The Jam - All Mod Cons
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The Jam - All Mod Cons (1978)

誰もが皆誰かの音楽の影響を受けていて、そうなりたいそういうのがやってみたい、自分ならこうだ、ってのが色々あって、更に才能がそこをプッシュする形で初めて自分自身の音楽的なモノってのが出てくる。それは新しいものになる事もあるだろうし、所詮は何かをなぞるものでしかないのかもしれない。面白いことに才能のあるミュージシャンって大抵はそれほど多くの音楽を聴いてなかったりする。才能があるってのはそういうことだからさほど他人の音楽を聴いてそこから吸収するなんてことをしなくても自分の音楽が出てくるんだろうね。もちろんそうじゃなくてコレクター気質な人もいるんで一概にとは言えないけど、たくさんの音楽を聴いてオリジナリティを探すのではなくって、何かのきっかけで音楽を始めて勝手にオリジナリティが確立されるのがミュージシャン。…意味不明だ(笑)。
The Jamの1978年サード・アルバム「All Mod Cons」。パンクシーンの流れにノッて出てきたバンドと思われがちではあるけど、元々はモッズバンドとして確立していこうとしていたのは有名な話。モロにThe WhoやThe Kinks、SMall Facesからの影響を受けてて、そのまんまのサウンドをちょっとソリッドにした形で出している、それが若気の至りとパンク的アプローチが強かったから丁度シーンで受けたって事だ。とは言え、しっかりと独自性を打ち出して生き残っていった数少ないバンドのひとつだし、今じゃポール・ウェラーって言えば大御所ミュージシャンの一人なワケで、まぁ、そこからThe Jamを思い出す人も多くはないんだろうけど、それくらいThe Jamよりもポール・ウェラーの方が有名になってしまったってことで、良かろう。
さて、この三枚目のアルバム「All Mod Cons」では相変わらずの尖ったパンク的エッセンスに包まれたビートの聴いたサウンドが繰り広げられており、そのスタンスはデビュー時からあまり変わっておらず、どころかむしろソリッド感が増してThe Jamって個性がどんどん出されているかのように思える。それでいながら英国ロックさながらの風味はしっかり出しているからししっかりとそこに根を張っているのも分かる。要するにロック的なアルバム、ってことでカッコ良い。面白いのはそれだけじゃなくてきちんとチャレンジもしていたり、正に英国ロックと言わんばかりのメロディラインを打ち出したロックもあったりして、そりゃ好まれるわな、ってニヤリとしてしまう。ある種全然昔と変わらないロック魂そのまま、自身の曲をオマージュに入れ込んでみたり逆回転やったり、色々と楽しんでるなぁ…。

誰もが皆誰かの音楽の影響を受けていて、そうなりたいそういうのがやってみたい、自分ならこうだ、ってのが色々あって、更に才能がそこをプッシュする形で初めて自分自身の音楽的なモノってのが出てくる。それは新しいものになる事もあるだろうし、所詮は何かをなぞるものでしかないのかもしれない。面白いことに才能のあるミュージシャンって大抵はそれほど多くの音楽を聴いてなかったりする。才能があるってのはそういうことだからさほど他人の音楽を聴いてそこから吸収するなんてことをしなくても自分の音楽が出てくるんだろうね。もちろんそうじゃなくてコレクター気質な人もいるんで一概にとは言えないけど、たくさんの音楽を聴いてオリジナリティを探すのではなくって、何かのきっかけで音楽を始めて勝手にオリジナリティが確立されるのがミュージシャン。…意味不明だ(笑)。
The Jamの1978年サード・アルバム「All Mod Cons」。パンクシーンの流れにノッて出てきたバンドと思われがちではあるけど、元々はモッズバンドとして確立していこうとしていたのは有名な話。モロにThe WhoやThe Kinks、SMall Facesからの影響を受けてて、そのまんまのサウンドをちょっとソリッドにした形で出している、それが若気の至りとパンク的アプローチが強かったから丁度シーンで受けたって事だ。とは言え、しっかりと独自性を打ち出して生き残っていった数少ないバンドのひとつだし、今じゃポール・ウェラーって言えば大御所ミュージシャンの一人なワケで、まぁ、そこからThe Jamを思い出す人も多くはないんだろうけど、それくらいThe Jamよりもポール・ウェラーの方が有名になってしまったってことで、良かろう。
さて、この三枚目のアルバム「All Mod Cons」では相変わらずの尖ったパンク的エッセンスに包まれたビートの聴いたサウンドが繰り広げられており、そのスタンスはデビュー時からあまり変わっておらず、どころかむしろソリッド感が増してThe Jamって個性がどんどん出されているかのように思える。それでいながら英国ロックさながらの風味はしっかり出しているからししっかりとそこに根を張っているのも分かる。要するにロック的なアルバム、ってことでカッコ良い。面白いのはそれだけじゃなくてきちんとチャレンジもしていたり、正に英国ロックと言わんばかりのメロディラインを打ち出したロックもあったりして、そりゃ好まれるわな、ってニヤリとしてしまう。ある種全然昔と変わらないロック魂そのまま、自身の曲をオマージュに入れ込んでみたり逆回転やったり、色々と楽しんでるなぁ…。
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