Joey Gilmore - Bluesman

2 Comments
Joey Gilmore - Bluesman (2008)
Bluesman

 仮想通貨ってのはどうなんだろうなぁ…。儲かるとか儲からないって話もあるけど、それ以前にその概念が定着するんだろうか。リアルなカネとは別の概念がそこで産まれているワケで、それはそれでその概念をリアルに持ち込んでいるトコロも増えているから成り立つ可能性は十分あるし、実際成り立っている世界でもあるから今更何を言ってるって話かもしれない。もしそっちに進むのならばかなりの変革になるし、広がる時には一気に広がるかもしれない。でも、やっぱりどこかゲーム的感覚もあるにはある。分からんなぁ…、いずれにしても手にするには既に遅いのでユーザーとして成り行きを見守る程度しか出来ないのだが。

 Joey Gilmoreというこれもまた相当のキャリアの爺さんだけど、ギタープレイも然ることながら、どちらかと言うと歌心でキャリアを築き上げてきた人のようで、確かに「Bluesman 」なんかを聞いててもバンドと歌心が一体化した作風に仕上がってる。歌もブルースメンと言うにはちょいと上手いというかソウルフルに上手すぎるかもしれない。その分迫力もあって重みが増しているので随分とグッと来るアルバムに仕上がっているのは確かだ。ホーンセクションも使っているしピアノもいたりするし、それでもオーソドックスでモダンなブルーススタイルを踏襲しているので往年のブルースリスナーには実にハマりやすい音になってて嬉しい。

 近年色々とライブアルバムなんかもリリースしているので、聴くのはまるで困らないのが嬉しいね。自分も名前知って、へぇ〜ってな感じで聞いててアルバムまで突入って感じなんだけど、まだまだこんなシブイのが転がってるんだなとこの辺の発掘作業に邁進しているトコロ。今では黒人ブルースでも白人系のと変わらないサウンドで出してくるので、聴き易さも増しているし、その意味ではバディ・ガイが広げた路線はやはり強かったな。彼が白人ブルースへ接近したことで門戸が開かれた感あると自分では思ってるだけです。




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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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おっさん  

フレさん今年もよろしくお願いします。
バディ・ガイが白人ブルースへ接近したことで門戸が開かれた、
そのとおりですね。90年代にライブを観たときは面食らいましたが(笑)

2018/01/13 (Sat) 05:59 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>おっさん

遅れましたが本年もまたよろしくお願いします。

バディの若ぶりは見事です!

2018/01/21 (Sun) 22:19 | EDIT | REPLY |   

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