Black Stone Cherry - Black to Blues
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Black Stone Cherry - Black to Blues (2017)

3コードしかダメという制約がある訳じゃないけど概ね3コードの中でしかかき鳴らされることのないブルースという枠組みの中、如何にしてあんだけのブルースメンが歴史に名を残せているのか、もちろんそれぞれに個性はあるし、強烈なインパクトを放っていたからというのもあるだろう。それでも大して発展してない3コードの世界でその功績は凄い。後世の連中がそれを崇めて独自解釈していったことで脈々と引き継がれている事でその価値を高めているのだが、ここでまたひとつユニークなカバーアルバムが出てきた。
Black Stone Cherryが2017年にEP6曲入りの作品としてリリースした「Black to Blues」だ。若手サザン・ヘヴィーロックの代表格でもあり、その年でその風格かよ、ってくらいにワイルドで大陸的な正にアメリカンなサウンドを出すバンドで、自分的にもキライじゃない昔ながらの音を引き摺ってるバンドで好意的なんだが、そのBlack Stone Cherryがブルースのカバー作品って、そのまんまじゃないか、なんて。いや、ところがさ、ある種Black Stone Cherryってバンドはそのままだけどやってる曲の元ネタが王道ブルース曲ってだけで聴いてると、カバー?ってくらいにはバンドの色が強く出てきていてとてもカバーには思えない。こんな王道ブルースの、しかも3コードしかない作品ばかりをここまで今のバンド、自分たちのBlack Stone Cherry風に仕上げてしまえるのかっていうのが凄い。各曲でのアレンジやそもそもの骨子なんてのも自分たち流に作り上げてからのアプローチ、完全に自分たちの音の中に取り込んでしまっている。
いや〜、こんだけギター弾いてくれると嬉しいね。気持ちよく今時の、と言うかホワイトブルースギターが聴けて流れていく、バックはヘヴィメタルだろってくらいにはハードな音で殴りかかってくるんで、そこでのブルースソロってのmこれまた新鮮で、正にワイルド。アメリカ人は好きだろうなぁと思うし、こういうのはホントアメリカでしか出てこれない。幾つかYouTube見てたら昔からライブではこういうカバーを幾つかやってたんだね。だからそれらをまとめてみたって事もあるのかな。オリジナル作品を出し続けていってもおそらく大きな変化にはならないだろうし、ここでこんだけのカバー作をリリースして一区切り付けておくってのは良い発想だったかも。それでバンドの株も上がるってなもんだ。実に快活で心地良い昔ながらのブルース・ロックアルバムの現代版。

3コードしかダメという制約がある訳じゃないけど概ね3コードの中でしかかき鳴らされることのないブルースという枠組みの中、如何にしてあんだけのブルースメンが歴史に名を残せているのか、もちろんそれぞれに個性はあるし、強烈なインパクトを放っていたからというのもあるだろう。それでも大して発展してない3コードの世界でその功績は凄い。後世の連中がそれを崇めて独自解釈していったことで脈々と引き継がれている事でその価値を高めているのだが、ここでまたひとつユニークなカバーアルバムが出てきた。
Black Stone Cherryが2017年にEP6曲入りの作品としてリリースした「Black to Blues」だ。若手サザン・ヘヴィーロックの代表格でもあり、その年でその風格かよ、ってくらいにワイルドで大陸的な正にアメリカンなサウンドを出すバンドで、自分的にもキライじゃない昔ながらの音を引き摺ってるバンドで好意的なんだが、そのBlack Stone Cherryがブルースのカバー作品って、そのまんまじゃないか、なんて。いや、ところがさ、ある種Black Stone Cherryってバンドはそのままだけどやってる曲の元ネタが王道ブルース曲ってだけで聴いてると、カバー?ってくらいにはバンドの色が強く出てきていてとてもカバーには思えない。こんな王道ブルースの、しかも3コードしかない作品ばかりをここまで今のバンド、自分たちのBlack Stone Cherry風に仕上げてしまえるのかっていうのが凄い。各曲でのアレンジやそもそもの骨子なんてのも自分たち流に作り上げてからのアプローチ、完全に自分たちの音の中に取り込んでしまっている。
いや〜、こんだけギター弾いてくれると嬉しいね。気持ちよく今時の、と言うかホワイトブルースギターが聴けて流れていく、バックはヘヴィメタルだろってくらいにはハードな音で殴りかかってくるんで、そこでのブルースソロってのmこれまた新鮮で、正にワイルド。アメリカ人は好きだろうなぁと思うし、こういうのはホントアメリカでしか出てこれない。幾つかYouTube見てたら昔からライブではこういうカバーを幾つかやってたんだね。だからそれらをまとめてみたって事もあるのかな。オリジナル作品を出し続けていってもおそらく大きな変化にはならないだろうし、ここでこんだけのカバー作をリリースして一区切り付けておくってのは良い発想だったかも。それでバンドの株も上がるってなもんだ。実に快活で心地良い昔ながらのブルース・ロックアルバムの現代版。
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