Grant Green - Live At The Lighthouse
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Grant Green - Live At The Lighthouse (1972)

ロックにしてもジャズにしてもファンクにしてもやっぱり新しい試みだったり何かとの融合だったりしてどんどんと進化させていくのがミュージシャンだろうし時代はそういうのを求め続けている。今でもそういうセンスを持った人たちってのがやはり評価されているし、売れていくのだろう。古いことの繰り返しなんてのはあまり求められていなくて、それを踏まえての新しい感性ってのを求められている。だから珍しいもの、ってのが売れていくし時代の寵児になったりもする。自分もそういうの聴いたりするとハッとすることあるし、虜になっちゃうパターンも10年に一つくらいはあったりする。だから面白い。
Grant Greenの1972年のライブアルバム「Live At The Lighthouse」。何せこのジャケットだからとてもライブアルバムには見えないし、どんだけ格好良いライブが収められていたにしてもこれではなかなか出が出せない。だからこそこんなジャケットなんだろうか、罪な作品である。何よりも中身のライブが最高、とは言わないけどブルーノートのギタリストがまさかこんなスタイルでライブをやっててアルバム出しちゃうのか、ってくらいにはジャズギタリストではない作品。ジャズファンクの走りってんだろうかね、ジャズソウルとでも言うべきか、しっかりとリードはギターとサックスの2枚看板で走ってて、リズムはもちろんジャズ上がりなんだけど、きっちりとしたビートを刻んでいるからその意味ではファンク寄り。オルガンなんかもこの音色だし、ファンク系に近づいてるんだろうな。それでいてグラント・グリーンのギターがパキパキと鳴ってたりするんだから不思議なものだ。
白熱のライブ、っていうのとはちょっと違うかな、って自分的には思ったり。もちろん演奏自体は凄く熱いし、見事なインタープレイをしているんだけど、ぶつけ合ってるっていう感じではなくってもっとクールにプレイされているってのか、その意味ではジャズ的にきちんと分けられているというのかな、クールに激しいプレイって感じ。その割に掛け声や叫び声がそこかしこで入っているんだからしっかりと燃え上がっているのはよく分かるのだが(笑)。ジャケットに騙されなければ無茶苦茶良いライブアルバム、ま、この際だから名作ライブアルバムとしてきちんと聴いていこう。

ロックにしてもジャズにしてもファンクにしてもやっぱり新しい試みだったり何かとの融合だったりしてどんどんと進化させていくのがミュージシャンだろうし時代はそういうのを求め続けている。今でもそういうセンスを持った人たちってのがやはり評価されているし、売れていくのだろう。古いことの繰り返しなんてのはあまり求められていなくて、それを踏まえての新しい感性ってのを求められている。だから珍しいもの、ってのが売れていくし時代の寵児になったりもする。自分もそういうの聴いたりするとハッとすることあるし、虜になっちゃうパターンも10年に一つくらいはあったりする。だから面白い。
Grant Greenの1972年のライブアルバム「Live At The Lighthouse」。何せこのジャケットだからとてもライブアルバムには見えないし、どんだけ格好良いライブが収められていたにしてもこれではなかなか出が出せない。だからこそこんなジャケットなんだろうか、罪な作品である。何よりも中身のライブが最高、とは言わないけどブルーノートのギタリストがまさかこんなスタイルでライブをやっててアルバム出しちゃうのか、ってくらいにはジャズギタリストではない作品。ジャズファンクの走りってんだろうかね、ジャズソウルとでも言うべきか、しっかりとリードはギターとサックスの2枚看板で走ってて、リズムはもちろんジャズ上がりなんだけど、きっちりとしたビートを刻んでいるからその意味ではファンク寄り。オルガンなんかもこの音色だし、ファンク系に近づいてるんだろうな。それでいてグラント・グリーンのギターがパキパキと鳴ってたりするんだから不思議なものだ。
白熱のライブ、っていうのとはちょっと違うかな、って自分的には思ったり。もちろん演奏自体は凄く熱いし、見事なインタープレイをしているんだけど、ぶつけ合ってるっていう感じではなくってもっとクールにプレイされているってのか、その意味ではジャズ的にきちんと分けられているというのかな、クールに激しいプレイって感じ。その割に掛け声や叫び声がそこかしこで入っているんだからしっかりと燃え上がっているのはよく分かるのだが(笑)。ジャケットに騙されなければ無茶苦茶良いライブアルバム、ま、この際だから名作ライブアルバムとしてきちんと聴いていこう。
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