Flaming Youth - Ark 2
0 Comments
Flaming Youth - Ark 2 (1969)

アイディアのぶつけ合いこそがそれぞれにとって面白い事だったり刺激だったり新しい事が生まれたりと創造性が高まる最初の一歩だろうと思うが、プレイヤーが少なくなればその機会は減ってくるし、機会がなければアイディアをぶつける機会も少なくなる、即ち刺激的なものへの創造性が低くなるという悪循環。それでも社会の流れからするとやむを得ない部分はあるのだろう、特に我が国日本ではそういうのは顕著だろうなぁ…、ま、世界各国そうなんだろうけど。だから故に刺激的なサウンドに出会うことが難しくなっているのか?昔のロックはそんなのばっかだけど、ヒマだったからだろうか…、多分正しい(笑)。
ジェネシスの看板と言えばピーター・ガブリエル、その後はもちろんフィル・コリンズの天下になり、彼の才能は世界中に知られることとなる。フィル・コリンズってのは一番最初にFlaming Youthってバンドでシーンに登場してきた。1969年のアルバム「Ark 2」ってのがあって、一番下に写ってる髪の毛もふさふさなこの若者がフィル・コリンズなんだよ、ってなお話。だからフレイミング・ユースがプログレバンドの発祥というワケでもなければプログレバンドへの接近というものもない。普通にこの時代のロックバンドのひとつでしかなく、英国B級バンドの中のひとつに埋もれていっても十分におかしくないくらいのバンド。ところがそこにとてつもない才能の持ち主がいたことで脚光を浴びることにもなった、幸運?なバンドって話です。
でもね、そういうきっかけでフレイミング・ユースを聴く人が多いだろうし、自分もそうだし、その結果、こういう面白い音楽世界に出会えた、ってのは良いんじゃないかな。正しくサイケロック、アート・ロックの世界で、メランコリックさとポップさの同居、ともすれば演劇性すらも高く、さすが英国人だよなぁ、と思うばかりのバンドだ。端的に書けばThe Kinksとタメを張るくらいのコケティッシュさを持ち合わせているとも言える。だから随分とユニークなバンドのアルバムで、惑星をテーマにした12分強のコンセプトドラマも展開しているし、いやはや、フィル・コリンズのおかげでこういう英国ロックバンドの数々が知られるってのは良いことですな。そしてこの英国独特のユーモアセンスを味わうのもこれまた楽しい。そもそもフィル・コリンズって芸人だもんな。

アイディアのぶつけ合いこそがそれぞれにとって面白い事だったり刺激だったり新しい事が生まれたりと創造性が高まる最初の一歩だろうと思うが、プレイヤーが少なくなればその機会は減ってくるし、機会がなければアイディアをぶつける機会も少なくなる、即ち刺激的なものへの創造性が低くなるという悪循環。それでも社会の流れからするとやむを得ない部分はあるのだろう、特に我が国日本ではそういうのは顕著だろうなぁ…、ま、世界各国そうなんだろうけど。だから故に刺激的なサウンドに出会うことが難しくなっているのか?昔のロックはそんなのばっかだけど、ヒマだったからだろうか…、多分正しい(笑)。
ジェネシスの看板と言えばピーター・ガブリエル、その後はもちろんフィル・コリンズの天下になり、彼の才能は世界中に知られることとなる。フィル・コリンズってのは一番最初にFlaming Youthってバンドでシーンに登場してきた。1969年のアルバム「Ark 2」ってのがあって、一番下に写ってる髪の毛もふさふさなこの若者がフィル・コリンズなんだよ、ってなお話。だからフレイミング・ユースがプログレバンドの発祥というワケでもなければプログレバンドへの接近というものもない。普通にこの時代のロックバンドのひとつでしかなく、英国B級バンドの中のひとつに埋もれていっても十分におかしくないくらいのバンド。ところがそこにとてつもない才能の持ち主がいたことで脚光を浴びることにもなった、幸運?なバンドって話です。
でもね、そういうきっかけでフレイミング・ユースを聴く人が多いだろうし、自分もそうだし、その結果、こういう面白い音楽世界に出会えた、ってのは良いんじゃないかな。正しくサイケロック、アート・ロックの世界で、メランコリックさとポップさの同居、ともすれば演劇性すらも高く、さすが英国人だよなぁ、と思うばかりのバンドだ。端的に書けばThe Kinksとタメを張るくらいのコケティッシュさを持ち合わせているとも言える。だから随分とユニークなバンドのアルバムで、惑星をテーマにした12分強のコンセプトドラマも展開しているし、いやはや、フィル・コリンズのおかげでこういう英国ロックバンドの数々が知られるってのは良いことですな。そしてこの英国独特のユーモアセンスを味わうのもこれまた楽しい。そもそもフィル・コリンズって芸人だもんな。
- 関連記事
-
- Genesis - Wind & Wuthering
- Flaming Youth - Ark 2
- Genesis - From Genesis to Revelation