Jimmy McGriff & Richard Holmed - Giants Of The Organ In Concert
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Jimmy McGriff & Richard Holmed - Giants Of The Organ In Concert (1973)

ロック聴いてて好きだなぁ〜ってののひとつに強烈なアドリブプレイによる各メンバー間での音のぶつけ合いっつうか、とある時には同時に戻ってきたりするのもそうだし、激しくバトルする時もあるし、みたいな白熱のライブならではのぶつかり合いが好きで、有り体い言ってしまえばライブでのクリームやツェッペリンやフーなんかがその最たる例になるのだが、もちろんその発想自体はジャズにあって、ロックもブルースから発展しているからどうしたってそういうフリーフォームな部分がクローズアップされていくことも多く、そこを激しくバンド内でやりあって高尚な域にまで持ち上げていったのが上述のバンド達とも言える。クリムゾンなんかもそうか。だからそういう世界観が他のジャンルでも出てくるとついつい聴いてても熱くなってくるんだよね。
Jimmy McGriffとRichard Holmedの2つのバンドが一緒にライブやろうぜってことで実現した「Giants Of The Organ In Concert」。強烈なまでのインタープレイだけのライブ。もちろんジャズ上がりな方々だからそういうのが当たり前なのだが、ここで面白いのはふたつのバンドが一緒にやってるからかオルガンは二台、ギターは3台あってパーカッションとドラムってのもいたりすて、それぞれが全員でしゃばってくるというとんでもないライブの瞬間を切り取っているアルバム。大体メインがオルガン2台だからそれだけで70年代のアシッド風味を増しているし、そこに入るギターカッティングもあのファンク的なスタイルでチャカポコくるし、間を縫ってのパーカッションがこれまた自己主張強くて…、と思えばオルガンが…とかキリが無い。多分全曲単なるセッションで出来上がっているアドリブプレイの塊だと思う。テーマやらフレーズなどはその場で出来上がってるんじゃないだろうか?モチーフはあったのかもしれないけど、基本的にはもうやりっ放しの演奏し放題というとんでもないライブアルバム。
そのくせに元々がジャズ上がりだからか、きちんとパートを回すようなところもあって、しっかりしている。もっともその間でも自己主張する人はしてくるんだけどさ、いや〜、オルガンがこんだけ出てくるとジャズ聴いてる感はほぼなくなるわ。サイケロック聴いてるような気がしてくるもんな。ベースがいなくてアレ?って思ったけど、オルガンで代用してるから良いのか、って気づいた。ここにベーシストまでいたらさらいうるさくなってただろうし…、いやぁ、面白い。こういうのが出来上がっちゃうんだ、って。んで、ある程度のリスナーからは当然評価されているという仕上がりなんだからさ、見事なライブアルバムです。

ロック聴いてて好きだなぁ〜ってののひとつに強烈なアドリブプレイによる各メンバー間での音のぶつけ合いっつうか、とある時には同時に戻ってきたりするのもそうだし、激しくバトルする時もあるし、みたいな白熱のライブならではのぶつかり合いが好きで、有り体い言ってしまえばライブでのクリームやツェッペリンやフーなんかがその最たる例になるのだが、もちろんその発想自体はジャズにあって、ロックもブルースから発展しているからどうしたってそういうフリーフォームな部分がクローズアップされていくことも多く、そこを激しくバンド内でやりあって高尚な域にまで持ち上げていったのが上述のバンド達とも言える。クリムゾンなんかもそうか。だからそういう世界観が他のジャンルでも出てくるとついつい聴いてても熱くなってくるんだよね。
Jimmy McGriffとRichard Holmedの2つのバンドが一緒にライブやろうぜってことで実現した「Giants Of The Organ In Concert」。強烈なまでのインタープレイだけのライブ。もちろんジャズ上がりな方々だからそういうのが当たり前なのだが、ここで面白いのはふたつのバンドが一緒にやってるからかオルガンは二台、ギターは3台あってパーカッションとドラムってのもいたりすて、それぞれが全員でしゃばってくるというとんでもないライブの瞬間を切り取っているアルバム。大体メインがオルガン2台だからそれだけで70年代のアシッド風味を増しているし、そこに入るギターカッティングもあのファンク的なスタイルでチャカポコくるし、間を縫ってのパーカッションがこれまた自己主張強くて…、と思えばオルガンが…とかキリが無い。多分全曲単なるセッションで出来上がっているアドリブプレイの塊だと思う。テーマやらフレーズなどはその場で出来上がってるんじゃないだろうか?モチーフはあったのかもしれないけど、基本的にはもうやりっ放しの演奏し放題というとんでもないライブアルバム。
そのくせに元々がジャズ上がりだからか、きちんとパートを回すようなところもあって、しっかりしている。もっともその間でも自己主張する人はしてくるんだけどさ、いや〜、オルガンがこんだけ出てくるとジャズ聴いてる感はほぼなくなるわ。サイケロック聴いてるような気がしてくるもんな。ベースがいなくてアレ?って思ったけど、オルガンで代用してるから良いのか、って気づいた。ここにベーシストまでいたらさらいうるさくなってただろうし…、いやぁ、面白い。こういうのが出来上がっちゃうんだ、って。んで、ある程度のリスナーからは当然評価されているという仕上がりなんだからさ、見事なライブアルバムです。
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