Albert King - Truckload of Lovin'
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Albert King - Truckload of Lovin' (1976)
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もしかして…ってちょこっとブルース系統とフュージョンとの融合なんてのを探してみたんだが、やっぱりB.B.Kingだけじゃなくってそういう事をやってみようって思うミュージシャンってのはいるもんなんだな。本人がそう思ったのか売る側がそう焚き付けていったのかはよく分からないけど、そういう作品が残されているってのはやっぱり貴重なソースでもあり資料でもある。時代の波に迎合してうまく世の中を渡っていくのも仕事だぞ、ってな感じが大きくするんで、安直に喜ばしい作品というワケでもなさそうだけど…。
我らがAlbert Kingが1976年にリリースした「Truckload of Lovin'」だ。ただ、このリリースの背景ってなると、実はアルバート・キングも所属していたStaxレーベルがその前年くらいに倒産してしまったんだな。まぁ、一時代を築き上げたスタックス時代の終焉というのも大きな歴史の流れではあるのだが、それが故、アルバート・キングも仕事にあぶれ始めたのかどうかは知らない。ただ、そこでユートピアっていうマイナーなレーベルへと移籍した時の第一作目のアルバムがこの「Truckload of Lovin'」なのだな。んで、この頃持て囃されていたのがフュージョンの面々で、じゃ、一緒にやっちゃえよ、ってな事なのか、このアルバムでもクルセイダーズの面々を始めとしたその手のメンツがアレコレと参加してのアルバム。しかもB.B.kingのよりも早くに着手しているから、まだそこまでの融合感はなくって、アルバート・キングの作品に参加している、という次元ではあるか。それが救いでもあって、聴いている側としてはどうなるのか気が気でならない状態だったんだが…。まぁ、何曲かそりゃ無いだろってアレンジもあるんで、よくそんなんで弾いてるな、って考えちゃうけどさ(笑)。
そんな融合もありつつも、やっぱりここでもアルバート・キングの個性が引き立ちまくってて、バックがどんな状況であろうともあの独特のギタープレイは思い切り前に出てくる。ブルースは強い。そりゃもうね、こういうのと一緒にやってても全然ビクともしないでバンドを単なるバックの音としちゃうくらいのインパクトを持ってるんだよ。やっぱりスゲェよなぁ…とつくづく思う。そんな時代の作品だからか、未だまともにCD化されてないしSpotifyにも出てこない。そういうのもあるんだよね。だからこそコレクターってのは面白かったんだが…。これがまた聴き応えのあるアルバムとギターってのが最高。アルバート・キングもこういうのと組ませられた以上は圧倒的に勝ってやるぜ、って意気込みがあったのか、かなり気合の入ったプレイを聞かせてくれる裏名盤かもしれない。
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もしかして…ってちょこっとブルース系統とフュージョンとの融合なんてのを探してみたんだが、やっぱりB.B.Kingだけじゃなくってそういう事をやってみようって思うミュージシャンってのはいるもんなんだな。本人がそう思ったのか売る側がそう焚き付けていったのかはよく分からないけど、そういう作品が残されているってのはやっぱり貴重なソースでもあり資料でもある。時代の波に迎合してうまく世の中を渡っていくのも仕事だぞ、ってな感じが大きくするんで、安直に喜ばしい作品というワケでもなさそうだけど…。
我らがAlbert Kingが1976年にリリースした「Truckload of Lovin'」だ。ただ、このリリースの背景ってなると、実はアルバート・キングも所属していたStaxレーベルがその前年くらいに倒産してしまったんだな。まぁ、一時代を築き上げたスタックス時代の終焉というのも大きな歴史の流れではあるのだが、それが故、アルバート・キングも仕事にあぶれ始めたのかどうかは知らない。ただ、そこでユートピアっていうマイナーなレーベルへと移籍した時の第一作目のアルバムがこの「Truckload of Lovin'」なのだな。んで、この頃持て囃されていたのがフュージョンの面々で、じゃ、一緒にやっちゃえよ、ってな事なのか、このアルバムでもクルセイダーズの面々を始めとしたその手のメンツがアレコレと参加してのアルバム。しかもB.B.kingのよりも早くに着手しているから、まだそこまでの融合感はなくって、アルバート・キングの作品に参加している、という次元ではあるか。それが救いでもあって、聴いている側としてはどうなるのか気が気でならない状態だったんだが…。まぁ、何曲かそりゃ無いだろってアレンジもあるんで、よくそんなんで弾いてるな、って考えちゃうけどさ(笑)。
そんな融合もありつつも、やっぱりここでもアルバート・キングの個性が引き立ちまくってて、バックがどんな状況であろうともあの独特のギタープレイは思い切り前に出てくる。ブルースは強い。そりゃもうね、こういうのと一緒にやってても全然ビクともしないでバンドを単なるバックの音としちゃうくらいのインパクトを持ってるんだよ。やっぱりスゲェよなぁ…とつくづく思う。そんな時代の作品だからか、未だまともにCD化されてないしSpotifyにも出てこない。そういうのもあるんだよね。だからこそコレクターってのは面白かったんだが…。これがまた聴き応えのあるアルバムとギターってのが最高。アルバート・キングもこういうのと組ませられた以上は圧倒的に勝ってやるぜ、って意気込みがあったのか、かなり気合の入ったプレイを聞かせてくれる裏名盤かもしれない。
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