Autumn Chorus - Village to the Vale
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Autumn Chorus - Village to the Vale (2012)

こんなブログでもやってなきゃバンド名にAutumnが入ってるのを立て続けに聴いてみようとか探してみよう、なんて思わなかっただろうし、そこまでして聴く必要も無かっただろう。ところがそんなくだらない着想から聴いているバンドも面白い世界だなぁとか、案外好みじゃないかなどの発見や出会いってのもあるもんなのだ。それは色々な取り組みで思うけど、もう音楽的な情報があまり入ってこないからネット時代になると自分で探しに行くという方が強くなるんだよ。その手法のひとつがこんなやり方だし、他にもあるならそれで良い。残る音楽や刺激的なサウンド、ガツンとくるものなんかを発掘できれば楽しめるし、妙なセレクトだと思われるんだろうけど、それもまた面白い試み。
ってなことでAutumn続きで、これはもしかして、って思って聴いてみたのがAutumn Chorusという英国のバンドの2012年作「Village to the Vale」。ジャケットからして田園風景的な印象もあって、そういう音楽なんだろうか…って思いながら聴いてみたら何とも驚くことに随分とファンタジックでメロウなネオプログレ色強いアルバムだった。ちょこっとネットで探してみるとやっぱりその手の期待のホープとして祭り上げられていて、なるほど、それはそれは良いものに出会えたと楽しみながら聴いている。凄いんだよ、叙情的でメルヘンチックで破壊的な要素もありつつ、バイオリンやフルート、オルガンやピアノと多彩な楽器がどんどんと登場して、当然ながら優雅な品格を保ちながらのスタイルで、相当の音楽的才能の持ち主であろうロビー・ウィルソン氏による多分唯我独尊のバンド。素晴らしき叙情性。
ジャケットの要素からは70年代の伝説のバンド、Fantasyを思い起こし、ところどころの破壊的な要素ではクリムゾンを彷彿とさせ、優美な感性は近年のネオプログレ勢のムードを醸し出し、ささやき声に近い切なさたっぷりのボーカルスタイルが抒情を誘い、バンド名の通りに哀愁を帯びたコーラスワークがそこに輪を掛けて壮大な音世界を広げてくれる。こんな形で発掘したにしては相当の名盤であることは間違いなく、相当のハイクォリティなのでその手に興味ある方は騙されてみてください。

こんなブログでもやってなきゃバンド名にAutumnが入ってるのを立て続けに聴いてみようとか探してみよう、なんて思わなかっただろうし、そこまでして聴く必要も無かっただろう。ところがそんなくだらない着想から聴いているバンドも面白い世界だなぁとか、案外好みじゃないかなどの発見や出会いってのもあるもんなのだ。それは色々な取り組みで思うけど、もう音楽的な情報があまり入ってこないからネット時代になると自分で探しに行くという方が強くなるんだよ。その手法のひとつがこんなやり方だし、他にもあるならそれで良い。残る音楽や刺激的なサウンド、ガツンとくるものなんかを発掘できれば楽しめるし、妙なセレクトだと思われるんだろうけど、それもまた面白い試み。
ってなことでAutumn続きで、これはもしかして、って思って聴いてみたのがAutumn Chorusという英国のバンドの2012年作「Village to the Vale」。ジャケットからして田園風景的な印象もあって、そういう音楽なんだろうか…って思いながら聴いてみたら何とも驚くことに随分とファンタジックでメロウなネオプログレ色強いアルバムだった。ちょこっとネットで探してみるとやっぱりその手の期待のホープとして祭り上げられていて、なるほど、それはそれは良いものに出会えたと楽しみながら聴いている。凄いんだよ、叙情的でメルヘンチックで破壊的な要素もありつつ、バイオリンやフルート、オルガンやピアノと多彩な楽器がどんどんと登場して、当然ながら優雅な品格を保ちながらのスタイルで、相当の音楽的才能の持ち主であろうロビー・ウィルソン氏による多分唯我独尊のバンド。素晴らしき叙情性。
ジャケットの要素からは70年代の伝説のバンド、Fantasyを思い起こし、ところどころの破壊的な要素ではクリムゾンを彷彿とさせ、優美な感性は近年のネオプログレ勢のムードを醸し出し、ささやき声に近い切なさたっぷりのボーカルスタイルが抒情を誘い、バンド名の通りに哀愁を帯びたコーラスワークがそこに輪を掛けて壮大な音世界を広げてくれる。こんな形で発掘したにしては相当の名盤であることは間違いなく、相当のハイクォリティなのでその手に興味ある方は騙されてみてください。
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