Blodwyn Pig - Getting To This
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Blodwyn Pig - Getting To This (1970)

iPhoneを水没させてしまったのだが、それが一瞬だったからかほとんどの機能が無事に使えててラッキーだなぁ…なんて思ってたら音が出ない、のと当然ながら電話ができないって事が発覚して、さてさて困ったと。それ以外は使えるワケだが、携帯電話が電話機として機能しないってのははたして価値があるものなんだろうか?それってiPod Touchと同じじゃないか?みたいな事を思いつつどうしたものかと新しいiPhone見てニヤニヤしちゃってたんだけどそんなにカネ出す価値もないしなぁ、ってことで密封パックにシリカゲル入れて一晩放置してみた。スピーカー部分だろうから乾けば何とかなるだろうという目論見だったがこれで見事に復活したのだな。ならばもうちょっと使い倒してから新しいのにしようと決めた今日このごろ、何はともあれ良かった良かった…。
1970年にリリースされたBlodwyn Pigのセカンド・アルバム「Getting To This」。ご存知Jethro Tullの初代ギタリストだったミック・エイブラハムがTull離脱後に組んだ自身のバンドで、ここのメンツが後にJucy Lucyに行ったのだが、こちらのBlodwyn Pigでのサウンドスタイルがこれまた結構Jucy Lucyにも通じている部分多くて、妙にメンバーの入れ替えに納得しちゃったんだが、そのルーツはと言えばやっぱりジェスロ・タルでして、そこは当然だけどミック・エイブラハムのセンスが大きく貢献していたんだなぁと納得。その玉石混交的なセンスがここでも生かされていてどんなバンドかはそれで想像付くんじゃなかろうか。もちろんギターそのもののクローズアップが大きいんだが、ベースにしてもドラムにしてもフルートにしても大活躍してのごちゃごちゃの音、それでも妙に美しく聞こえるというのはセンスの問題か計算されたアンサンブルの賜物か。
ファースト「Ahead Rings Out」に比べてセカンドの方が明らかにバンドの音としては進化していて、多様性も一層増しているように感じるが、その分バンド内での人間関係が微妙になってきてしまったらしく、結果的にミック・エイブラハムが脱退することになって解散状態へと進んでしまうのが残念だ。この路線で一丸となったバンド活動していたら結構評価されたんじゃないかなぁ…、正にロック的なジャズスタイルで、いや、ロックでしかないけどジャズな取り組みしているって音でもしかしたらジェスロ・タルよりもハードロック、ギター寄りで分かりやすいと言うか聞きやすいと言うか…、そんな気もするからさ。アコギにしてもフルートにしてもきちんと美しく入ってるし。うん隠れた名盤ですよ、これ、多分。

iPhoneを水没させてしまったのだが、それが一瞬だったからかほとんどの機能が無事に使えててラッキーだなぁ…なんて思ってたら音が出ない、のと当然ながら電話ができないって事が発覚して、さてさて困ったと。それ以外は使えるワケだが、携帯電話が電話機として機能しないってのははたして価値があるものなんだろうか?それってiPod Touchと同じじゃないか?みたいな事を思いつつどうしたものかと新しいiPhone見てニヤニヤしちゃってたんだけどそんなにカネ出す価値もないしなぁ、ってことで密封パックにシリカゲル入れて一晩放置してみた。スピーカー部分だろうから乾けば何とかなるだろうという目論見だったがこれで見事に復活したのだな。ならばもうちょっと使い倒してから新しいのにしようと決めた今日このごろ、何はともあれ良かった良かった…。
1970年にリリースされたBlodwyn Pigのセカンド・アルバム「Getting To This」。ご存知Jethro Tullの初代ギタリストだったミック・エイブラハムがTull離脱後に組んだ自身のバンドで、ここのメンツが後にJucy Lucyに行ったのだが、こちらのBlodwyn Pigでのサウンドスタイルがこれまた結構Jucy Lucyにも通じている部分多くて、妙にメンバーの入れ替えに納得しちゃったんだが、そのルーツはと言えばやっぱりジェスロ・タルでして、そこは当然だけどミック・エイブラハムのセンスが大きく貢献していたんだなぁと納得。その玉石混交的なセンスがここでも生かされていてどんなバンドかはそれで想像付くんじゃなかろうか。もちろんギターそのもののクローズアップが大きいんだが、ベースにしてもドラムにしてもフルートにしても大活躍してのごちゃごちゃの音、それでも妙に美しく聞こえるというのはセンスの問題か計算されたアンサンブルの賜物か。
ファースト「Ahead Rings Out」に比べてセカンドの方が明らかにバンドの音としては進化していて、多様性も一層増しているように感じるが、その分バンド内での人間関係が微妙になってきてしまったらしく、結果的にミック・エイブラハムが脱退することになって解散状態へと進んでしまうのが残念だ。この路線で一丸となったバンド活動していたら結構評価されたんじゃないかなぁ…、正にロック的なジャズスタイルで、いや、ロックでしかないけどジャズな取り組みしているって音でもしかしたらジェスロ・タルよりもハードロック、ギター寄りで分かりやすいと言うか聞きやすいと言うか…、そんな気もするからさ。アコギにしてもフルートにしてもきちんと美しく入ってるし。うん隠れた名盤ですよ、これ、多分。
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