Writing On The Wall - The Power of the Picts
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時代は1969年、レーベルはミドルアースというそれだけでもマニアックな感じがするでしょ?ミドルアースレーベルっつうと最初に浮かぶのがアルカディウムというバンドなんだけど、今回はもっともっとハードロック的な重さとテクニックを持ったバンドを書いてみよう。聴きようによっては最初期のイエスやパープル的なサウンドに聞こえるだろうし、音楽性の混沌さ具合もかなり時代を象徴していて面白い。

ジャケット、強烈だよなぁ。右目の上辺りに注目ね。裏ジャケにはメンバーの写真があるんだけど、これがまた雰囲気のある連中でさ、決して若いとは思えない風貌と迫力。あぁ、バンド名はWRITING ON THE WALLって言って、このアルバムはもちろん唯一のアルバムなんだが(笑)、「The Power of the Picts」というタイトルね。オリジナル盤は見たことないです。レパトワーからのCD化の際に入手したので、手軽といえば手軽だったけど、このレーベルも凄いよな。こんなバンドのシングルでしかリリースされていないものをボーナストラックに付けてくれててさ、好きなんだろうなぁ、このレーベルの人達。わかるわかる。
で、このアルバム、どんなんか、って言うとだな…。5人組でハモンドがギャーギャーと唸っていて、ギターはもの凄くチープなファズ音でブルージーに弾きまくるっつうもので歌は結構重いかな。ドラムはもちろん手数の多いパターンで基本的にはハモンドとギターが中心のバンドで正しくハードロックなのだ。しかも暗黒系。これなら十分にメジャーで通じそうなのだが、何がバンドの運命を変えていくのか、このアルバムのみで消滅してる。時代的にサイケもハードロックもブルースもあって、更にプログレの波が来てた頃だからホントにゴッタ煮状態でアーサー・ブラウン的な狂気も持っているし、それはハモンドの効果が凄く大きいのかもしれないけど、更にそこにリフもの一発のギターが刻まれるっつう面白い展開もあったりさ、ワケわからん状態の曲もある(笑)。かと思えば実に英国的なフォークダンス調の田園風景を思わせるイントロから始まる強烈なブギーがあったりさ…、しかもこれクラビネットだよ。
…とまぁ、実に多様な音楽性に富んでるんだけど、面白い。今のバンドがどれだけ偏ったことしかやってないのかよくわかるくらいに滅茶苦茶。でも不思議なのはバンドの音というのが一貫しているところかな。これはどのバンドもそうなんだけどしっかりと持っているもんね。ミニチュアZepみたいなもんか(笑)。しかしアマゾンにこんなのがあるとは驚いた…。

ジャケット、強烈だよなぁ。右目の上辺りに注目ね。裏ジャケにはメンバーの写真があるんだけど、これがまた雰囲気のある連中でさ、決して若いとは思えない風貌と迫力。あぁ、バンド名はWRITING ON THE WALLって言って、このアルバムはもちろん唯一のアルバムなんだが(笑)、「The Power of the Picts」というタイトルね。オリジナル盤は見たことないです。レパトワーからのCD化の際に入手したので、手軽といえば手軽だったけど、このレーベルも凄いよな。こんなバンドのシングルでしかリリースされていないものをボーナストラックに付けてくれててさ、好きなんだろうなぁ、このレーベルの人達。わかるわかる。
で、このアルバム、どんなんか、って言うとだな…。5人組でハモンドがギャーギャーと唸っていて、ギターはもの凄くチープなファズ音でブルージーに弾きまくるっつうもので歌は結構重いかな。ドラムはもちろん手数の多いパターンで基本的にはハモンドとギターが中心のバンドで正しくハードロックなのだ。しかも暗黒系。これなら十分にメジャーで通じそうなのだが、何がバンドの運命を変えていくのか、このアルバムのみで消滅してる。時代的にサイケもハードロックもブルースもあって、更にプログレの波が来てた頃だからホントにゴッタ煮状態でアーサー・ブラウン的な狂気も持っているし、それはハモンドの効果が凄く大きいのかもしれないけど、更にそこにリフもの一発のギターが刻まれるっつう面白い展開もあったりさ、ワケわからん状態の曲もある(笑)。かと思えば実に英国的なフォークダンス調の田園風景を思わせるイントロから始まる強烈なブギーがあったりさ…、しかもこれクラビネットだよ。
…とまぁ、実に多様な音楽性に富んでるんだけど、面白い。今のバンドがどれだけ偏ったことしかやってないのかよくわかるくらいに滅茶苦茶。でも不思議なのはバンドの音というのが一貫しているところかな。これはどのバンドもそうなんだけどしっかりと持っているもんね。ミニチュアZepみたいなもんか(笑)。しかしアマゾンにこんなのがあるとは驚いた…。
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