Marvin Gaye - Live In Montreux 1980

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Marvin Gaye - Live In Montreux 1980
Live In Montreux 1980  (2cd)

 昔から黒人系でまともに聴けるのはブルースくらいしかなくって、ラップはダメだし、ソウルやR&Bもルーツ的な意味では多少かじる程度だったけど、じっくりと好きって言えるほどまでのバンドやアーティストなんてJBとかファンカデリックとかそんくらいで、正直全然分からん。知らないってのもあるけど、聴いても面白いと感じることが出来なくて、その筋の友人なんかと話すとなぜ分からん?と言われるくらいには黒人音楽音痴。それでも白熱したライブやアルバム、名盤あたりは手を出していてそれなりには理解してそのアルバムの良さを認識はしているつもりなのだが、その世界ってのは深いなぁと。なんとなくは分かるんだけどまだまだその深みに手を付けるには未熟なんだろうと自分的には思ってる。

 Marvin Gayeの1980年のモントルーのライブが「Live In Montreux 1980」としてCDとDVDでリリースされているが、これがまた名ライブとして語られているようだったので、ちょいと手を付けてみる。最初はやっぱり黒人のライブ、というか音楽ってこういうある意味ジャストで完璧なバックの演奏陣営にファルセットが乗るもので完璧すぎて面白味ないんだよなぁ、なんて思いながら聴いてるんだがそのウチそのグルーブのドライブ感が心地良くなってきてさ、何かスゲェぞ、楽しいぞ、なんて感じちゃうんだから不思議だ。もっともそれがすべてじゃないんで、途中飽きたり、かったるいなぁと思うのもあったりして聴いてるからまだまだなんだが、多分黒いのってそういう所がリスナーの心を掴むんだろう。甘ったるいのが良いとかグルーブが良いとか暑苦しいのがいいとか色々あるだろうが…、

 こんだけの一級エンターティナーになると曲を知ってるとか知らないとかじゃなくてグルーブでグイグイと乗せていくとか盛り上げていくみたいなのも普通に出来るのが当たり前だろうし、実際こんなの生で聴いてたら踊りたくなるんだろうね。




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フレ
Posted byフレ

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