Danielle Dax - Inky Bloaters

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Danielle Dax - Inky Bloaters (1987)
Inky Bloaters

 絵画やジャケットなんかを手がける芸術家達はレコードジャケットやCDジャケットという作品はどう思ってたんだろうか。自分の作品がそのミュージシャンやバンドの音とマッチしている方がそりゃ良いのだろうけど、そこまで聴いて作品を合わせていったなんてのはあまり耳にしたこともないから、バンド側が選んでいくのだろうな。それだと絵を書く側からしたら自分のイメージとは違う音なんてのも出てきたりするんじゃないかな、なんて余計な事を思ってしまってね。それが巨匠になっていくと余計にそういうギャップ感が合ってはいけないんじゃない?みたいなさ。ギーガーにしても誰にしてもそういうのあったんじゃないかなぁ。今回のホリー・ワーバトンにしてもそれはあったんだろうか?なんて事も頭をよぎりながら色々とと着手してみる…。

 ホリー・ワーバトンと言えばDanielle Daxが一番メジャーな関わりなんじゃないだろうか、ってくらいにはほぼすべての作品で関わっているんでこの人の売れ方で知られていったと思う。Daniel Daxの1987年3枚目の作品「Inky Bloaters」なんてのを聴いているんだけど、まぁ、早い話がケイト・ブッシュがもっと常人のロックに近づいて降りてきて歌っているようなモンで、それはそれで新しい取り組みです…ってか当時からしても結構インパクト強いアーティストだったと思う。当時はあんまり思わなかったけど今聴いてるとものすごく歌がしっかりした人だったんだって事に気づいた。サウンドはアヴァンギャルド的ポップでもあってバックの音がバンドらしくなってるのもあるから、聴きやすいんだけどね、ところどころで超アヴァンギャルドやってて面白い。それも明るく突き抜けていくトコにあるから気持ち良いのかもしれない。

 基本的な音の上に被さってくる効果音やノイズ、ひたすら繰り返されるフレーズのループ感による高揚、さすがノイズバンドから出てきただけあるアヴァンギャルドな姿勢は不思議だけど心地良い。この心地良さに気づくとそういう世界を楽しめるのだろうから、やっぱりその意味ではマニアック。ただしダニエル・ダックスという美女が奏でるってことでキャッチーさを増していてポップにも寄っているんでウケが良い。上手く出来ている。今にして楽しいアルバムだなぁと感じている次第…。






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フレ
Posted byフレ

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