Fairport Convention - What We Did on Our Holidays
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Fairport Convention - What We Did on Our Holidays (1969)

iPhoneの設定やらを見ていて思う。皆こんな設定が上手く使いこなせているのか?って。多分初期出荷時の設定そのままで概ね使われているのだろうなとは思うけど、それが故にネットワーク上へ様々な情報が流出してたりメールやら写真やらSNSはそもそもだけど全部見えてしまっていたりするんだろうな、とか。その辺はともかく当然ながら自分たちが見ているURL情報もダダ漏れなのでどんな傾向なのかとかはもちろん丸わかりだが、95%くらいの人は気にしていないだろう。知ってる人は楽しんでるか、しょうがないよな、だろう。常々恐ろしい世界だと思う。やれば個人まで全て判明してしまう情報なんだから余計に、だね。好んで監視社会に飛び込んで行ってるんだから始末に負えない。まるでロックとは正反対の方向性ですな。
Fairport Conventionの1969年2作目のアルバム「What We Did on Our Holidays」。ご存知前作でのジュディ・ダイブルがバンドを去り、The Strawbsでの実績もあったサンディ・デニーがバンドに参加した最初のアルバムで、アルバム的にはそこまで出てきてはいないけど、相当衝撃的な才能の持ち主ってのはバンドと一緒になった頃から既にメンバーには判ったらしい。この頃のフェアポート・コンヴェンションってアシュリー・ハッチングスにリチャード・トンプソン、イアン・マシューズなんて才能達がいたんだから、そこで存在感を見せつけてしまった天才的才能ってのは相当なモンだったんだろうなぁ。今でも世間的にそう評価されてるんだから当然なんだけど、歌声だけ聞いててもそこまでサンディ・デニーの凄さってのはなかなか分からない。ただ、魅力的な声と歌い方だな、ってのがあるくらい。それが多分凄い事なんだろうけど。曲作りの才能もあるってのも言われるよね。でもさ、こんだけのメンツの中だからそりゃもうそのレベルが当たり前で…ってな話。そんな才能の持ち主たちが若気の至りながらも必死に作ったアルバムがこのセカンド。
端的にはアメリカのフォークシーンに呼応した作品だし、英国らしさってのが出てるのはサンディ・デニーが凄いけど、いや、もちろん他のメンツもとっても英国らしいんでバンドの音で聴けばやっぱり英国フォークの世界です。ディランやらの曲がってカバーあるけど、全然実感しないしさ。ただ、重厚さってのはまだまだ出てきてないのかも。アシュリー・ハッチングスお得意の世界観なんだけどね、そこまででもない。そうだなぁ、単に静かなフォークアルバムで聴けば聴くほどに味わいは出てくるけど、そこまで聴けるか、ってのがあるくらいには静かでフォーキッシュ。自分もそこまで何度も続けては聴かないし。それでも色々な意味では重要な作品だし、何てったって二十歳前頃のリチャード・トンプソンの才能を味わえるってなモンだ。

iPhoneの設定やらを見ていて思う。皆こんな設定が上手く使いこなせているのか?って。多分初期出荷時の設定そのままで概ね使われているのだろうなとは思うけど、それが故にネットワーク上へ様々な情報が流出してたりメールやら写真やらSNSはそもそもだけど全部見えてしまっていたりするんだろうな、とか。その辺はともかく当然ながら自分たちが見ているURL情報もダダ漏れなのでどんな傾向なのかとかはもちろん丸わかりだが、95%くらいの人は気にしていないだろう。知ってる人は楽しんでるか、しょうがないよな、だろう。常々恐ろしい世界だと思う。やれば個人まで全て判明してしまう情報なんだから余計に、だね。好んで監視社会に飛び込んで行ってるんだから始末に負えない。まるでロックとは正反対の方向性ですな。
Fairport Conventionの1969年2作目のアルバム「What We Did on Our Holidays」。ご存知前作でのジュディ・ダイブルがバンドを去り、The Strawbsでの実績もあったサンディ・デニーがバンドに参加した最初のアルバムで、アルバム的にはそこまで出てきてはいないけど、相当衝撃的な才能の持ち主ってのはバンドと一緒になった頃から既にメンバーには判ったらしい。この頃のフェアポート・コンヴェンションってアシュリー・ハッチングスにリチャード・トンプソン、イアン・マシューズなんて才能達がいたんだから、そこで存在感を見せつけてしまった天才的才能ってのは相当なモンだったんだろうなぁ。今でも世間的にそう評価されてるんだから当然なんだけど、歌声だけ聞いててもそこまでサンディ・デニーの凄さってのはなかなか分からない。ただ、魅力的な声と歌い方だな、ってのがあるくらい。それが多分凄い事なんだろうけど。曲作りの才能もあるってのも言われるよね。でもさ、こんだけのメンツの中だからそりゃもうそのレベルが当たり前で…ってな話。そんな才能の持ち主たちが若気の至りながらも必死に作ったアルバムがこのセカンド。
端的にはアメリカのフォークシーンに呼応した作品だし、英国らしさってのが出てるのはサンディ・デニーが凄いけど、いや、もちろん他のメンツもとっても英国らしいんでバンドの音で聴けばやっぱり英国フォークの世界です。ディランやらの曲がってカバーあるけど、全然実感しないしさ。ただ、重厚さってのはまだまだ出てきてないのかも。アシュリー・ハッチングスお得意の世界観なんだけどね、そこまででもない。そうだなぁ、単に静かなフォークアルバムで聴けば聴くほどに味わいは出てくるけど、そこまで聴けるか、ってのがあるくらいには静かでフォーキッシュ。自分もそこまで何度も続けては聴かないし。それでも色々な意味では重要な作品だし、何てったって二十歳前頃のリチャード・トンプソンの才能を味わえるってなモンだ。
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