Anna Maria Jopek & Pat Metheny - Upojenie
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Anna Maria Jopek & Pat Metheny - Upojenie (2002)

車でアチコチ出かける時ってのは当然何かしら音楽を流しているのだが、これが結構季節ごとに気分ごとに選ばれる代物になってて、間違っても車の中で流すべき音楽ではないってのがある。この辺を意識するまでは車の中で結構妙なのも聴いてたりしたんだけど、アルバム一枚聴くのと走る距離や気分を考えてみると、やっぱりヘンなのはダメだ、となる。んで今の夏の時期なんからは明らかにNGなのが多数あったりして、それこそブログで書かれているようなのを爽やかに聴きながら、なんて思うんだけどこれがまた案外似合わなくて(笑)。軽やかながいのないフュージョンみたいなのは別に良いんだけど、ちょっとヒネったりしたのが好きだからそういうのを聴くとやっぱり合わない。そもそもジャズ系ってのは合わないんで、はて困った…みたいになる。ファンキーなのも結構しんどくて、じゃ、何が一体?みたいにはなるのだな…。
ブログ仲間のphotofloydさんからご紹介頂いていたAnna Maria Jopek & Pat Methenyの2002年のアルバム「Upojenie」だ。photofloydさんは女性歌モノが大好きでして、そりゃもうアルバムジャケットから歌までひとつの芸術作品として探求なさっているので、そりゃオススメされれば当然気になるワケですよ。そうでなくても日夜チェックして気になるものは山のようにあるのに…。で、このアルバム、元々はヨペックの方がパット・メセニーの楽曲にポーランド語で歌を乗せてアルバムにするんで、というコンセプトだったようで、二言返事で快諾のパット・メセニーも大したモンだが、ヨペックの心意気も立派なものだ。自国ポーランドではそれなりに絶大な人気を築いていたヨペックではあるらしいが、それがパット・メセニーにも通じたのかどうか‥、それよりも名刺代わりのアルバムなり歌声なり写真なりに興味を覚えたんだろうとは思う。
掛け値なしにヨペックのアルバム。パット・メセニーは脇役、と言うか話題性のために存在している、とは言い過ぎだが、それくらい地味になってる。いや、地味じゃなくてそれこそパット・メセニーと言わんばかりのプレイはアチコチで聴けるんだけど、それよりも圧倒的にヨペックの雰囲気がアルバムを彩っていて、ジャケットの切なさそのままに可憐な歌声が響いてくる。ジャズボーカル作品、と言うには無国籍すぎるか、かと言ってポーランドってんでもない雰囲気は何故だろう?そこまでポーランドに詳しくないけど、自分的な意識ではもっと硬質で切羽詰まり感あるテンションがポーランド、って思ってるからかな。ある種そういう側面はあるんだけど…、いや、美しい。夜のドライブには最適なサウンドだったりします。ひとりで悶ながら聴いているととっても素敵です。
女性ジャズボーカルの世界も深いからなぁ…、違いをきちんと文章で書ける自信がないからいつもつまみ食いして次に移っていくという聴き方ばかりしている。それでもヨペックの場合は唯一無二な透明感と無国籍感が特徴的で、これからもいくつかつまみ食いしていく人になりそうですね。

車でアチコチ出かける時ってのは当然何かしら音楽を流しているのだが、これが結構季節ごとに気分ごとに選ばれる代物になってて、間違っても車の中で流すべき音楽ではないってのがある。この辺を意識するまでは車の中で結構妙なのも聴いてたりしたんだけど、アルバム一枚聴くのと走る距離や気分を考えてみると、やっぱりヘンなのはダメだ、となる。んで今の夏の時期なんからは明らかにNGなのが多数あったりして、それこそブログで書かれているようなのを爽やかに聴きながら、なんて思うんだけどこれがまた案外似合わなくて(笑)。軽やかながいのないフュージョンみたいなのは別に良いんだけど、ちょっとヒネったりしたのが好きだからそういうのを聴くとやっぱり合わない。そもそもジャズ系ってのは合わないんで、はて困った…みたいになる。ファンキーなのも結構しんどくて、じゃ、何が一体?みたいにはなるのだな…。
ブログ仲間のphotofloydさんからご紹介頂いていたAnna Maria Jopek & Pat Methenyの2002年のアルバム「Upojenie」だ。photofloydさんは女性歌モノが大好きでして、そりゃもうアルバムジャケットから歌までひとつの芸術作品として探求なさっているので、そりゃオススメされれば当然気になるワケですよ。そうでなくても日夜チェックして気になるものは山のようにあるのに…。で、このアルバム、元々はヨペックの方がパット・メセニーの楽曲にポーランド語で歌を乗せてアルバムにするんで、というコンセプトだったようで、二言返事で快諾のパット・メセニーも大したモンだが、ヨペックの心意気も立派なものだ。自国ポーランドではそれなりに絶大な人気を築いていたヨペックではあるらしいが、それがパット・メセニーにも通じたのかどうか‥、それよりも名刺代わりのアルバムなり歌声なり写真なりに興味を覚えたんだろうとは思う。
掛け値なしにヨペックのアルバム。パット・メセニーは脇役、と言うか話題性のために存在している、とは言い過ぎだが、それくらい地味になってる。いや、地味じゃなくてそれこそパット・メセニーと言わんばかりのプレイはアチコチで聴けるんだけど、それよりも圧倒的にヨペックの雰囲気がアルバムを彩っていて、ジャケットの切なさそのままに可憐な歌声が響いてくる。ジャズボーカル作品、と言うには無国籍すぎるか、かと言ってポーランドってんでもない雰囲気は何故だろう?そこまでポーランドに詳しくないけど、自分的な意識ではもっと硬質で切羽詰まり感あるテンションがポーランド、って思ってるからかな。ある種そういう側面はあるんだけど…、いや、美しい。夜のドライブには最適なサウンドだったりします。ひとりで悶ながら聴いているととっても素敵です。
女性ジャズボーカルの世界も深いからなぁ…、違いをきちんと文章で書ける自信がないからいつもつまみ食いして次に移っていくという聴き方ばかりしている。それでもヨペックの場合は唯一無二な透明感と無国籍感が特徴的で、これからもいくつかつまみ食いしていく人になりそうですね。
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