Praying Mantis - To The Power of Ten
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Praying Mantis - To The Power of Ten (1995)

Macが逝かれてしまった…、ウチにはMacがゴロゴロと転がっているのでテキスト入力やネット接続レベルは何とか他の手段でもどうにでもなるかな、という感じ。それにバックアップなんかもこないだの事もあって割と取っている状況だったからそこも大丈夫だから慌てるってこともないし、そりゃ兆候はあったから豆にバックアップしてたのもあって、あ〜あ、ってな感じだ。HDDは物理的にイカれている部分があるらしくOS再インストール不可、外付けにインストールで動かしてたけどどうも調子悪い、てなことしてると電源周りが怪しくなってきて、ともすればロジックボードなのかもなぁ…、電流過負荷なんだろうか、と素人ながらに色々考えるのと、iMacの解体も面白そうだが…なんて欲求もあったりしたけど、やっぱり止めて新規購入へ。もちろん選択肢はiMac一択だから悩まない(笑)。
Praying Mantisの1995年リリース作品「To The Power of Ten」。バンド自体もトロイ兄弟以外はメンバーチェンジの多いバンドで特にボーカリストは二枚連続で同じだったことがなく、ある意味毎回ゲストボーカル登場というバンドでもある。その分楽曲レベルの高さが要求される…なんてのは今になってから言えることで、この頃のバンド事情からすると一向にボーカルが定まらなくて難儀してたんだろうことは容易に想像がつく。そこに旧知の仲でもあったゲイリー・バーデンが参加してのアルバムが本作。マイケル・シェンカーのトコロでの実績しかないけど、それこそメロディがしっかりしたバックに対してのボーカリストだったワケで、普通に歌ってる分には別に下手でもないし、案外マッチしたのかもしれない。はじめはそうは思わなくて、え〜、ゲイリー・バーデンがマンティス?なんてのがあったけどさ、冷静に考えりゃそっか、結局メロディアスなのは合ってるのか、と。MSGではゲイリー・バーデンが歌メロ作ってたワケだしね。
そして聞いてみると、初っ端からピッタリと馴染んでる、と言うかこのアルバムに於ける楽曲群のレベルの高さがゲイリー・バーデンであることをそれほど意識しなくても良い程にPraying Mantis節全開になっているという事だ。俗に言うメロハーなんだけど、正しく英国ロックのWishbone Ashの系譜を汲んでいるし、AORと違って叙情性がしっかりしているし、クサくもないし、品格が保たれているトコロで俗世間のその手のバンドとは一線を画していると思う。他にもヨーロッパではそういうバンドもあるけど、Praying Mantisの美しさってのはちょいと違うかな。このアルバムはそれに磨きをかけている一枚だし、もうボーカリストとかバンド力には頼らないでトロイ兄弟が自分たちでこの路線を作り上げて磨き続けていこうと意識した一枚なんじゃないだろうか。実力は素晴らしいのだが、セールス的にはまるで振るわないバンド、世界ではマイナー扱いでしかないしね、勿体無い。ヨーロッパならもうちょっと受けると思うんだがなぁ…。
ってなことで、意外なゲイリー・バーデンとの融合を果たしたことばかりが話題になるけど、中味の曲も含めてかなりの高レベルにある秀逸なアルバムです。ってかこのバンドはホント、どれ聴いても外さないんで安定のメロディアスサウンドが聴ける。

Macが逝かれてしまった…、ウチにはMacがゴロゴロと転がっているのでテキスト入力やネット接続レベルは何とか他の手段でもどうにでもなるかな、という感じ。それにバックアップなんかもこないだの事もあって割と取っている状況だったからそこも大丈夫だから慌てるってこともないし、そりゃ兆候はあったから豆にバックアップしてたのもあって、あ〜あ、ってな感じだ。HDDは物理的にイカれている部分があるらしくOS再インストール不可、外付けにインストールで動かしてたけどどうも調子悪い、てなことしてると電源周りが怪しくなってきて、ともすればロジックボードなのかもなぁ…、電流過負荷なんだろうか、と素人ながらに色々考えるのと、iMacの解体も面白そうだが…なんて欲求もあったりしたけど、やっぱり止めて新規購入へ。もちろん選択肢はiMac一択だから悩まない(笑)。
Praying Mantisの1995年リリース作品「To The Power of Ten」。バンド自体もトロイ兄弟以外はメンバーチェンジの多いバンドで特にボーカリストは二枚連続で同じだったことがなく、ある意味毎回ゲストボーカル登場というバンドでもある。その分楽曲レベルの高さが要求される…なんてのは今になってから言えることで、この頃のバンド事情からすると一向にボーカルが定まらなくて難儀してたんだろうことは容易に想像がつく。そこに旧知の仲でもあったゲイリー・バーデンが参加してのアルバムが本作。マイケル・シェンカーのトコロでの実績しかないけど、それこそメロディがしっかりしたバックに対してのボーカリストだったワケで、普通に歌ってる分には別に下手でもないし、案外マッチしたのかもしれない。はじめはそうは思わなくて、え〜、ゲイリー・バーデンがマンティス?なんてのがあったけどさ、冷静に考えりゃそっか、結局メロディアスなのは合ってるのか、と。MSGではゲイリー・バーデンが歌メロ作ってたワケだしね。
そして聞いてみると、初っ端からピッタリと馴染んでる、と言うかこのアルバムに於ける楽曲群のレベルの高さがゲイリー・バーデンであることをそれほど意識しなくても良い程にPraying Mantis節全開になっているという事だ。俗に言うメロハーなんだけど、正しく英国ロックのWishbone Ashの系譜を汲んでいるし、AORと違って叙情性がしっかりしているし、クサくもないし、品格が保たれているトコロで俗世間のその手のバンドとは一線を画していると思う。他にもヨーロッパではそういうバンドもあるけど、Praying Mantisの美しさってのはちょいと違うかな。このアルバムはそれに磨きをかけている一枚だし、もうボーカリストとかバンド力には頼らないでトロイ兄弟が自分たちでこの路線を作り上げて磨き続けていこうと意識した一枚なんじゃないだろうか。実力は素晴らしいのだが、セールス的にはまるで振るわないバンド、世界ではマイナー扱いでしかないしね、勿体無い。ヨーロッパならもうちょっと受けると思うんだがなぁ…。
ってなことで、意外なゲイリー・バーデンとの融合を果たしたことばかりが話題になるけど、中味の曲も含めてかなりの高レベルにある秀逸なアルバムです。ってかこのバンドはホント、どれ聴いても外さないんで安定のメロディアスサウンドが聴ける。
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