Vandenberg - Alibi

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Vandenberg - Alibi (1985)
Alibi

 デジタル本が見当たらなくてしょうがなくて普通に紙の本を買ってきたが、これっていつ、どうやって読むんだろ?なんて思ってしまった。本を読むのは今じゃiPhoneでさらさらっと読むもんだ、くらいになっている。昔の資料的に本を漁るってのはあったけど、読み物としての本を丸ごと読むなんてのも最近は全然してなかったんでちょっと不便、と言うかこんだけ時間と場所が制限されて読まないといけなかったのかと改めて思った次第。まぁ、手持ちでどこでも読めるもんじゃなかったな、というだけだ。それが割と不便で、文明の利器の便利さを実感してしまったトコロ。それでも読みたいから読むけど、場所選ぶってのは時間かかる。

 ホワイトスネイクでデヴィッド・カヴァデールの相棒として活躍した姿が有名になってしまったAdrian Vandenbergってのは元々Vandenbergってバンド名で1982年頃に世界デビューした人だ。アルバム3枚くらいでバンドは終焉、その後がホワイトスネイクなワケだが、その三枚目の作品となった1985年リリースの「Alibi」。これまでのオランダ人系を活かしたヨーロッパ風味なハードロック作品から方向転換していてかなりアメリカに近づいた作風になってたからかバンドはここで解体。理由は何だったんだろ?売れてなかったからか?それでもアメリカ進出してたんだからそれなりに売れたような気もするけどどうなんだろ?多分エイドリアンの力量とバンドメンバーとの差が顕在化してしまったとかあるのかもな。

 このアルバム、アメリカン的とは言えども決して作品的には悪くないけど、ギターの音がちょっと勿体無いなぁ…。前のアルバムまではレスポールからマーシャル直結の快活な音だったが、何やら色々とカマしているような音になっちゃっててエッジが立ってない。どこか中途半端な印象を持ってしまうアルバムで、曲は悪くないし勢いもあるんだよな。ちょっと不思議だが、曲の引っ掛かりが足りないって事なんだろう。アルバムジャケットはもちろん本人作品で、アマゾンなんかでセカンドとか並んでると作風が分かる気がするね。






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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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お〜ぐろ  

メンバー内だとドラムとベースは英語が話せなかったてのがあるらしいですね
アルバムも悪くはないけど、2ndに比べるとイマイチかな〜と 
ジャケのエイドリアンの絵はレベル上がってますけど(笑 

2018/04/10 (Tue) 23:49 | EDIT | REPLY |   
フレ
フレ  
>お〜ぐろさん

この辺のヤツ、世代ですかね(笑)。
あの頃みたいに熱く聴きたいなぁ…と思いつつも色々と邪念が入った聴き方になっちゃってて…。

オランダ人って割と英語大丈夫かと思ったけどそうでもなかったんですね。

2018/05/03 (Thu) 17:18 | EDIT | REPLY |   

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