Rock Workshop - Rock Workshop

The Very Last Time
 ジャズ系のサウンドをロックに持ち込むというのはいつ頃から誰が始めたものなのか…、改めて考えてみるとなかなか難しい。そもそも50年代のスキッフルだってジャズフェイヴァーがないとは云えないし、アメリカのブルースサウンドだってジャズだし…、う〜ん、英国のロック界での表面的なトコロで古そうなのはやっぱコラシアムになるのかな。印象的なのは「スーパーショウ」での演奏なんだけど。で、コラシアムは既に本ブログで二回ほど登場しているが、やはり英国B級ロック系の中にはジャズロックをモチーフにしたバンドも数多くあるのでちょこっとだけ取り上げておこう〜。定義的に難しいのはさ、ブラスが入ってるのがブラスロックなのかジャズロックなのかって話で、まだそんなカテゴリ分けがない頃だからジャズっぽいなぁ〜っていうくらいでの分け方になっちゃうんだよ。まぁ、あんんまりジャンルにこだわることないけどね。

 …ってなことで、いきなりB級臭たっぷり…と云うか名前知らない人の方が圧倒的に多いワケで、何それ?って状態だよね。Rock Workshopっつうバンドで、まぁ、知る人ぞ知る放浪ロック(ジャズ)ギタリストのレイ・ラッセルがアレックス・ハーヴェイをフロントに出して大所帯のセッションを形にしたバンド、つうかセッション集に近いと思ってるけど、そんなアルバム。基本的にジャズミュージシャンによるロックアルバム、みたいな位置付けだったらしいね。それでも確か二枚リリースされたと記憶してるけど…、ああ、そうだ、二枚目リリースして解散したらしい。自分が知ってるのは最初のアルバムで、何つうのかさ、ジャズロックっつうかブラスロックっつうか、ポップロックっつうか難しいんだよ、ホントにそういうたとえをするのが(笑)。アレックス・ハーヴェイが歌ってるってことで、当然歌声については満足できるパワフルな歌なワケなんだけどオススメはやっぱりレイ・ラッセルのジャジーなギター奏法。多分ロックスピリッツ旺盛なんだけど、フレーズがモード奏法的なものなのでどうしてもジャジーなギターになっちゃうって感じだね。2曲目の「Wade In the Water」っつう曲のソロとかクラクラするもんな…。これ、ちなみにトラッド曲だからあちこちで演奏されている割と有名な曲…かな。メジャー所ではグラハム・ボンドのアルバムに入ってたような記憶があるが。

 アルバムリリースは1970年、レーベルはCBSだからやっぱりメジャーな人だったハズなのだ。しかし音楽的に非常に例えにくい方向性があって、上手く行かなかったのかもしれん。散漫なブラスロックにテクニカルなギターとパワフルな歌が入っている、しかし曲はどうにも中途半端、そんなまとめ方になるんかな。でも面白いんだよ、当然。だって英国ロックがこうして出来上がってきたっていう典型的なアルバムだし、アレックス・ハーヴェイは後に思い切り成功したとは云わないけど、センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドでそれなりにシーンに残っていたワケだしね。

Comment

[2941]

♪ フレさん、こんにちは。
やっぱり、あまり知名度がないんですかねえ、Rock Workshop。
僕とかevergreenさん、papini(父)さんぐらいの年代じゃないと知らないかも。(笑)
2枚とも国内盤が発売されていたけれど、リアルタイムで聴いたのは2nd『最期の時』かな。
シングル曲が追加された形での発売で、後に英盤を入手して違和感を覚えましたね。
 Ray Russellっていうギタリストは、もちろん巧い人なんだろうけれど、一般的には知名度が低いのが残念です。
器用貧乏なC.Speddingと近いタイプでしょうか。
膨大な作品数があり、関連作を全部を集めるのは無理なのでRunning ManとMouse迄で諦めています。(撃沈)

[2946] >白熊店長さん

知名度、ないみたいですねぇ…。レイ・ラッセルは確かにクリス・スペディング的な印象の人です、はい。Running Manはまだ聴けてないのが残念っ!

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11月22日
 最近どういうワケだか時間がある時に見る映画はブラッド・ピットが出ているものばかりだ。もちろんイケメンっつうのもあって作品数が多いんだろうけど、見ていて凄いなぁと思うのはやはりその役者としての巧さ。役柄的には実に多彩な役を演じているので見る映画見る映画でキャラはかなり異なる。狂人からネクラ、爽やかな青年から知的な大人などなど様々。その変幻自在のキャラを巧く活用したファンタジー作「ジョー・ブラックをよろしく」なんてのもこないだ見てしまった。まぁ、あり得ないけどブラピならではの役柄だし、その後「オーシャンズ13」を見ててそのスマートな詐欺師的役割にも巧さを感じた。本来のキャラってどんなのか知らないけど、あそこまで表情とか目の色とか振る舞いなどを変えられる人ってなかなかいないんじゃないかな。だからこそ役者としてもてはやされるんだろうし、才能あるんだろう。なるほどねぇ…、なんだかんだとブラピの映画って結構見てるかも…。
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