Richard Tee - Strokin'
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Richard Tee - Strokin' (1979)

ジャズから派生したフュージョンという世界観かという認識だったけど、AORが入ってきたり黒人音楽の要素もかなり入って来てて、そういえば白人がそこに入る余地っていう方が実際は少ないハズなんだから、どうしたって黒人系のリズムが強烈になってメロディが楽器で奏でられるみたいな図式になるのだろう。白人ギタリストがその世界で活躍出来ていた方が稀有な存在なワケで、それこそギター好きって観点からみたら珍しいんだろうけど、フュージョンという認識だったから、こうしていろいろとちょこっと聴き始めるとその現実の違いを実感しているトコロ。まだまだですね。
Richard Teeの1979年ソロ名義のアルバム「Strokin'」だけど実際はStuffのメンツが相当に参加していて、特にスティーブ・ガッドとのコンビネーションの高さを誇るこのアルバムは実に躍動感溢れるリズムと秀逸なメロディを鍵盤で奏でるという傑作で、フュージョンという失礼ながら軽やかな世界とは異なり、ドライブ感溢れ、更に縦ノリ感すら漂う特異な世界観を聞かせてくれる作品になっている。どっちかっつうと高等テクニックを持った黒人同士が競い合って白熱したプレイを繰り広げているに近い世界で、決してフュージョンという類の音でもなさそう。元々がモータウンの出身でStuffからの流れだから当然ポップス界への影響もあるし、ジャズ畑との絡みの方がないんだからそりゃそうだろう。
特に短いながらもものすごく研ぎ澄まされたビートと鍵盤を聞かせてくれるのが「Take The A Train」で鍵盤の躍動感はともかくながらもスティーブ・ガッドの入りからドラミングから凄いセンスがビシビシと聞ける見事さ。今ではロックの世界でも名前を普通に聞くスティーブ・ガッド、やっぱり凄いドラミングです。キレが良いんだよねぇ。

ジャズから派生したフュージョンという世界観かという認識だったけど、AORが入ってきたり黒人音楽の要素もかなり入って来てて、そういえば白人がそこに入る余地っていう方が実際は少ないハズなんだから、どうしたって黒人系のリズムが強烈になってメロディが楽器で奏でられるみたいな図式になるのだろう。白人ギタリストがその世界で活躍出来ていた方が稀有な存在なワケで、それこそギター好きって観点からみたら珍しいんだろうけど、フュージョンという認識だったから、こうしていろいろとちょこっと聴き始めるとその現実の違いを実感しているトコロ。まだまだですね。
Richard Teeの1979年ソロ名義のアルバム「Strokin'」だけど実際はStuffのメンツが相当に参加していて、特にスティーブ・ガッドとのコンビネーションの高さを誇るこのアルバムは実に躍動感溢れるリズムと秀逸なメロディを鍵盤で奏でるという傑作で、フュージョンという失礼ながら軽やかな世界とは異なり、ドライブ感溢れ、更に縦ノリ感すら漂う特異な世界観を聞かせてくれる作品になっている。どっちかっつうと高等テクニックを持った黒人同士が競い合って白熱したプレイを繰り広げているに近い世界で、決してフュージョンという類の音でもなさそう。元々がモータウンの出身でStuffからの流れだから当然ポップス界への影響もあるし、ジャズ畑との絡みの方がないんだからそりゃそうだろう。
特に短いながらもものすごく研ぎ澄まされたビートと鍵盤を聞かせてくれるのが「Take The A Train」で鍵盤の躍動感はともかくながらもスティーブ・ガッドの入りからドラミングから凄いセンスがビシビシと聞ける見事さ。今ではロックの世界でも名前を普通に聞くスティーブ・ガッド、やっぱり凄いドラミングです。キレが良いんだよねぇ。
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