンドだから20年以上前だぞ、ってなくらいには年月の経つのが早いなと思うようになった。00年代なんてもう超最近の話だろ、ってさ。特に音楽、ロックの事になるとそう思ってしまう。でも、そりゃもう十年単位で時間が経過していたら色々と変わってるよな、と頭では理解しているんだが、まだまだその感覚は抜けない。多分オールドリスナーは皆そうなんだろうと思うが…。その昔ゴシック・メタルをメジャーにしたバンドの筆頭格にEvanescenceがあった。アルバム「FALLEN」での衝撃的な出会いはシーンそのものを変えたと言っても過言じゃない。それくらいにインパクトがある音楽性、アルバムだったが、あっという間にメインソングライターが離脱。どうにもバンドが前に進まなくなってしまって…、ってなトコて停滞した感があったけど、その後も何枚かアルバムをリリース。実はEvanescenceってバンドはエイミー・リーのプロジェクトバンドになっていました。
そのEvanescenceの2017年のライブツアーを映像化したものが「シンセシス・ライヴ」としてリリースされたが、オーケストラとの共演という事で実に気合が入っている。どころか冒頭からしてエイミー・リーがど真ん中でオーケストラを率いてピアノを弾いてて、それだけでも実にミュージシャンとしての一流さを感じられるんだけど、そこに歌が入った瞬間からもう圧倒的にエイミー・リーのEvanescenceの世界が創られていく。こんな凄い歌唱力だったんか?と疑うくらいの歌唱力の披露が彼女の最大の自信だし、Evanescenceってバンドの看板を引き受けるプライドだったのだろう。ホント、凄い歌。昔よりも太い歌声になり、声量が更に増しているんじゃないか、って思うくらいのもので、ゴシックバンドの云々がどうとかってのをすべて振り払って余りある説得力を持つ歌声。その意味ではまるでゴシック・メタルなんて無いし、そもそもメタル的な要素すらない、エイミー・リーのソロパフォーマンスだけ、ピアノとオーケストラと多少のリズムセクションだけで歌い上げられるライブ、バンド、とも言える作品。
小細工なしの歌唱方法はそのままストレートにリスナーに刺さってくるし、この歌声で圧倒されない人もいないだろう。曲を知ってる知らないという次元は既に通り抜け、この歌声で奏でられるハートをどうやって受け止めて良いのか、みたいなところに戸惑ってしまうくらい。ホントに本気で歌ってる真摯なエイミー・リーの姿が心に刻まれる、そんな素晴らしいライブ。今どきこんだけ歌だけで感動させられるライブなんて出来るヤツいるのか?アデルが出来るくらいかな。それでもこのパワフルさはないから、圧倒的な存在感。それでもマイナーな世界な人なんだろう、勿体無い。この作品で世間にもっともっと知られていくと良いな。昔の名前で、じゃなくて今の凄さを知らしめてほしい。そんな素晴らしい作品。
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新しいバンドだな、って思っててもそれはもう90年代のバンドだから20年以上前だぞ、ってなくらいには年月の経つのが早いなと思うようになった。00年代なんてもう超最近の話だろ、ってさ。特に音楽、ロックの事になるとそう思ってしまう。でも、そりゃもう十年単位で時間が経過していたら色々と変わってるよな、と頭では理解しているんだが、まだまだその感覚は抜けない。多分オールドリスナーは皆そうなんだろうと思うが…。その昔ゴシック・メタルをメジャーにしたバンドの筆頭格にEvanescenceがあった。アルバム「FALLEN」での衝撃的な出会いはシーンそのものを変えたと言っても過言じゃない。それくらいにインパクトがある音楽性、アルバムだったが、あっという間にメインソングライターが離脱。どうにもバンドが前に進まなくなってしまって…、ってなトコて停滞した感があったけど、その後も何枚かアルバムをリリース。実はEvanescenceってバンドはエイミー・リーのプロジェクトバンドになっていました。
そのEvanescenceの2017年のライブツアーを映像化したものが「シンセシス・ライヴ」としてリリースされたが、オーケストラとの共演という事で実に気合が入っている。どころか冒頭からしてエイミー・リーがど真ん中でオーケストラを率いてピアノを弾いてて、それだけでも実にミュージシャンとしての一流さを感じられるんだけど、そこに歌が入った瞬間からもう圧倒的にエイミー・リーのEvanescenceの世界が創られていく。こんな凄い歌唱力だったんか?と疑うくらいの歌唱力の披露が彼女の最大の自信だし、Evanescenceってバンドの看板を引き受けるプライドだったのだろう。ホント、凄い歌。昔よりも太い歌声になり、声量が更に増しているんじゃないか、って思うくらいのもので、ゴシックバンドの云々がどうとかってのをすべて振り払って余りある説得力を持つ歌声。その意味ではまるでゴシック・メタルなんて無いし、そもそもメタル的な要素すらない、エイミー・リーのソロパフォーマンスだけ、ピアノとオーケストラと多少のリズムセクションだけで歌い上げられるライブ、バンド、とも言える作品。
小細工なしの歌唱方法はそのままストレートにリスナーに刺さってくるし、この歌声で圧倒されない人もいないだろう。曲を知ってる知らないという次元は既に通り抜け、この歌声で奏でられるハートをどうやって受け止めて良いのか、みたいなところに戸惑ってしまうくらい。ホントに本気で歌ってる真摯なエイミー・リーの姿が心に刻まれる、そんな素晴らしいライブ。今どきこんだけ歌だけで感動させられるライブなんて出来るヤツいるのか?アデルが出来るくらいかな。それでもこのパワフルさはないから、圧倒的な存在感。それでもマイナーな世界な人なんだろう、勿体無い。この作品で世間にもっともっと知られていくと良いな。昔の名前で、じゃなくて今の凄さを知らしめてほしい。そんな素晴らしい作品。
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