Colin Blunstone - One Year
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Colin Blunstone - One Year (1971)

英国ロックの裏方探ってると面白いわ。所詮マニアな楽しみでしかないけど、そもそもこんなもん好きじゃなきゃ聴かないし、マニアじゃなきゃ手を出さないだろうから良いんだけどさ。ちょいと前にジム・ロッドフォードが亡くなったのを機にあの人ってどんな仕事してたんだろうなぁ、とぼんやりと思った事から始まってるんだけど、60年代のゾンビーズには勿論絡んでいなくて、それでもロッド・アージェントの従兄弟だからってことでどっかでシーンに登場してきてて、そのまま居続けた人だからね。ボブ・ヘンリット然りなんだけど、彼はまだキャリア的に見えるんで、やっぱジム・ロッドフォードがなぁ…って感じ。
それでゾンビーズのフロントマン、コリン・ブランストーンの1971年のソロアルバム「One Year」なんてのに手を出してみればそのクレジットにはちゃっかりとジム・ロッドフォードが登場してくるワケだ。なるほど、そうなるのか、しかもボブ・ヘンリットとのリズム隊もここで出来てたワケか、と納得。しかも他のメンツのクレジットがゾンビーズそのままなロッド・アージェントにラス・バラッド、プロデュースはクリス・ホワイト、そしてもちろんコリン・ブランストーンという、そりゃ名盤が出来上がるハズだろ、と。ソロ名義の方がバンド名義より良かったんだろうなぁ…、そりゃゾンビーズじゃ売れなかったか、という反省かもしれない。まずアルバムのクレジットから驚きながら音を聴くのだが、これがまたとんでもなく名盤。もっともっと知られても良いアルバムなんだが、ロック的なトコロでは名盤とは言われないのかもしれない。英国ロックとして、ポップ的、フォーク的なトコロでの傑作だからロックだぜ、ってのはまるで無いし、立ち位置的に中途半端だったのかもしれない。
どこからどう斬っても素晴らしい作品。歌心と味わいを存分に楽しめるアルバムで純粋にポップを探求したんじゃないかな。カラフルなゾンビーズのアルバム「Odessey & Oracle」からサイケさとカラフルさを拭い取ってモノトーンにしてみたような印象。ちょいと疲れた的な作品になるのか…、なのでこのジャケット、実にこのアルバムの表情を物語っている。見事なアルバム。この辺の人達は凄い才能だね、ホント。

英国ロックの裏方探ってると面白いわ。所詮マニアな楽しみでしかないけど、そもそもこんなもん好きじゃなきゃ聴かないし、マニアじゃなきゃ手を出さないだろうから良いんだけどさ。ちょいと前にジム・ロッドフォードが亡くなったのを機にあの人ってどんな仕事してたんだろうなぁ、とぼんやりと思った事から始まってるんだけど、60年代のゾンビーズには勿論絡んでいなくて、それでもロッド・アージェントの従兄弟だからってことでどっかでシーンに登場してきてて、そのまま居続けた人だからね。ボブ・ヘンリット然りなんだけど、彼はまだキャリア的に見えるんで、やっぱジム・ロッドフォードがなぁ…って感じ。
それでゾンビーズのフロントマン、コリン・ブランストーンの1971年のソロアルバム「One Year」なんてのに手を出してみればそのクレジットにはちゃっかりとジム・ロッドフォードが登場してくるワケだ。なるほど、そうなるのか、しかもボブ・ヘンリットとのリズム隊もここで出来てたワケか、と納得。しかも他のメンツのクレジットがゾンビーズそのままなロッド・アージェントにラス・バラッド、プロデュースはクリス・ホワイト、そしてもちろんコリン・ブランストーンという、そりゃ名盤が出来上がるハズだろ、と。ソロ名義の方がバンド名義より良かったんだろうなぁ…、そりゃゾンビーズじゃ売れなかったか、という反省かもしれない。まずアルバムのクレジットから驚きながら音を聴くのだが、これがまたとんでもなく名盤。もっともっと知られても良いアルバムなんだが、ロック的なトコロでは名盤とは言われないのかもしれない。英国ロックとして、ポップ的、フォーク的なトコロでの傑作だからロックだぜ、ってのはまるで無いし、立ち位置的に中途半端だったのかもしれない。
どこからどう斬っても素晴らしい作品。歌心と味わいを存分に楽しめるアルバムで純粋にポップを探求したんじゃないかな。カラフルなゾンビーズのアルバム「Odessey & Oracle」からサイケさとカラフルさを拭い取ってモノトーンにしてみたような印象。ちょいと疲れた的な作品になるのか…、なのでこのジャケット、実にこのアルバムの表情を物語っている。見事なアルバム。この辺の人達は凄い才能だね、ホント。
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