Otis Rush - All Your Love

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Otis Rush - All Your Love
All Your Love

 ブルースメンの世界でもそれなりに発掘音源はたくさんあって、怪しげな所から、またキチンとしたオフィシャルでのリリースも含めて以前に比べたら格段に数多くリリースされているから様々なものを聴くことが出来る。そりゃライブの方が多い、っつうかライブばかりになるんだけど、結構ラジオで放送してたりしてて残ってるのはあるみたいなんだよね。自分たちでは録音するなんてあんまり無かったみたいだけど、誰かが録音したのならあるよ、ってなトコだ。さすがに客席録音盤みたいなのは出てこないからそのヘンまでっていうのはあるが、それでもぶっ飛ぶライブが多いからその手のモノは楽しんで聴くことが出来る。

 Otis Rushの地元シカゴでの1976年のライブがラジオ放送されていたらしく、その時の模様がオフィシャルでリリースされた「All Your Love」なんかはその例で、これがまた強烈なライブのインパクトを放っているので聴いていると惹かれまくる。冒頭の強烈な3連からして引き込まれていくし、それに続く歌声もやっぱりモノホンのブルースメンの歌そのものだから慣れてても引き込まれていく。さらにグイグイと強烈なギタープレイでもっと引き込まれていくし、これを調子悪いとかイマイチなライブとか言うのってよく分からん。これでダメなライブだったら一体どんなライブが凄いんだ?ってくらいには調子良いライブだと思う。それか、これが最低限だとしてもやっぱり強烈なライブを放つ人なんだ、ってことだ。自分がブルースギター好きだからかもしれないけどね。とにかくミックスがギターと歌ばかりをクローズアップしているんでとにかく耳に刺さってくるんだよ、このギターが。んで、その音色がハコギターだからかうるさくない。ナチュラル感たっぷりの音色でグイグイくるから心地良く引っ張られる。

 シカゴブルースの代表な人だけど、ちょいとシカゴブルースにしては激しさが強いかもしれないね。リズムや取り組みは紛れもなくシカゴ系のスタンダードだけどさ、こんだけのライブになるとそういう括り以上に熱くなる。とにかくエネルギッシュでテキサスブルースの引き込み具合とは全く違う聴かせっぷり。今までのオーティス・ラッシュのライブのイメージからはちょいと異なる激しいギタープレイにギャップ感を良い意味で感じるライブアルバム、その意味ではまずはコイツから聴いてオーティス・ラッシュを聴いた方が良いかもね。

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フレ
Posted byフレ

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