Museo Rosenbach - Zarathustra Live In Studio
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Museo Rosenbach - Zarathustra Live In Studio (2012)

日本はプログレ大国…プログレ人気がかなり高い国として知られている、のだろうか…、世界的レベルで見てもロックファンが多数いる中でプログレ人気が高めらしい。確かにプログレ系統のCDなりライブなりはそれなりに売れるし何度も再発されているくらいだから人気も高いのだろう。自分もその意味ではプログレ好きな一人ではあるけど、そこまで筋金入りってんでもない。ただ、そのプログレ大国な噂が広まってたり、実際CDの再発なんかで日本での売上や印税の額を見るなりで日本ってのがどんだけプログレ好きかをアーティストやマネージメント側は認識するんだろうな。だからこそプログレフェスみたいなのもやっちゃったりして、更に往年のバンド、幻のバンドをいくつも再結成させて?来日公演させて、それをCDやDVDにしてリリースしてまたアーティスト達に還元したりしてその繋がりを太くしているというのか、面白い構造が出来上がっているものだ。でも、たしかにそれで自分たちも含めて伝説の、とか幻の、バンドを生でライブが見られるという奇跡が起きてしまうのだから。
Museo Rosenbachと言えば「ツァラトゥストラ組曲」。1973年にリリースされたこの傑作はバンド唯一の作品として語り継がれ、実態も正体もよくわからないままに時を経ていったものだが、2000年にアルバム「Exit」をリリース…、これはひっそりとだったのであまり知られていないだろうし、そこまでの作品には仕上がっていなかったからどうにも中途半端だったけど、2012年に突如のスタジオ・ライブ作品「Zarathustra Live In Studio」が登場。もちろんその時の演目は「ツァラトゥストラ組曲」しかないワケでだ、まさかねぇ、ムゼオ・ローゼンバッハが復活するなんて思ってもいなかったリスナーは多かっただろうし、40年前のアルバムの再現録音でしかないんだけどこれがまた驚愕の演奏になっていて、イタ公独特の巻き舌は当然ながら演奏陣もあの複雑な楽曲群をいとも簡単にプレイしてしまっているという始末。一体どんなんだ?やっぱり音楽家だったんだな、当たり前だが…。
オリジナルアルバムの方ではドヨ〜ンとした重さが漂っていたけど、さすがに40年経過した21世紀にもなるとあの重さはキレイに取り払われ、それはライブという姿からしても当然なのだろうけど、クリアーで透き通るかのようなサウンドでの「ツァラトゥストラ組曲」に仕上がっててもしかしたらものすごく聞きやすい「ツァラトゥストラ組曲」になっているのかもしれない。それを良しとするかってのはあるけど、アレンジは変えてないからホント、クリアーに聞きやすい今時の音になってるというメリットを享受すべきだろう。驚くばかりの白熱ぶりはすべてのリスナーが度肝を抜かれたに違いない。それくらいにぶっ飛んだライブで聴いているだけでもグイグイと引き込まれていく熱演ぶり。意外や意外の名ライブ盤。

日本はプログレ大国…プログレ人気がかなり高い国として知られている、のだろうか…、世界的レベルで見てもロックファンが多数いる中でプログレ人気が高めらしい。確かにプログレ系統のCDなりライブなりはそれなりに売れるし何度も再発されているくらいだから人気も高いのだろう。自分もその意味ではプログレ好きな一人ではあるけど、そこまで筋金入りってんでもない。ただ、そのプログレ大国な噂が広まってたり、実際CDの再発なんかで日本での売上や印税の額を見るなりで日本ってのがどんだけプログレ好きかをアーティストやマネージメント側は認識するんだろうな。だからこそプログレフェスみたいなのもやっちゃったりして、更に往年のバンド、幻のバンドをいくつも再結成させて?来日公演させて、それをCDやDVDにしてリリースしてまたアーティスト達に還元したりしてその繋がりを太くしているというのか、面白い構造が出来上がっているものだ。でも、たしかにそれで自分たちも含めて伝説の、とか幻の、バンドを生でライブが見られるという奇跡が起きてしまうのだから。
Museo Rosenbachと言えば「ツァラトゥストラ組曲」。1973年にリリースされたこの傑作はバンド唯一の作品として語り継がれ、実態も正体もよくわからないままに時を経ていったものだが、2000年にアルバム「Exit」をリリース…、これはひっそりとだったのであまり知られていないだろうし、そこまでの作品には仕上がっていなかったからどうにも中途半端だったけど、2012年に突如のスタジオ・ライブ作品「Zarathustra Live In Studio」が登場。もちろんその時の演目は「ツァラトゥストラ組曲」しかないワケでだ、まさかねぇ、ムゼオ・ローゼンバッハが復活するなんて思ってもいなかったリスナーは多かっただろうし、40年前のアルバムの再現録音でしかないんだけどこれがまた驚愕の演奏になっていて、イタ公独特の巻き舌は当然ながら演奏陣もあの複雑な楽曲群をいとも簡単にプレイしてしまっているという始末。一体どんなんだ?やっぱり音楽家だったんだな、当たり前だが…。
オリジナルアルバムの方ではドヨ〜ンとした重さが漂っていたけど、さすがに40年経過した21世紀にもなるとあの重さはキレイに取り払われ、それはライブという姿からしても当然なのだろうけど、クリアーで透き通るかのようなサウンドでの「ツァラトゥストラ組曲」に仕上がっててもしかしたらものすごく聞きやすい「ツァラトゥストラ組曲」になっているのかもしれない。それを良しとするかってのはあるけど、アレンジは変えてないからホント、クリアーに聞きやすい今時の音になってるというメリットを享受すべきだろう。驚くばかりの白熱ぶりはすべてのリスナーが度肝を抜かれたに違いない。それくらいにぶっ飛んだライブで聴いているだけでもグイグイと引き込まれていく熱演ぶり。意外や意外の名ライブ盤。
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