Albert Collins - Love Can Be Found Anywhere

Albert Collins - Love Can Be Found Anywhere (1968)
LOVE CAN BE FOUND ANYWHERE, EVEN IN A GUITAR / TRASH TALKIN'

 ブルースメンを聴いていてファンキーだな、これ、なんて思うことはそうそう無かったし、そういう融合が既に起きていたなんて事自体を意識することもなかったなぁ…。ところが数々のブルースメンは当然ながら周囲の黒人仲間達が演っている音楽や演奏ってのをやっぱり意識していた部分はあったみたいで、もちろん白人の小僧達がどうのってなる前の話が多いんだけど、それもうまく吸収して自分たちのポジション上げてったり活用していったりするんだから案外ブルースメン達の世界ってのは刺激を欲していて頑ななスタイルに拘るなんて意識も薄かったのかもしれない、なんて解釈をしている最近。

 Albert CollinsがImperialレーベルに残した2枚のオリジナルアルバムのウチの最初のヤツが1968年にリリースされた「Love Can Be Found Anywhere」だが、レーベルを変わってからの意識なのかレーベルの意向なのか、新たな音楽を取り入れてのスタイルの模索だったのかよくわからんが、要するにアルバート・コリンズってファンキーなブルース野郎だぜ、って言われ方をするようになったきっかけの作品です。自分的にも世間の人気的にもアリゲーター移籍してからのカッチョ良いテレキャス弾きまくりのテキサスブルース野郎なイメージの方が印象深いんだが、そこでもサックス奏者は大抵一緒にいたりしたのはこのヘンからの流れだろう。どういうスタイルだったかってぇと見事なまでにJames Brownの影響下にあるかのようなファンクスタイルを持ち込んでいる。冒頭の曲なんて一体何だこれ?ってくらいにファンク。掛け声からホーンまで全部そんな感じ。

 ただしどの曲もそういう要素が大きい中で、アルバート・コリンズ自身のギタースタイルは圧倒的存在感を放っているからJBの楽曲の中で超ブルースギターが炸裂しているかのような曲まである。これはこれで世界初の試みでもあるアルバムだったんだよなぁと感心する。当時誰も相手にしなかったのでそういう言われ方したことないだろうけど、ある種黒人音楽の融合体を作り上げていった革命者の一人でもあったんだよ。オルガンが入ったりもしてるしさ、むちゃくちゃプログレッシブな作品で、もっともっと評価されて然るべき作品だろう。ただ、ブルースギターの強烈さがそれを全て打ち消してしまっているってのはあるけどね。








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Comment

[11130]

ルー・ドナルドソンやブーガルー・ジョー・ジョーンズなども、
同時期に同じ様なことしていて面白いですね。

[11132] >おっさん

その辺りも知らなかったんで今度また試してみますね。

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