Heavy Metal Kids - Kitsch

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Heavy Metal Kids - Kitsch (1977)
KITSCH: EXPANDED EDITION

 基本的にこのブログって何となく関連性のあるものが流れで出てくるという一大ファミリーツリー的なスタンスで書いてたんだけど、最近はあんまりそれも意識してなくって、ふと連鎖反応的に思いついたのを聴いては書いてる。それでももうかなりの数の記事が書かれているからそれ以外でってなってくるから新しいものへの比重がかかるにはかかる。それでも昔のアルバムとかまだ書き切れていないし、聞けてないものもあるからそのヘンのコレクションをきちんと聴いて埋めていかないと総まとめできないじゃないか、なんて思ったりもする。ただ、そうやっていくのも目的じゃないから基本的には楽しめるものをどんどん聴いていくだけなんだけどね。

 Heavy Metal Kidsの1977年三枚目のアルバム「Kitsch」。レーベルをアトランティックに移籍しての作品で、単純に快作。ゲイリー・ホルトンの歌声は結構好きなのでそもそもが楽しめるけど、このバンドの曲調ってのもグラマラスロック的、そしてR&Rとパンクの合いの子的、Silverhead的でもあってニッチな世界観だけど好きな世界。この辺はHanoi Rocksのマイケル・モンローが好きな世界ってのは知られた話か。グラム時代のボウイもこんな感じだったし、割と聴いたら好きな人も多いんじゃないだろうか。このアルバムでは鍵盤奏者が入れ替わってて、ジョン・シンクレアが参加、この後ユーライア・ヒープに行く事で割と知られるようになった人らしいけど、自分的にはヒープの鍵盤ってケン・ヘンズレーだからどうにもピンと来ない肩書。それはともかくとして、このアルバムリリースしてしばらくしたら解散しちゃったんだよね。そしたら「She's So Angel」が売れてしまったという皮肉。

 その「She's so Angel」は先のマイケル・モンローがカバーしてずっと歌っている曲で、自分もそこでその関連性を知ったんだけど、このアルバムに収録されているバージョンがこんなにキャッチーでポップで安っぽいシンセ中心のダサいアレンジとは知らなかった。時代だな。もっとR&R色強くしてパンクバンドと渡り合えるようなアルバムに仕上げたら良かったんだろうに、とも思うけど、このキャッチーさもなかなか見事。ちなみにHeavy Metal Kidsってのはどうもウィリアム・バロウズの「Nova Express」なる小説の主人公の名前から取られているそうな…、確かに英国ではバロウズ人気あったみたいだし、そういうもんかね、とも思うが…。





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フレ
Posted byフレ

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