Nosound - Allow Yourself
3 Comments
Nosound - Allow Yourself (2018)

今でもロックの世界に於いて新しい試み、新しいサウンドの算出ってのは普通に行われている。誰がどんな形でかは分からないけど、人間の本能として新しい形を生み出すという行為が行われているのだろう。そりゃ常に同じようなものばかり出てきたら面白くない。よくリスナーは好みの傾向のバンドをいくつか探し出しては聴いて、音楽性が変わるとああだこうだと言う話があるのだが、好みとしてのその意見は当然だろうし、そういうモンだ。ただ、だからと言ってミュージシャンが新しい試みを捨てたら単なる商売人の一人ってことになる。全てそうでもないんだろうけど、ミュージシャンだしさ、芸術家なんだからチャレンジあるのみ、でいてほしいものだ。実際はいろいろあるのだろうけど。
イタリアのシュールなバンド、Nosoundの2018年作品「Allow Yourself」はその新しさ斬新さ、チャレンジ精神ってなモノが詰め込まれているっても過言じゃない。元々がプログレッシブなバンドだからそりゃそうだけど、それだけでもなくって周囲のあらゆる音楽の影響を受けて自分の作品に取り込み、さらにそこで幅を広げている。その吸収の仕方も見事なんだろうなぁってくらいに上手く取り込んでいるから、これまでのNosoundのスタイルからの進化として受け入れてしまうサウンドに仕上げているのだな。エレクトリックやポスト的なものを取り込むことで機械的でもありつつ、それでもプログレッシブな繊細さを打ち出した不思議なサウンド。イタリアだから仰々しいアレンジや叙情性なんてのは普通にあるんだからそういうサウンドとの融合すらが難しいと思われたものを見事に重ね合わせている。
これまでの作品も好きだったけどね、ホント、暗くて重い…、重さはそこまではないけどじっくりと向き合わないと分からない音だし、聞けば聴くほどに深さが見えてくるアルバム。センス良いんだよねぇ、このバンドは。ジャケットもこれまで外すこと無いし、アルバムも常に進化していながらも自分たちらしさは常に残っているし、音の美しさはどれも共通で、綺麗なんだよね。だから芸術的な作風になる。ロックだぜ、ってんじゃないけどセンスの良さに惚れるバンド。

今でもロックの世界に於いて新しい試み、新しいサウンドの算出ってのは普通に行われている。誰がどんな形でかは分からないけど、人間の本能として新しい形を生み出すという行為が行われているのだろう。そりゃ常に同じようなものばかり出てきたら面白くない。よくリスナーは好みの傾向のバンドをいくつか探し出しては聴いて、音楽性が変わるとああだこうだと言う話があるのだが、好みとしてのその意見は当然だろうし、そういうモンだ。ただ、だからと言ってミュージシャンが新しい試みを捨てたら単なる商売人の一人ってことになる。全てそうでもないんだろうけど、ミュージシャンだしさ、芸術家なんだからチャレンジあるのみ、でいてほしいものだ。実際はいろいろあるのだろうけど。
イタリアのシュールなバンド、Nosoundの2018年作品「Allow Yourself」はその新しさ斬新さ、チャレンジ精神ってなモノが詰め込まれているっても過言じゃない。元々がプログレッシブなバンドだからそりゃそうだけど、それだけでもなくって周囲のあらゆる音楽の影響を受けて自分の作品に取り込み、さらにそこで幅を広げている。その吸収の仕方も見事なんだろうなぁってくらいに上手く取り込んでいるから、これまでのNosoundのスタイルからの進化として受け入れてしまうサウンドに仕上げているのだな。エレクトリックやポスト的なものを取り込むことで機械的でもありつつ、それでもプログレッシブな繊細さを打ち出した不思議なサウンド。イタリアだから仰々しいアレンジや叙情性なんてのは普通にあるんだからそういうサウンドとの融合すらが難しいと思われたものを見事に重ね合わせている。
これまでの作品も好きだったけどね、ホント、暗くて重い…、重さはそこまではないけどじっくりと向き合わないと分からない音だし、聞けば聴くほどに深さが見えてくるアルバム。センス良いんだよねぇ、このバンドは。ジャケットもこれまで外すこと無いし、アルバムも常に進化していながらも自分たちらしさは常に残っているし、音の美しさはどれも共通で、綺麗なんだよね。だから芸術的な作風になる。ロックだぜ、ってんじゃないけどセンスの良さに惚れるバンド。
- 関連記事
-
- Nosound - Allow Yourself
- Wicked Minds - Visioni Deliri E Illusioni
- Ubi Maior - Incanti Bio Meccanici