Roy Buchanan - Live At Town Hall 1974
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Roy Buchanan - Live At Town Hall 1974

ホントに今は21世紀も20年近く経った時代なのか?って思うくらいには70年代あたりのミュージシャンの作品がリリースされまくっている。死んでたってリニューアルしたり発掘音源出したり、まとめ直してみたり色々な手を打ってリスナーを絶えず飽きさせずに話題を振りまき、きちんと商売にしつつも歴史的発掘作品をリリースしているから買う側も文句の出ないレベルであれば問題なく拍手喝采で迎え撃つ。それもいつまでも続かないだろうが、それはそれで一つの市場形成にもなっているんだろうから、成り立っているであろうお話。聴けるんだったらそれは楽しめるだろうし、ありがたいしその分人生が豊かになるから良いじゃないかっていう考え方ではある。ただ、全て買うかってぇとそうでもないけどね。
Roy Buchananの期待の発掘拡張盤アルバム「Live At Town Hall 1974」。あのライブアルバム「Live Stock」の拡張盤ってことで詳細を初めて知った。1974年の11月27日にニューヨークのタウンホールで2セットのライブを敢行したらしいが、アルバム「Live Stock」に収められた演奏は概ねファーストセットのもので、どちらかと言えば丁寧な演奏になっていたものを収録したらしい。ところが今回の拡張盤「Live At Town Hall 1974」に収録された未発表ライブってのはほとんどがセカンドセットの演奏のようで、それはもう明らかに全然ファーストセットのかっちりとしたプレイではなくって激しくテレキャスのすべてを出し切りながら弾きまくっているロイ・ブキャナンの魔術師の所以であろうプレイが存分に詰め込まれていて、当時は恐らくこういった白熱ものよりもきちんとした楽曲になっている方が好まれたからああいうアルバムになったんだろう。しかし、今の時代、こんだけのアグレッシブなプレイのライブだったら断然セカンドセットのギタープレイが本質を語っているワケで、そりゃ好まれるだろう、ってことでのリリース。
いやはや、そもそもの「Live Stock」だけでも魔術師たるプレイはいくつも聴けたけど、更にこのはアグレッシブなプレイが出てくるとね、やっぱり凄い人だわ、って。ブルースという枠組みを明らかに超越していて、テレキャスの限界を超えたプレイをどんだけ弾けるか、とか音色への挑戦だったり、もちろんプレイそのものも激しく弾いているのもあるからペケペケではあるけど楽しめる。普通にボリューム奏法で入ってくるとかあるし、何気なく聴いてても「?」ってシーンは多いからちょっとギター好きな人だと気になってしょうがないライブですね。いやはや、こんなのが出てくるんだから面白い。

ホントに今は21世紀も20年近く経った時代なのか?って思うくらいには70年代あたりのミュージシャンの作品がリリースされまくっている。死んでたってリニューアルしたり発掘音源出したり、まとめ直してみたり色々な手を打ってリスナーを絶えず飽きさせずに話題を振りまき、きちんと商売にしつつも歴史的発掘作品をリリースしているから買う側も文句の出ないレベルであれば問題なく拍手喝采で迎え撃つ。それもいつまでも続かないだろうが、それはそれで一つの市場形成にもなっているんだろうから、成り立っているであろうお話。聴けるんだったらそれは楽しめるだろうし、ありがたいしその分人生が豊かになるから良いじゃないかっていう考え方ではある。ただ、全て買うかってぇとそうでもないけどね。
Roy Buchananの期待の発掘拡張盤アルバム「Live At Town Hall 1974」。あのライブアルバム「Live Stock」の拡張盤ってことで詳細を初めて知った。1974年の11月27日にニューヨークのタウンホールで2セットのライブを敢行したらしいが、アルバム「Live Stock」に収められた演奏は概ねファーストセットのもので、どちらかと言えば丁寧な演奏になっていたものを収録したらしい。ところが今回の拡張盤「Live At Town Hall 1974」に収録された未発表ライブってのはほとんどがセカンドセットの演奏のようで、それはもう明らかに全然ファーストセットのかっちりとしたプレイではなくって激しくテレキャスのすべてを出し切りながら弾きまくっているロイ・ブキャナンの魔術師の所以であろうプレイが存分に詰め込まれていて、当時は恐らくこういった白熱ものよりもきちんとした楽曲になっている方が好まれたからああいうアルバムになったんだろう。しかし、今の時代、こんだけのアグレッシブなプレイのライブだったら断然セカンドセットのギタープレイが本質を語っているワケで、そりゃ好まれるだろう、ってことでのリリース。
いやはや、そもそもの「Live Stock」だけでも魔術師たるプレイはいくつも聴けたけど、更にこのはアグレッシブなプレイが出てくるとね、やっぱり凄い人だわ、って。ブルースという枠組みを明らかに超越していて、テレキャスの限界を超えたプレイをどんだけ弾けるか、とか音色への挑戦だったり、もちろんプレイそのものも激しく弾いているのもあるからペケペケではあるけど楽しめる。普通にボリューム奏法で入ってくるとかあるし、何気なく聴いてても「?」ってシーンは多いからちょっとギター好きな人だと気になってしょうがないライブですね。いやはや、こんなのが出てくるんだから面白い。
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