Chuck Mangione - Feel So Good

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Chuck Mangione - Feel So Good (1977)
フィール・ソー・グッド

 しかしアレだな、暑い夏に聴く音楽としてのレゲエ・ダブから始まりフュージョンなんてのはやっぱりなかなか快適ですな。自分の音楽の好みが変化したって思うくらいにこの快活さにハマってるもん(笑)。でもさ、やっぱり凄いよね、どれもこれも。ハイレベルのミュージシャンが時代を作り上げながら一生懸命音楽を奏でているアルバムなんだから良いモンいっぱいあるんだよ。魂の出し方がロックとは違うけど、でもやっぱり楽器って人の心を映し出すモノだから見事に出てくるもん。だからそのヘンはロックもブルースもジャズも一緒だし、こういう進化系なフュージョンなんかでも同じだ。そこを上手く聞けると面白い。後は音楽形態の好みだが、メロディ楽器がきちんと歌い上げてくれればそれはそれで響くしさ。

 Chuck Mangioneの1977年の大ヒットアルバム「Feel So Good」を初めて聴いた。大ヒットアルバムって言われてもさ、縁がなきゃ聞かないし、ましてやジャズ・フュージョンなんて世界は軽々しくは手を出してもいなかったし。とは言え、このアルバムジャケット、見たことあるわ。レンタルレコード屋でも結構見たし、もちろん普通のレコード屋でも見かけたし。ただ、見るからにトランペットを吹いている人のアルバムだろうっての分かるから、全然興味を抱かなかったというのもわかりやすい。こういう機会だから色々と聴いてみる中で着手してるんだけどさ、やっぱりよく出来てるよね、ホント。ペットでメロディを奏でているんで心地良く聞けるし、いわゆる軽やかなBGMとでも言うような曲ばかりになるんだけど、それがいちいち格好良い、というか気持ち良い。そういう意味ではフュージョンというジャンルの世間の明るさへの貢献度はかなり高いよね。オシャレなカフェやちょっとしたバーやホテルのBGMなんてのもあるしテレビ辺りでも相当使われてただろうし、割と耳にしているもんな。

 実に快活で聴きやすい。んで聴いてるとペットとかだけでもなく、ギターやベースももちろんユニークな部分が多数あって、当然のことなんだがかなりハイレベルな作品ばかり。大抵こういうのって飽きるから途中でやめちゃうんだけどそれが無いんだから、しっかりと出来上がっているアルバムなんだろう。聞きまくったって人も多いんじゃないかな。ロックの世界では味わえないムードでもあるね。




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フレ
Posted byフレ

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