Dolores Keane & John Faulkner - Broken Hearted I'll Wander
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Dolores Keane & John Faulkner - Broken Hearted I'll Wander (1978)

英国で言うトラッドフォークとアイルランドのケルトミュージックに根ざしたケルティックフォーク、似て非なるもの、と言うモンでもないのだろうけど、やっぱり近いからその源流は同じトコロにあるだろうし伝承音楽としても似た部類になる。そりゃ国が違うとか関係なく密着しているものなんだからそりゃそうだ。今になってみればケルトの方が独特の旋律が鋭いというのはあるのだろうけど、歴史を通じて、だからこそのアイリッシュ、みたいなのもあるし音楽だけではないトコロからの影響が反映されている気もする。ただ、素直に聴いていると似て非なるモノながらそこに根差すものへの敬意みたいなのもあるから、そういうのも含めて楽しむのが一番なのだろう。
De Dannanの初代ボーカリストながら翌年には脱退してそこでダンナ見つけてソロ活動、と言うと聞こえは良くないが、結果論そうなったDolores Keaneの1978年セカンドソロ名義アルバム「Broken Hearted I'll Wander」。クレジットからしてジョン・フォークナーの名前も入っているから二人のアルバム、と言う方が正しいか。デ・ダナンでいきなりアイルランド国内では人気を博してさっさと脱退しているからか人気は結構あったらしい。この後もまたヒットを放っているので実力のある歌唱力は既に国民には知られているワケだ。この時期はそんな記憶がある方々にもかなりの好評を博したと言うアルバムで、モロにギターとフルート程度の楽器がバックに入っている中での歌モノのアルバム。しかもドロレス・ケーンがメインというのでもなく、二人の歌声が半々くらいに出てくるという作品に仕上がってる。
幸せに溢れまくっている時期にケルトってのはなかなかその鋭さが出ないし、英国の暗さみたいなのもあまり当てはまらないというトコロで形はもちろん英国トラッドに近いのだが、ややフワフワしている。多分二人共英国にいたからなんだろうなぁ。ただやっぱりドロレス・ケーンの歌声は美しい。生楽器だけで歌っているからその歌声が物凄く伝わってくる。大抵のこの手の作品は研ぎ澄まされた感あるんだけど、このアルバムはどこかほのぼのしてるみたい。

英国で言うトラッドフォークとアイルランドのケルトミュージックに根ざしたケルティックフォーク、似て非なるもの、と言うモンでもないのだろうけど、やっぱり近いからその源流は同じトコロにあるだろうし伝承音楽としても似た部類になる。そりゃ国が違うとか関係なく密着しているものなんだからそりゃそうだ。今になってみればケルトの方が独特の旋律が鋭いというのはあるのだろうけど、歴史を通じて、だからこそのアイリッシュ、みたいなのもあるし音楽だけではないトコロからの影響が反映されている気もする。ただ、素直に聴いていると似て非なるモノながらそこに根差すものへの敬意みたいなのもあるから、そういうのも含めて楽しむのが一番なのだろう。
De Dannanの初代ボーカリストながら翌年には脱退してそこでダンナ見つけてソロ活動、と言うと聞こえは良くないが、結果論そうなったDolores Keaneの1978年セカンドソロ名義アルバム「Broken Hearted I'll Wander」。クレジットからしてジョン・フォークナーの名前も入っているから二人のアルバム、と言う方が正しいか。デ・ダナンでいきなりアイルランド国内では人気を博してさっさと脱退しているからか人気は結構あったらしい。この後もまたヒットを放っているので実力のある歌唱力は既に国民には知られているワケだ。この時期はそんな記憶がある方々にもかなりの好評を博したと言うアルバムで、モロにギターとフルート程度の楽器がバックに入っている中での歌モノのアルバム。しかもドロレス・ケーンがメインというのでもなく、二人の歌声が半々くらいに出てくるという作品に仕上がってる。
幸せに溢れまくっている時期にケルトってのはなかなかその鋭さが出ないし、英国の暗さみたいなのもあまり当てはまらないというトコロで形はもちろん英国トラッドに近いのだが、ややフワフワしている。多分二人共英国にいたからなんだろうなぁ。ただやっぱりドロレス・ケーンの歌声は美しい。生楽器だけで歌っているからその歌声が物凄く伝わってくる。大抵のこの手の作品は研ぎ澄まされた感あるんだけど、このアルバムはどこかほのぼのしてるみたい。
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