Red Dragon Cartel - Patina

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Red Dragon Cartel - Patina (2018)
パティナ

 先日外付けのHDDに入ってるのを久々に聴こうとしたら全く認識してくれなかった。ランプも付いてるし中のHDDも回っているようなのに認識しないって事はそもそもの物理的欠陥?するとその中に入っているデータは無事なんだろうけど、このハコでは読み出せないという事か…、それも困ったなぁ、まだ思案中。思案してもしょうがないし、多分それなりに対処しないとデータは読めないままなのはわかっているんだけどさ、何かこう、こないだまで普通に繋がって聞けてたワケだから何とかなるんじゃないか、なんて甘い期待を抱いているんだよ。なんかのきっかけで繋がったらその間にバックアップ取っちゃえば良い、ってのあるし。しかしこのままだと困るなぁ…。

 Red Dragon Cartelの2枚目のアルバム「Patina」。二枚目がリリースされる事そのものが意外と言えば意外で、そこまでパーマネントなメンバーでやっているとは思ってなかったから。一発再起だぜ、ってくらいなモンで稼いでまたしばらく姿を消すのかも、なんて勝手に思ってたしね。それがこのアルバムリリースで、へぇ〜ってなくらいに本格的な音になってきてちょいと楽しめている。ご存知ジェイク・E・リー主導のバンドで往年のギターハードロックスタイルでのバンド、案外古臭さを持ち合わせた土着的なスタイルでのバンドなので、Badlandsとオジーの時の中間と云うような感じではある。ただ、相当洗練されているからバンドの年齢にも合わせて音と見合ったムードが出ているから地に足着いた感じか。派手派手なスタイルじゃないけど、要所要所で聴けるプレイは往年のスタイルから円熟した味のあるプレイで、さすがだなと唸らされる見事なギター。やっぱりセンスある人なんだなと。

 楽曲そのものの良さにはあまりこだわらなくても良いのかもね。スタイル的に十分に楽しめるバンドの音になっているし、キャッチーな事する必要もないし、バンドらしいバンドの音そのままだし、コレ、結構じっくりと向き合えるアルバムだろうと。フラッシーなプレイもリフとしてはいくつも入ってるし、キャリアと自信に裏付けられた本格的ロック作としての快作だと思う。所々のギターのエッジもジェイクらしいし、案外何度も聴いてしまいそうだ。





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フレ
Posted byフレ

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