Christone "Kingfish" Ingram
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Christone "Kingfish" Ingram
稀代の天才を聴ける、リアルタイムでそういった天才に出会えるってのはそうそう多くはないだろう。ミュージシャンを色々と聴いたりしていると、そりゃスゲェとか天才だ!なんて思う瞬間はたくさんあって、それが楽しいし刺激的だからこの趣味やってるんだけど、才能のあるミュージシャンと天才とでは明らかに違いが歴然としていて、こりゃ天才だわ…ってなるのはそんなに多くない。知れば知るほど天才だよなぁってのもあれば最初っから天才だろこれ、って思っててやっぱりその天才ぶりに感銘しているままってのもある。今の時代はそういう天才ってのは早くから出てきちゃうモンで、それはもうネットの世代だからね、そういう天才には周囲の敏感な人がどんどんと反応しちゃうから発見されるのが早い。良い事、なのかな。
本日のお題となるChristone "Kingfish" Ingramって若者はまだ10代でまさにジミヘンと並ぶ天才とも言われている。まだ学生だからアルバム制作していなくて専らライブ活動だけっていうアマチュアギタリストの領域のハズなのに、既に14歳くらいからその天才ぶりが発見されててプロのブルースメン達とステージでセッションしてたりするんだから末恐ろしい。そのヘンはプロのミュージシャン達も感度高いからさっさと試したくなるんだろうな。同じく子供の頃から天才としてシーンに出てきていた連中からしてもやっぱり可愛がりたい存在にもなっててエリック・ゲイルズなんて人は自分のアルバムに一曲ゲストで参加させて弾かせてたりもするし、サマンサ・フィッシュともやってるようだ。後は高齢のバディ・ガイ、そして最近はデレクとテデスキ・トラックス・バンドでのゲスト参加など引く手あまたのギタリスト。
はて、どんなプレイか、そして何が天才なのか、ってのは見れば分かるんだろうけど、ブルースとソウルとロックの融合を見事に果たして、そのギタープレイがもうね、練習してたら出来ました的なのじゃないワケ。心のままにフレーズが出てきてそのまま音になってるというか、ジミヘンもそうだったけど、ギター弾いてるってよりは魂そのままを放出しているというプレイなんだよ。冷静に見てると基本ブルースでクリーントーン中心なオーソドックスなブルーススタイル、でもギターソロになるとブルース・ロックの歪んだ音で気持ち良く弾きまくるというスタイル。なるほどこのスタイルはなかなかありそうで無かったパターン。まだまだ荒削りだけど基本はそんなスタイルでのプレイでアメリカのアチコチのフェスにも引っ張りだこどころかトリまで飾っている始末…まだアルバム一枚出してないのに、だよ。
ホワイトハウスでのイベントにも出演しててオバマ夫人から絶賛されてたってのもユニークな話だけどそんな評判なくてもこのプレイ見たらその天才ぶり、分かるんじゃないかな。あのガタイのカッコ悪さも天才には関係なかったってのもこれまたギャップがあって面白いでしょ。これからが無茶苦茶楽しみな若者ブルースメン。
稀代の天才を聴ける、リアルタイムでそういった天才に出会えるってのはそうそう多くはないだろう。ミュージシャンを色々と聴いたりしていると、そりゃスゲェとか天才だ!なんて思う瞬間はたくさんあって、それが楽しいし刺激的だからこの趣味やってるんだけど、才能のあるミュージシャンと天才とでは明らかに違いが歴然としていて、こりゃ天才だわ…ってなるのはそんなに多くない。知れば知るほど天才だよなぁってのもあれば最初っから天才だろこれ、って思っててやっぱりその天才ぶりに感銘しているままってのもある。今の時代はそういう天才ってのは早くから出てきちゃうモンで、それはもうネットの世代だからね、そういう天才には周囲の敏感な人がどんどんと反応しちゃうから発見されるのが早い。良い事、なのかな。
本日のお題となるChristone "Kingfish" Ingramって若者はまだ10代でまさにジミヘンと並ぶ天才とも言われている。まだ学生だからアルバム制作していなくて専らライブ活動だけっていうアマチュアギタリストの領域のハズなのに、既に14歳くらいからその天才ぶりが発見されててプロのブルースメン達とステージでセッションしてたりするんだから末恐ろしい。そのヘンはプロのミュージシャン達も感度高いからさっさと試したくなるんだろうな。同じく子供の頃から天才としてシーンに出てきていた連中からしてもやっぱり可愛がりたい存在にもなっててエリック・ゲイルズなんて人は自分のアルバムに一曲ゲストで参加させて弾かせてたりもするし、サマンサ・フィッシュともやってるようだ。後は高齢のバディ・ガイ、そして最近はデレクとテデスキ・トラックス・バンドでのゲスト参加など引く手あまたのギタリスト。
はて、どんなプレイか、そして何が天才なのか、ってのは見れば分かるんだろうけど、ブルースとソウルとロックの融合を見事に果たして、そのギタープレイがもうね、練習してたら出来ました的なのじゃないワケ。心のままにフレーズが出てきてそのまま音になってるというか、ジミヘンもそうだったけど、ギター弾いてるってよりは魂そのままを放出しているというプレイなんだよ。冷静に見てると基本ブルースでクリーントーン中心なオーソドックスなブルーススタイル、でもギターソロになるとブルース・ロックの歪んだ音で気持ち良く弾きまくるというスタイル。なるほどこのスタイルはなかなかありそうで無かったパターン。まだまだ荒削りだけど基本はそんなスタイルでのプレイでアメリカのアチコチのフェスにも引っ張りだこどころかトリまで飾っている始末…まだアルバム一枚出してないのに、だよ。
ホワイトハウスでのイベントにも出演しててオバマ夫人から絶賛されてたってのもユニークな話だけどそんな評判なくてもこのプレイ見たらその天才ぶり、分かるんじゃないかな。あのガタイのカッコ悪さも天才には関係なかったってのもこれまたギャップがあって面白いでしょ。これからが無茶苦茶楽しみな若者ブルースメン。
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