Gillan - Mr.Universe
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Gillan - Mr.Universe (1979)

アルバムのジャケットってホント聴く人間の意欲を左右すると思う。色々なジャケットがあって、それぞれがアートとして見ているのも好き出し、やっぱりそれも含めての作品だと思ってるしね。だからアメリカのってあんまり面白味が無いんだよね。顔のアップとかばかりで中味聴く気しなくなる顔ばかりがデカデカと載っててもさ、聞かないでしょ。音楽は音楽だってのも確かだけど、やっぱり最初はミーハーに好みかそうじゃないか、で決まると思うんだよ。だからロックスターってのはやっぱりロックスター然としていてほしいと思うもん。古いけど。
Gillanの1979年リリースのセカンド・アルバム「Mr.Universe」。パープル抜けてからイアン・ギラン・バンドやって自身の幅広い音楽性を楽しみつつ、世間にも認知されつつもやっぱりセールス面での不振もあったのだろうか、一旦解体して新たな心意気でギランというバンド名にしての作品になるのだが、これが二枚目となってて、ここでバーニー・トーメの登場です。ちなみにドラムにはあのミック・アンダーウッド参加という、何とも英国ロック陣営からすると素晴らしき人員の登場で、そうかぁ、そうなるのかぁって思ってしまうくらいには感慨深い。元々イアン・ギランと友人で、リッチーにイアン・ギランを紹介したのがミック・アンダーウッドってことなんだけどね。Quatermass出身です、はい。それだけで好きですからね。んで、ワクワクとして冒頭から聴いていると何ともシンセなオープニングで、一体どんなんになるんだ、コレ?大丈夫か?みたいな不安感がよぎるのだが、それはイアン・ギランと共に活動したのがコリン・タウンズって鍵盤奏者だからしょうがない、鍵盤がクローズアップされるのは当たり前か、ってことで、序章として流れてくるだけで、そこからは唐突にRainbowだぜ、これは、ってくらいのハードロックになる。パープルじゃなくてレインボウだよね、近いのは。時代的にそうなんだろうね。やっぱりリッチーのレインボウ聴いてるとああいうのが良いんだろうな、って思ったかどうかは知らないけど、相当に洗練されたハードロックをやっているので、昔のファンは知ってれば飛びついたんじゃないだろうか。
ところがこのジャケットだ。自分なんかは後追い世代なので、このジャケット見ただけで後回し。当時はそんないろいろな情報もないからこれがそんなハードロックアルバムだなんて思ってもいなかったし、ダサいジャケットのダサい音だろう、ギランって怪獣みたいだし…とかそんな風に思ってた(笑)。ところが聴いてみれば随分と格好良いハードロックで疾走感溢れるスタイルじゃないですか。そこにパープルでお馴染みのあの歌声が被ってくるんだから悪いはずがない。ギターだって現代的(当時の)なサウンドで疾走感溢れるサウンドを奏でているんだから、見事にレインボウだよ。リッチーと一緒にやれば良いんじゃね?くらいの音作りで、そもそも論に戻る。ただ、何だろ、良質な楽曲というか本気で格好良い曲がイマイチ少ないか。

アルバムのジャケットってホント聴く人間の意欲を左右すると思う。色々なジャケットがあって、それぞれがアートとして見ているのも好き出し、やっぱりそれも含めての作品だと思ってるしね。だからアメリカのってあんまり面白味が無いんだよね。顔のアップとかばかりで中味聴く気しなくなる顔ばかりがデカデカと載っててもさ、聞かないでしょ。音楽は音楽だってのも確かだけど、やっぱり最初はミーハーに好みかそうじゃないか、で決まると思うんだよ。だからロックスターってのはやっぱりロックスター然としていてほしいと思うもん。古いけど。
Gillanの1979年リリースのセカンド・アルバム「Mr.Universe」。パープル抜けてからイアン・ギラン・バンドやって自身の幅広い音楽性を楽しみつつ、世間にも認知されつつもやっぱりセールス面での不振もあったのだろうか、一旦解体して新たな心意気でギランというバンド名にしての作品になるのだが、これが二枚目となってて、ここでバーニー・トーメの登場です。ちなみにドラムにはあのミック・アンダーウッド参加という、何とも英国ロック陣営からすると素晴らしき人員の登場で、そうかぁ、そうなるのかぁって思ってしまうくらいには感慨深い。元々イアン・ギランと友人で、リッチーにイアン・ギランを紹介したのがミック・アンダーウッドってことなんだけどね。Quatermass出身です、はい。それだけで好きですからね。んで、ワクワクとして冒頭から聴いていると何ともシンセなオープニングで、一体どんなんになるんだ、コレ?大丈夫か?みたいな不安感がよぎるのだが、それはイアン・ギランと共に活動したのがコリン・タウンズって鍵盤奏者だからしょうがない、鍵盤がクローズアップされるのは当たり前か、ってことで、序章として流れてくるだけで、そこからは唐突にRainbowだぜ、これは、ってくらいのハードロックになる。パープルじゃなくてレインボウだよね、近いのは。時代的にそうなんだろうね。やっぱりリッチーのレインボウ聴いてるとああいうのが良いんだろうな、って思ったかどうかは知らないけど、相当に洗練されたハードロックをやっているので、昔のファンは知ってれば飛びついたんじゃないだろうか。
ところがこのジャケットだ。自分なんかは後追い世代なので、このジャケット見ただけで後回し。当時はそんないろいろな情報もないからこれがそんなハードロックアルバムだなんて思ってもいなかったし、ダサいジャケットのダサい音だろう、ギランって怪獣みたいだし…とかそんな風に思ってた(笑)。ところが聴いてみれば随分と格好良いハードロックで疾走感溢れるスタイルじゃないですか。そこにパープルでお馴染みのあの歌声が被ってくるんだから悪いはずがない。ギターだって現代的(当時の)なサウンドで疾走感溢れるサウンドを奏でているんだから、見事にレインボウだよ。リッチーと一緒にやれば良いんじゃね?くらいの音作りで、そもそも論に戻る。ただ、何だろ、良質な楽曲というか本気で格好良い曲がイマイチ少ないか。
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