Rage Against The Machine - Renegades

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Rage Against The Machine - Renegades (2000)
RENEGADES

 ホント、聴き続けてて面白いなぁと思うのが、昔聴かなかったアルバムやバンドでもこうしてアレコレやってると聴き直したり、また出てきたりして聴く事になるってのがあってさ、それがまた改めて異なる刺激を受けてカッコよく聴こえたりもするし、意外な発見があったりもして楽しめる。せっかく時間を割いて聴くんだから楽しめた方が得だし、得したいと思って聴くワケだし。それが自分にとって結構な刺激にもなってるし楽しみにもなってるし、ロックってやっぱかっこいいわ、聴いてて良かった♪って思えるもんね。

 Rage Against The Machineの2000年の最終作「Renegades」はカバーアルバムなんだよ、って話だけど、これ、カバーアルバムっても原曲なんて全く残ってないから(笑)。どっちかって言ったら、原曲なんかなくて自分たちの曲作ってやった方が簡単だったんじゃないか、とすら思うくらいにアレンジされまくりすぎてて、どっからアレンジしたんだ?ってくらいだ。頭の片隅に原曲流しながらこれ聴いててもどうしてこうなったのか分からなくなる。それくらい自分たち自身の音に沿ったアレンジでカバーしているからオリジナルアルバムとしたって良いくらい。だって、ここに入ってる楽曲の原曲を全部知ってる人ってあんまりいないだろうし、それくらい多岐に渡ったバンドの曲をカバーしてる。共通してるのは反逆者ばかりだってことくらいか。

 自分もやっぱり全然知らないのが並んでて、聴いててカバーなんて関係ないわな…ってくらいRageらしいアレンジが続いてて違和感なく聴いてたもん。ストーンズの「Street Fighting Man」ですら全然原曲なんて分からなかったしね。ディランの「Maggie's Farm」だってこんな風になるなんて思わないし、そりゃもう全然。だからオリジナルアレンジ作品って聴いてるとレイジってバンドの本質が分かる。ただ、こんだけエネルギッシュなバンドだったからこのカバーアルバムをリリースして解散しちゃってる。そりゃ続けられないわな…。



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フレ
Posted byフレ

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