Peace - Peace
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Peace - Peace

ロックってさ、裏話とか逸話とか小話みたいなの知ってると色々な事柄が繋がってきて面白いんだよね。新しいバンド結成の裏話とかインタビューでも一緒にツアーやったことがあって知り合って、次のメンバーを探す時に声掛けたとかよくある話だけど、それってこの頃のツアーの時の話なんだろうなぁ、とか夢膨らむ想像が出来ちゃう。想像ってか、そこだよな、って確信だけど。結局人繋がりでメンバー固めていくってのもまだまだ多かった時代だし、やっぱりミュージシャンだからセンスで合うか合わないかみたいなの測るだろうしね、だからそんな小話ってのは結構アンテナ広く漁ってたかも。
ポール・ロジャースがフリーの空中分解後に同じアパートにいたKilling FloorのStuart McDonaldとそれこそ兼ねてからの知り合いだったベテランドラマーのMick Underwoodと一緒にPeaceってバンドを組んだのは割と知られた事実。そこにギタリスト不在で、ポール・ロジャースが兼任していたものの、候補として上がってたのがGinhouseのGeoff Sharkeyだったのだが、そこまで話が進む前にFree再編成となってしまったために中途半端にバンドは解体されたという酷いバンド。ところがFreeがビッグネームだったこともあって、ポール・ロジャースが新たに組んだバンド、っていう注目度は高く、シングルもアルバムもリリースしていないのにBBCへ出演していたり、Mott The Hoopleの前座でツアー周ってたりと活動は意欲的だったようだ。冒頭の話で言えばこのヘンでポール・ロジャースはミック・ラルフスを知ったんだろうなぁ…って思うわけよ。バドカン結成ってこの人脈かね、と。んで、一緒にアパートにいたStuart McDonaldはフリーのサイモン・カークの元々のバンドメイトだったってな事で、見事に全てが繋がる狭い人脈と気心知れたメンツでのバンド結成だったってな話。
この短命なバンドでも期待度が高かったことを証明するかのようにいくつかの音源がリリースされていて、それはもちろんフリーの活動集大成の中に紛れてしまうのであまり注目を浴びることもないんだけど、実はPeaceとしてのソースだけでそれなりのアイテムにはなる、はず。Freeの編集盤「FREE STORY」には「Lady」って曲が、ボックスセット「Songs of Yesterday」には「Like Water」と「Zero BC」ってのがスタジオ録音ソースで入ってて、これは上記のメンツによる録音だからフリー関係ないんだよね。明らかにPeaceのソース。んでBBC音源は「Heartbreaker」「Seven Angels」ってフリーの後期の曲と「Like Water」の3曲が残ってるけどきちんとはリリースされていないのかな。ちなみにここでのドラムはミック・アンダーウッドだからサイモン・カークのそれとは全然違ってちょいハネな軽快なドラミングでなかなか心地良い。
ってことでその実6曲くらいの音源とMott The Hoopleの前座のライブソースがあればとっても貴重なCDがリリース出来るんじゃないか?なんて思うんだけど出てこないねぇ…。ミック・アンダーウッドのインタビューからするとほとんどがフリーの「Hearbreaker」で曲が使われているってな話だけど、自分たちのソースも録音していたからアイランドレーベルにはあるはずだ、ってな事だ。う〜ん、聴いてみたい。

ロックってさ、裏話とか逸話とか小話みたいなの知ってると色々な事柄が繋がってきて面白いんだよね。新しいバンド結成の裏話とかインタビューでも一緒にツアーやったことがあって知り合って、次のメンバーを探す時に声掛けたとかよくある話だけど、それってこの頃のツアーの時の話なんだろうなぁ、とか夢膨らむ想像が出来ちゃう。想像ってか、そこだよな、って確信だけど。結局人繋がりでメンバー固めていくってのもまだまだ多かった時代だし、やっぱりミュージシャンだからセンスで合うか合わないかみたいなの測るだろうしね、だからそんな小話ってのは結構アンテナ広く漁ってたかも。
ポール・ロジャースがフリーの空中分解後に同じアパートにいたKilling FloorのStuart McDonaldとそれこそ兼ねてからの知り合いだったベテランドラマーのMick Underwoodと一緒にPeaceってバンドを組んだのは割と知られた事実。そこにギタリスト不在で、ポール・ロジャースが兼任していたものの、候補として上がってたのがGinhouseのGeoff Sharkeyだったのだが、そこまで話が進む前にFree再編成となってしまったために中途半端にバンドは解体されたという酷いバンド。ところがFreeがビッグネームだったこともあって、ポール・ロジャースが新たに組んだバンド、っていう注目度は高く、シングルもアルバムもリリースしていないのにBBCへ出演していたり、Mott The Hoopleの前座でツアー周ってたりと活動は意欲的だったようだ。冒頭の話で言えばこのヘンでポール・ロジャースはミック・ラルフスを知ったんだろうなぁ…って思うわけよ。バドカン結成ってこの人脈かね、と。んで、一緒にアパートにいたStuart McDonaldはフリーのサイモン・カークの元々のバンドメイトだったってな事で、見事に全てが繋がる狭い人脈と気心知れたメンツでのバンド結成だったってな話。
この短命なバンドでも期待度が高かったことを証明するかのようにいくつかの音源がリリースされていて、それはもちろんフリーの活動集大成の中に紛れてしまうのであまり注目を浴びることもないんだけど、実はPeaceとしてのソースだけでそれなりのアイテムにはなる、はず。Freeの編集盤「FREE STORY」には「Lady」って曲が、ボックスセット「Songs of Yesterday」には「Like Water」と「Zero BC」ってのがスタジオ録音ソースで入ってて、これは上記のメンツによる録音だからフリー関係ないんだよね。明らかにPeaceのソース。んでBBC音源は「Heartbreaker」「Seven Angels」ってフリーの後期の曲と「Like Water」の3曲が残ってるけどきちんとはリリースされていないのかな。ちなみにここでのドラムはミック・アンダーウッドだからサイモン・カークのそれとは全然違ってちょいハネな軽快なドラミングでなかなか心地良い。
ってことでその実6曲くらいの音源とMott The Hoopleの前座のライブソースがあればとっても貴重なCDがリリース出来るんじゃないか?なんて思うんだけど出てこないねぇ…。ミック・アンダーウッドのインタビューからするとほとんどがフリーの「Hearbreaker」で曲が使われているってな話だけど、自分たちのソースも録音していたからアイランドレーベルにはあるはずだ、ってな事だ。う〜ん、聴いてみたい。
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