Thin Lizzy - Wiskey In the Jar

7 Comments
Whiskey in the Jar

 アイルランドで続いてます。ホントはカパーケリー書きたかったけど、まだ名作と呼ばれる「To The Moon」を入手していないので後回しにして、かなり色が違いながらもシン・リジィを聴いた。…と言ってもハードロックバンドになる前の時代のアルバムが好きなので伝承音楽から行けばそっちの路線でしょう。

 ってなことでこのバンド、初期三枚はトリオ編成でアイリッシュフォーク色が強く、レーベルもデラムからリリースされていた。個人的にはその中でももっとも駄作扱いされる1972年発表のセカンドアルバム「Shades of a Blue Orphanage」がとっても好き。何というか、フィル・リノットの男気みたいなのを凄く感じるよ。タイトル曲が本当にかっこ良くって、個人的解釈では青の戦士=革命戦士みたいな事だと思ってて、歌詞も良い。音は凄くチープなのでその辺は色々言われるのはしょうがないが、本質とはあんまり関係ないじゃん、みたいな感じ。「Sarah」も2バージョン入ってて、かなり切ない曲ながらなかなか良い。結局どれも良いし、何と云うのかそんなに激しいアルバムじゃないながらも、彼らの闘う姿勢が出ていて、凄くアイルランドだなぁと思う。U2もそういう表現だったし、気質なんだろう。

 んでこの初期三枚からまとめ上げたベスト盤「Whiskey in the Jar」がリリースされてました。このベスト盤自体は聴いてないけど、初期三枚の雰囲気を掴むにはこのCDは良いんじゃないかな。滅茶苦茶安いし。名曲「Whiskey In The Jar」も入ってるし、「Dublin」もいいなぁ。後年までプレイされていた「The Rocker」もあるか。ちなみに「Whiskey In The Jar」ってトラディショナルソングなのでダブリナーズもライブでやっていたりする。こうして聴くとシン・リジィもアイルランド魂をしっかりとアピールしているんだなと思う。

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フレ
Posted byフレ

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YAMA  
はじめまして

トラックバックありがとうございます。
私は主に’80年代の洋楽を聴いていた人間です。
シン・リジィについては、当時放送されていた洋楽番組で知り、その時に紹介された”アリバイ”から聴いてみたという程度です。
ベストアルバムを手に入れたのでそれを時々聴いたりしてますが、やっぱり最初の出会ったこの曲が好きですね。

2005/11/28 (Mon) 23:58 | EDIT | REPLY |   
snowy  
トラバ

ありがとうございます。僕もThin Lizzy好きです。「Whiskey In The Jar」はフィルのボーカルも然ることながらエリック・ベルのギターソロが抜群でした。大好きな曲です。

2005/11/29 (Tue) 00:06 | EDIT | REPLY |   
nagasa  

こんにちは。
Thin Lizzyは一回も聴いたことが無いのですが、どんな音楽に近いですか?
今度機会があったら聴いてみたいと思います。

2005/11/29 (Tue) 07:14 | EDIT | REPLY |   
shinyan  

オッThin Lizzyですか・・・
いいっすね、ココもOZZYの所と同じく何時も当たりのギタリストを見つけますよね・・・

2005/11/29 (Tue) 22:29 | EDIT | REPLY |   
フレ@ロック好きの行き着く先は?…  
多数のコメントありがとうございます。

全く人気のなかった最初期のシン・リジィを取り上げるというひねくれ者ですが、見事にご反応頂いた皆様には感謝っす。聴いてみると素朴でいいっすよ♪

>YAMAさん
「アリバイ」のシャープなカッティングから始まるところが気分を盛り立てますよね。で、あの華麗なるギターフレーズが心地良いんですが、やっぱ「脱獄」とか同じ匂いのするアルバムでこちらも好きです。あ、私も80年代から入ってますので似たような世代でしょうね。プロフィールの写真誰かわかります?

>snowyさん
スノーウィー・ホワイトからのペンネームですよね?名前にリジィ好きが表れているので私、何も語れません(笑)。確かにエリック・ベルの主張しないギターって良かったのですが、ハード路線に走ってからはやはり難しかったのでしょうかねぇ。まあ、おかげでスコット・ゴーハムが良い味出すようになったので、それはそれ、かな。正に「Whiskey In The Jar」の日々を最近過ごしていたのでお返事遅れてすみません。

>nagasaさん
こんばんわ。ちょくちょくお邪魔させてもらってます。Thin Lizzyはですねぇ、初期三枚はアイリッシュフォーク調のロックですが、行こうハードロックとアイリッシュの融合という路線に走ってます。オススメ名盤は「Black Rose A Rock Legend」「Jailbreak」か、もしくはライブ盤「Live & Dangerous」「Life Live」ですね。結構聞き込まないとハマらないバンドかもしれませんけど、疾走感があっていいですよ。

>shinyan
いいっしょ、Thin Lizzy♪
確かにギタリスト名鑑は凄いですね。エリック・ベル、 スコット・ゴーハム、ブライアン・ロバートソン、ゲイリー・ムーア、スノーウィー・ホワイト、ジョン・サイクスと後年になればなるほど後のHR/HM界を担うギタリストの輩出をしてるんですもんね。あ、そういう意味では「Life Live」の「The Rocker」は歴代ギタリスト達が同窓会の如く出演してギターを弾いてくれる演出っていいですよね。

2005/12/01 (Thu) 22:14 | EDIT | REPLY |   
YAMA  
うぬぬ..

その画像にピンとくる方がいません..。
ど、どなたですか?

2005/12/02 (Fri) 00:05 | EDIT | REPLY |   
フレ@ロック好きの行き着く先は…  
YAMAさん

それは…「ワキゲ」と言えば?

2005/12/02 (Fri) 00:16 | EDIT | REPLY |   

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  •  シン・リジィ
  • 車で聴く曲をこのバンドのものに変えました。 このバンドとの出会いは、私のHPでも紹介しているのですが、’80年代の洋楽番組の1つベストヒットUSAでした。 ”Waiting For An Alibi”という曲が放送された時に注目。他の曲も聴いてみたいと思って
  • 2005.11.29 (Tue) 00:12 | YAMAなりに
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