Lee Scratch Perry& Upsetters - Blackboard Jungle Dub
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Lee Scratch Perry& Upsetters - Blackboard Jungle Dub (1977)

暑い時って何も考えたくないんだよな。だから暑い国の人って考えたくないってのが根底に出てきてしまうんじゃないだろうか。その中でも何か感性に従って音楽を作り上げていく人もいて、更にその斜め上らへんを作り上げていく奇才もいる。その代表例がリー・ペリーなんだろう。自分的にもよくわからないけど、何かと名前が出てくるし、作品聴いてるとどっか違う、ってか普通に聴ける作風にはなっていないことの方が多い。だからこそ奇才と言われる所以だが、不慣れでも明らかに違いが分かる作風ってのはやはり天才的なんだろうと。なんでこんな作品??ってのもあるけどさ。
Lee Scratch Perry & Upsettersの「Blackboard Jungle Dub」、1977年作品で実に革新的なダブサウンド。最初から強烈な長尺インストでダラダラと聞かせてくれる。いや、ダラダラってもものすごく戦慄を覚える、ダブサウンドで戦慄ってのもヘンだが、ベースとペットでそんな雰囲気を着々と作ってくれて展開されていく。リズムが変わるわけじゃないからやっぱりメロディー系のところでドロドロさせていくのだが、この作り方がさすが。それだけでもなくしっかりと脳天気なジャマイカンなのもあるから妙なセンスを持った人なんだなぁと。ある種ドイツのCanとか聴いているような感覚に陥るもん。同じリズムで反復フレーズをひたすら、って話だからそりゃそうかと理論的には納得するが、それでもこういう手法があるのだなぁと。
芸術性ってよりも宗教性なのか精神性なのか、そっちの方が大きいから出来上がるのか、それともそんなこと一切考えてなくて音楽を追求してったらこうなった、なのか分からないけど、ものすごく完成度の高いアルバム。更に音楽的にも恐らく前人未到の世界観を出した傑作、と思う。聴き続けるってものでもないけど、やっぱり凄いなぁと。

暑い時って何も考えたくないんだよな。だから暑い国の人って考えたくないってのが根底に出てきてしまうんじゃないだろうか。その中でも何か感性に従って音楽を作り上げていく人もいて、更にその斜め上らへんを作り上げていく奇才もいる。その代表例がリー・ペリーなんだろう。自分的にもよくわからないけど、何かと名前が出てくるし、作品聴いてるとどっか違う、ってか普通に聴ける作風にはなっていないことの方が多い。だからこそ奇才と言われる所以だが、不慣れでも明らかに違いが分かる作風ってのはやはり天才的なんだろうと。なんでこんな作品??ってのもあるけどさ。
Lee Scratch Perry & Upsettersの「Blackboard Jungle Dub」、1977年作品で実に革新的なダブサウンド。最初から強烈な長尺インストでダラダラと聞かせてくれる。いや、ダラダラってもものすごく戦慄を覚える、ダブサウンドで戦慄ってのもヘンだが、ベースとペットでそんな雰囲気を着々と作ってくれて展開されていく。リズムが変わるわけじゃないからやっぱりメロディー系のところでドロドロさせていくのだが、この作り方がさすが。それだけでもなくしっかりと脳天気なジャマイカンなのもあるから妙なセンスを持った人なんだなぁと。ある種ドイツのCanとか聴いているような感覚に陥るもん。同じリズムで反復フレーズをひたすら、って話だからそりゃそうかと理論的には納得するが、それでもこういう手法があるのだなぁと。
芸術性ってよりも宗教性なのか精神性なのか、そっちの方が大きいから出来上がるのか、それともそんなこと一切考えてなくて音楽を追求してったらこうなった、なのか分からないけど、ものすごく完成度の高いアルバム。更に音楽的にも恐らく前人未到の世界観を出した傑作、と思う。聴き続けるってものでもないけど、やっぱり凄いなぁと。
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