Billy Cox Nitro Function - Billy Cox Nitro Function

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Billy Cox Nitro Function - Billy Cox Nitro Function (1970)
BILLY COX'S NITRO FUNCTION POST HENDRIX REMASTERS

 iPhoneがシーンに登場した時のインパクトとイノベーション、そう昔の話じゃないけど楽しい時期だった。iPodから息を吹き返してiPhoneで世界の頂点に君臨したという感じがね、どこか近未来を見せてくれているというのも魅力的だし。さすがに10年も経過するとiPhoneやスマホみたいなのが当たり前になって社会への害悪みたいなのが目立ってきたりもして新製品リリースってもさほど変化も伴わないから以前ほどの熱気は見られない。何でもそうなんだけど成熟しつつあるとそこからどうするか、だよね。Appleが強いのはデザインという高級感があるから消費合戦にならなくても良いのだろうけど、それでもその分機能面や驚きが期待されるからそれはそれで大変だろうし。これからもこのスマホ的なものが固定的になっていくだけだろうか、もっと発展してどうにかなるのだろうか?ちょっとイメージ沸かないから期待はしているんだけどね。

 ジミヘンのBand of Gypsys時代のベーシスト、Billy Coxがジミヘン亡き後に組んだバンドのひとつにNitoro Functionってのがあってですね、同年に「Billy Cox Nitro Function」ってアルバムを一枚リリースしています。見た目がロジャー・ディーンだから結構目を引くアルバムなんだけど、これまで聞く機会は無かったんだよなぁ。何でだろ?ジミヘンから入っても、英国B級好きからしてもジャケットアートからしても入る間口はあったと思うのだが巡り合わなかった。ようやくにしてこういう時代で出会ったのはありがたい事で、またこの辺のごった煮英国ロックの世界に突っ込んでしまったが、まだまだあるんだよねぇ、こういうのは。だから面白い。うん、しかもメジャーに名前が通ったビリー・コックスがコレですよ。聴いてみるとそのネームバリューとのギャップに驚くんじゃないだろうか。ある種ジンジャー・ベイカーなんかもそうだけど、そんなんと組んでこんな音やるの?みたいなのあるじゃない。ビリー・コックスのこれも同じような印象を持つ。

 ギターとボーカルにChar Vinnedgeっていう女性を仕立てているんで、ジミヘンの替わりですね。ドラムと3ピースでのバンドだからモロにそのヘン真似です。んでドラムが大人しいからビリー・コックスのベースラインがかっちりとグルーブしているのが良く分かる。しかしバックとも全然合ってないし、バンドの音になっていないってトコですが。ところがこのB級性をきちんと保っているのがCharという女性の歌とサイケデリックなギタースタイル。この時代でこんだけサイケな女性ギタリストってのも珍しいし、しっかりと一聴に値するギターを弾いてくれているんで気になる。所々でジミヘンのフレーズ使ったりストーンズもあったりするし、そもそも「You Really Got Me」やってるし…、これがまたカッコよいんだが、とにかく70年にしてはサイケすぎる嫌いのあるスタイルでビリー・コックスも色々大変なんだなぁなんて思ってしまうが、バンドの方向性としては面白いバンド。もうちょっとリハしてからにしてくれ、ってのが一番か。

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フレ
Posted byフレ

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