Godzilla - Godzilla: The Album (Soundtrack)

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Godzilla - Godzilla: The Album (Soundtrack) (1998)
Godzilla: The Album (1998 Film)

 青春時代に聴いたであろうサントラってのはもうだいぶ前に色々と書いているみたいなので、そういうのはあまり無いなぁ…と思いつつサントラってやっぱり時代時代の産物だから何かと人生のBGM的になっているところはある。映画の印象もあるからかな。大人になってからはそういうのがあまり無くなってるからやっぱり青春時代の産物なのかもしれん。寂しいな…。そもそも映画館に映画を見に行くってこと自体がものすごく減ってる、どころか全く行ってない。多分10年に一回行ってるか行ってないか、レベルだと思う。それがサントラを語るってのは出来ないですわ。ただ、リリースされているアイテムもサントラとは名ばかり、みたいなのもあるんで…。

 そんな代表的なので思い出したのが「Godzilla: The Album (Soundtrack)」。1998年リリースらしいので、その頃なんだろうけど、当然映画なんぞは見たことない。こないだの「シン・ゴジラ」はそれこそ映画館まで見に行ったけど、他のゴジラは見ること無いし、ましてやアメリカ制作なんてもう全然解釈変わるでしょ。案の定映画の評判や無茶苦茶悪かったんだけど、最も重要だったのはパフ・ダディがツェッペリンの「Kashimir」をカバーしていて、そこにしかもジミー・ペイジまで参加しているってのが、ここにしか入っていないっていう代物だったってことで探した。確かその後MTVのアワードか何かで一緒にセッションやってるライブ映像もあるはず。それはともかくとして、そんなとこでそんな想像しない連中とセッションされると困るぜよ、って思いながらも探して聴いてたら結構カッコよくアレンジされてて、というかパフ・ダディって人のパワフルさと攻撃性が出ていてパンチのある曲に仕上がってたのに驚いた。カッコよく仕上げるんだな、しかもロックじゃないか、しっかり、と。やっぱりラップみたいなのとか好きじゃないし、どうやるんだろな、って思ったけど、楽曲の持つ壮大な雰囲気と世界観を背後に自身の持つ攻撃性を絡み合わせてチープな主張にしなかった、という感じか。ジミー・ペイジは多分、何でも良かったんだと思う、そのヘンは。ただ、リメイクされてしっかりしたサウンドだったから乗っかったというところじゃないかな。良い人だし。

 その他がさ、何せ冒頭から「Heroes」だからね、そう、ボウイのだよ。んで、この頃それなりに人気だったバンドがたくさん入ってる。だから何となくそういう雰囲気のバンド郡なんだな、という風には聴いてたけど、つまらなかったからほぼ無視(笑)。30年経過して今改めて聴いてみると革新的な音もたくさん詰め込まれてたんだなぁと思う。自分のアンテナとは違うのは今も変わらないけど、しっかりと名を残しているバンドも半分くらいあるワケだし、大したサントラ名義のアルバムだったなと。映画に使われたのかどうかは知らないけど、多分多少は関係あったんだろう、それだけでこんだけのオムニバスできちゃうんだからさ、美味しいよね。ここでしか聞けない、ってのが一番の売りだよ。



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フレ
Posted byフレ

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666  

ハリウッドゴジラ…韓国産ツナ缶でゴジラ誘き寄せたりメチャクチャな映画でした(笑
この手のコンピ系サントラって知らないバンド聴けたり、レア曲、カヴァー曲が聴けたりと結構楽しいですよね。
このサントラは未聴ですが、シュワちゃんのラストアクションヒーローのサントラは良く聴きました。

2018/10/28 (Sun) 23:55 | EDIT | REPLY |   
フレ
フレ  
>666さん

>ラストアクションヒーローのサントラ
錚々たるメンツのサントラでしたね、これ。

2018/11/04 (Sun) 21:41 | EDIT | REPLY |   

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