Lewis and the Strange Magics - Velvet Skin

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Lewis and the Strange Magics - Velvet Skin (2015)
Velvet Skin

 R&Rそのものはもう進化しないんだろうか、新しいバンドでR&R色強い、もしくは新しいスタイルのR&R的バンドってのはほとんど聞くことがない。だからと言ってR&Rが終わったとは思いたくはないけど、多分終わってる。だからレトロなバンドなんかでもウケるんだろうし、ともすればトリビュートバンドだって今は結構な人気を博しているし、人々はR&Rを求めているのに新しいR&Rが出てこないのはちょいと寂しい限りか。

 Lewis and the Strange Magicsというスペインはバルセロナのバンドの2015年リリースの「Velvet Skin」。見事なまでにLate 60'sのサウンドを再現したスタイルのアルバムで、だからと言って何かのバンドみたい、と言い切れるほどのコピー感は無くって、割とオリジナルではある。でも雰囲気やアプローチや音色、使ってる楽器やコード展開なんかはもうLate60'sそのままという不思議。オルガンやエコーやレスリーなんかがそう感じさせるのだろうが、それでも不思議。曲によってはストーンズだけど、ちょっとサイケだし、何か違うかなぁ…みたいな面白さがある。なかなかこういうのを作ろうと思っても作れないから見事な才能だよね。

 この時代を知らないリスナーばかりの時代だから新しさはあるだろうし、60年代の焼き直しだよと言われても適度なオリジナル加減はきちんと入っているからその意味では新しいワケで、きちんとファンが付いて来ると良いんだけどな。ちょいと前に二枚目のアルバムもリリースしているからそれなりに活動できているのだろう、自分的にずっと聞くというのはないだろうけど応援していきたいバンドではある。








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フレ
Posted byフレ

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