Lucifer - Lucifer II
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Lucifer - Lucifer II (2018)

様々なカテゴリが出ては消え、また淘汰されて後にひとつのカテゴリになったりもするが、その中で代表的とされるバンドというのはそうそう多くはない。ニッチに分類されればされるほど、ほとんどがそのひとつのバンドがジャンルになっていたりする。近年ではストーナー系というのも実に多種多様のバンドがあるけど、多分色々な形容詞が付けられてサブジャンル化していくだろうし、それはおそらく一つずつのバンドを指す事になるのだろう。それでもそのストーナー系という枠組みの中で今の所最も評価も人気も実力も知名度も高そうなのがこのLuciferになるのじゃないだろうか。知名度はさておき、容姿でも妖艶な如何にもサイケデリックorオカルトな雰囲気がバンドの人気にも拍車を掛けているように思うがそれもそのはず、見事な妖艶さ、人気あるのも分かる。
Luciferの2018年セカンドフルアルバム「Lucifer II」。色々とメンバーチェンジもあって結局3人しかジャケットには写っていないし、それも永久にこのままのバンド編成だろうとは到底思えないが、それはどうでも良くて、多分妖艶ボーカリストのヨハナ・サドニスのソロプロジェクト化していくんだろうという感じ。だから音楽性にはある程度の一貫性は保たれているし、今後も含めてパートナーになる人物によってはどんどんと変貌していくのだろう。今の所旬な時期なのでヨハナ・サドニスの怪しい歌声が見事に生かされたカルト風味な雰囲気とレトロチックなスタイルのサウンド、ややコケティッシュなPVのイメージと共に実にヨーロッパ的なスタンスでの楽曲が多数収録されていて、この手のバンドにありがちな飽きが来ない秀逸な作品に仕上がっている。この辺は見事だと思う。それだけ楽曲レベルが高いと言うかバリエーションに富んでいると言うのか、ヨハナ嬢の歌声だけだと当然一本調子になってしまうところが楽曲とバック陣営でそうはさせない味わいを出しているようだ。よく練られている。
PVのYouTubeのトップ画像が見事に白馬に乗る王子様ならぬヨハナ嬢、という事で先日のWytch Hazelのアルバムジャケットと被るのも面白いな、って事でここで登場。これまでも割とチェックしてたので7月のアルバムリリース時から聴いてた自分的にはやっぱり推しバンドのひとつ。レトロチックなだけじゃなく、オリジナルなメロディラインとややキャッチーなスタンスもあったりして面白いんだよ。見ていて飽きない美貌が売りなのはもちろん良いし、世の中ナメてる感も好きだね。それでいてこのグルーブ感、やはり良く出来てる。

様々なカテゴリが出ては消え、また淘汰されて後にひとつのカテゴリになったりもするが、その中で代表的とされるバンドというのはそうそう多くはない。ニッチに分類されればされるほど、ほとんどがそのひとつのバンドがジャンルになっていたりする。近年ではストーナー系というのも実に多種多様のバンドがあるけど、多分色々な形容詞が付けられてサブジャンル化していくだろうし、それはおそらく一つずつのバンドを指す事になるのだろう。それでもそのストーナー系という枠組みの中で今の所最も評価も人気も実力も知名度も高そうなのがこのLuciferになるのじゃないだろうか。知名度はさておき、容姿でも妖艶な如何にもサイケデリックorオカルトな雰囲気がバンドの人気にも拍車を掛けているように思うがそれもそのはず、見事な妖艶さ、人気あるのも分かる。
Luciferの2018年セカンドフルアルバム「Lucifer II」。色々とメンバーチェンジもあって結局3人しかジャケットには写っていないし、それも永久にこのままのバンド編成だろうとは到底思えないが、それはどうでも良くて、多分妖艶ボーカリストのヨハナ・サドニスのソロプロジェクト化していくんだろうという感じ。だから音楽性にはある程度の一貫性は保たれているし、今後も含めてパートナーになる人物によってはどんどんと変貌していくのだろう。今の所旬な時期なのでヨハナ・サドニスの怪しい歌声が見事に生かされたカルト風味な雰囲気とレトロチックなスタイルのサウンド、ややコケティッシュなPVのイメージと共に実にヨーロッパ的なスタンスでの楽曲が多数収録されていて、この手のバンドにありがちな飽きが来ない秀逸な作品に仕上がっている。この辺は見事だと思う。それだけ楽曲レベルが高いと言うかバリエーションに富んでいると言うのか、ヨハナ嬢の歌声だけだと当然一本調子になってしまうところが楽曲とバック陣営でそうはさせない味わいを出しているようだ。よく練られている。
PVのYouTubeのトップ画像が見事に白馬に乗る王子様ならぬヨハナ嬢、という事で先日のWytch Hazelのアルバムジャケットと被るのも面白いな、って事でここで登場。これまでも割とチェックしてたので7月のアルバムリリース時から聴いてた自分的にはやっぱり推しバンドのひとつ。レトロチックなだけじゃなく、オリジナルなメロディラインとややキャッチーなスタンスもあったりして面白いんだよ。見ていて飽きない美貌が売りなのはもちろん良いし、世の中ナメてる感も好きだね。それでいてこのグルーブ感、やはり良く出来てる。
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