The Who - Live At The Fillmore East 1968
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The Who - Live At The Fillmore East 1968

アンダーグラウンドで出回っていたソースがオフィシャルからリリースされるという事がいつからか割と行われるようになってきた。もちろんリスナーの一人としてはオフィシャルからアーティストなりプロデューサーなりがきちんとスタンスを理解してリミックスやリマスタリングを施して出してくるのだから生々しいアングラ音源とは異なり作品としての側面が強調されるものとなり、それは即ち商品価値を持つレベルのモノになるってことで期待しては購入していた。やっぱりね、どんだけアングラで知っててもオフィシャルになったら入手して聴き比べたりするんですよ。それによってマスターテープからいじってるんだ、とかやっぱりイコライジングレベルか、とか色々とオフィシャルでの苦労加減を知るっていうのも楽しみのひとつだし。
The Whoのとても良く知られた1968年のフィルモア・イーストでのライブが今回「Live At The Fillmore East 1968」としてオフィシャルリリースされた。ソースそのものはアングラで古くから知られているもので、それなりに音の良いものも出てきていたので目新しさはさほどないが、その音の作り方ってのはやっぱり生々しいアングラモノとは一味違った、しかも今時の機材でのリマスタリングだからね、当然良くできてる、って思ってるけど、やっぱり時代が時代の代物だからここまでなんだろうなっていう音であるのも確か。んでもさ、ジョンのベースがこんだけ聴けるってやっぱりうるさかったんだろうなぁ…とかキースのドラムだってどんだけドタバタシャリシャリ鳴らしてたかってのもよく分かるし、そもそもThe Whoってのはとんでもなくうるさいバンドだったんだから音源として記録出来たってこと自体が奇跡なのかもしれない。だから物凄く音が割れないようにして全ての音を録ってたんだろうなぁ、と。まだ精々4トラックの時代で、ライブ録音なんて本気でやらなきゃ2トラックがいいところでしょ。それをどんだけの音に仕上げるか、だったんだもんな…、そりゃそうか。
このライブ音源ってこの頃既にライブアルバムをリリースする構想があって、それ向けに録音してたから残ってたって話。何らかの理由でライブアルバムは見送られたらしいけど、多分ピートの作曲能力の高さからライブアルバム出すまでに新作まるごと出来上がるくらいの曲が仕上がったじゃないだろうか。まだまだ駆け出しの頃のThe Whoと勢い有りまくりの頃のピートだし、だからこそ「Tommy」だったワケで。うん、まだ「Tommy」なんて無かった頃のライブで、スタジオ盤だととってもおとなしく聞こえる楽曲郡がこんだけうるさく恐ろしいまでに暴れまくっている曲に変貌していて、どんだけのライブバンドなんだってのをマジマジと知ることになるだろうライブ。挙句アングラでも出てきたことのない長尺版の「My Generation」の30分以上のジャムセッション、いやはやどんだけThe Whoの事を知ってるとか好きだとか言っててもこんだけのライブを聴いちゃうと圧倒される。もちろんここで始めて初期The Whoのライブに接する人はライブ全編とにかく圧倒されまくること間違いないだろう。それくらいに世界を制するライブバンドと言われたThe Whoの凄さを味わえるぶっ飛びの一枚。スゲェ…。

アンダーグラウンドで出回っていたソースがオフィシャルからリリースされるという事がいつからか割と行われるようになってきた。もちろんリスナーの一人としてはオフィシャルからアーティストなりプロデューサーなりがきちんとスタンスを理解してリミックスやリマスタリングを施して出してくるのだから生々しいアングラ音源とは異なり作品としての側面が強調されるものとなり、それは即ち商品価値を持つレベルのモノになるってことで期待しては購入していた。やっぱりね、どんだけアングラで知っててもオフィシャルになったら入手して聴き比べたりするんですよ。それによってマスターテープからいじってるんだ、とかやっぱりイコライジングレベルか、とか色々とオフィシャルでの苦労加減を知るっていうのも楽しみのひとつだし。
The Whoのとても良く知られた1968年のフィルモア・イーストでのライブが今回「Live At The Fillmore East 1968」としてオフィシャルリリースされた。ソースそのものはアングラで古くから知られているもので、それなりに音の良いものも出てきていたので目新しさはさほどないが、その音の作り方ってのはやっぱり生々しいアングラモノとは一味違った、しかも今時の機材でのリマスタリングだからね、当然良くできてる、って思ってるけど、やっぱり時代が時代の代物だからここまでなんだろうなっていう音であるのも確か。んでもさ、ジョンのベースがこんだけ聴けるってやっぱりうるさかったんだろうなぁ…とかキースのドラムだってどんだけドタバタシャリシャリ鳴らしてたかってのもよく分かるし、そもそもThe Whoってのはとんでもなくうるさいバンドだったんだから音源として記録出来たってこと自体が奇跡なのかもしれない。だから物凄く音が割れないようにして全ての音を録ってたんだろうなぁ、と。まだ精々4トラックの時代で、ライブ録音なんて本気でやらなきゃ2トラックがいいところでしょ。それをどんだけの音に仕上げるか、だったんだもんな…、そりゃそうか。
このライブ音源ってこの頃既にライブアルバムをリリースする構想があって、それ向けに録音してたから残ってたって話。何らかの理由でライブアルバムは見送られたらしいけど、多分ピートの作曲能力の高さからライブアルバム出すまでに新作まるごと出来上がるくらいの曲が仕上がったじゃないだろうか。まだまだ駆け出しの頃のThe Whoと勢い有りまくりの頃のピートだし、だからこそ「Tommy」だったワケで。うん、まだ「Tommy」なんて無かった頃のライブで、スタジオ盤だととってもおとなしく聞こえる楽曲郡がこんだけうるさく恐ろしいまでに暴れまくっている曲に変貌していて、どんだけのライブバンドなんだってのをマジマジと知ることになるだろうライブ。挙句アングラでも出てきたことのない長尺版の「My Generation」の30分以上のジャムセッション、いやはやどんだけThe Whoの事を知ってるとか好きだとか言っててもこんだけのライブを聴いちゃうと圧倒される。もちろんここで始めて初期The Whoのライブに接する人はライブ全編とにかく圧倒されまくること間違いないだろう。それくらいに世界を制するライブバンドと言われたThe Whoの凄さを味わえるぶっ飛びの一枚。スゲェ…。
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