Cornell Dupree - Teasin'
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Cornell Dupree - Teasin' (1974)

フュージョンってのはジャズに電子楽器が入ってきた流れからギターもクローズアップされてどんどんと洗練されたもののひとつ、というような流れなのだが、こうして聴いていると割と源流がひとつに絞れないところもあるんだなと。ソウル・ファンクのインストから出てきたアルバムなんかでもかなりフュージョンに近いサウンドが出てきているのを聴いているし、ブラジル音楽との融合なんてのも出てきているんだから、そっか、だからクロスオーバーって言うようになってきたワケか。そこに商業化された要素ってのが入ってくるとフュージョンって言われるようになったとのこと。ん〜、じゃ、今聴いてるのはクロスオーバーサウンドってことだな。
Cornell Dupreeの1974年作「Teasin'」。こちらもギターインストなアルバムで、ソウルフルなバックにギターを乗せてっていうのはそうなんだけど、もっともっとずっと洗練されててオシャレなサウンドに軽快にギターを乗せた感じのアルバム。この時代にこういうの出来てたってかなり先端なサウンドだったんじゃないか。やっぱりロック側にも影響与えてったんだろうなぁとは思うがそのヘンを意識したのはジェフ・ベックくらいってのは知られた話。もっともアラン・ホールズワースとかテクニカルなギタリスト達はそのヘンあったんだろうけど。この辺だけを切り取ると何ら境目はなく似たような世界の音をやっている気もするし、ソフツの最後なんてフュージョンに近かったワケだし、このコーネル・ヂュプリーのもそれよりも洗練されてるってだけで、ややジャズ寄りみたいな言い方になるのだろう。
ホーンセクションを上手く活用してその中でのギターインストっていうようなサウンド、だから結構軽快でゴージャスな作品。なので、良くも悪くもBGM的に使われやすい音が出来上がってる。1974年時点でこれなんだからジャズの進化は凄いな。ある種ジャズとロックの融合でもある作品なのでロック側からなんでそんなに話題にならないんだろ?って不思議に思うくらいのアルバムだ。もちっとロック側の方から評価してみようよ。

フュージョンってのはジャズに電子楽器が入ってきた流れからギターもクローズアップされてどんどんと洗練されたもののひとつ、というような流れなのだが、こうして聴いていると割と源流がひとつに絞れないところもあるんだなと。ソウル・ファンクのインストから出てきたアルバムなんかでもかなりフュージョンに近いサウンドが出てきているのを聴いているし、ブラジル音楽との融合なんてのも出てきているんだから、そっか、だからクロスオーバーって言うようになってきたワケか。そこに商業化された要素ってのが入ってくるとフュージョンって言われるようになったとのこと。ん〜、じゃ、今聴いてるのはクロスオーバーサウンドってことだな。
Cornell Dupreeの1974年作「Teasin'」。こちらもギターインストなアルバムで、ソウルフルなバックにギターを乗せてっていうのはそうなんだけど、もっともっとずっと洗練されててオシャレなサウンドに軽快にギターを乗せた感じのアルバム。この時代にこういうの出来てたってかなり先端なサウンドだったんじゃないか。やっぱりロック側にも影響与えてったんだろうなぁとは思うがそのヘンを意識したのはジェフ・ベックくらいってのは知られた話。もっともアラン・ホールズワースとかテクニカルなギタリスト達はそのヘンあったんだろうけど。この辺だけを切り取ると何ら境目はなく似たような世界の音をやっている気もするし、ソフツの最後なんてフュージョンに近かったワケだし、このコーネル・ヂュプリーのもそれよりも洗練されてるってだけで、ややジャズ寄りみたいな言い方になるのだろう。
ホーンセクションを上手く活用してその中でのギターインストっていうようなサウンド、だから結構軽快でゴージャスな作品。なので、良くも悪くもBGM的に使われやすい音が出来上がってる。1974年時点でこれなんだからジャズの進化は凄いな。ある種ジャズとロックの融合でもある作品なのでロック側からなんでそんなに話題にならないんだろ?って不思議に思うくらいのアルバムだ。もちっとロック側の方から評価してみようよ。
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