David Bowie - At The Beeb
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David Bowie - At The Beeb

往年のアーティストやバンドの発掘音源がゾクゾクとリリースされ続け、もはやコレクトするのは不可能じゃないかってくらいにアチコチで様々なアイテムがリリースされている。それなりに売れるんだろうからリリースされるんだろうし、アマゾンで見ていてもこんなもん出してて誰が買うんだろ?って思うけどコレクションする人がいるんだろうなぁ、と感心する。ひとつのバンドに固執したコレクションってホントアイテムとしての価値に偏るだろうから聴くもの、とはちょいと離れていくんだろうし、何か音楽ファンというよりかはアイドル的な追いかけ方に近くて、ちょいと趣旨が違うのかもしれない。それでも中味が異なっていたりするのもあって、なかなか難しいものだ。
David Bowieの2000年にリリースされた「At The Beeb」。当時はようやくボウイのBBCセッションがまとめて聴けるようになった、ってのが大きくて、2000年のライブが収録されていてもちょいと軽視されていたかもしれないな。自分的にはこの2000年のライブは結構好きで、その実風邪気味な体調で挑んだライブでもあり、さすがにCDには入ってないけど放送された映像ではボウイがなんかの曲の途中で演奏をやめてやり直したりしているのもあったんで、色々プレッシャーもあってリリースせざるを得ないんだろうなぁなんて思ってた。それでもこのCDで聴けるライブはそんなことを感じさせないくらいのクォリティなんだからプロは違う。正に15年ぶりくらいに聴いたんだけど、これ、かっこいいな。この人の不思議な魅力はやっぱり楽曲のレベルの高さなんだろうか、歌が特別うまいってんでもないしね。ロック好きだぜ、って人からするとなかなかどこがロック?みたいな面あるじゃない?70年代はともかく80年代はね、アレだし。ところがこれがまたロックなんだよ、ってかロックの1ページに刻まれている人なんだからさ、ここでもそういうマインドを感じるしね。
古くからのBBCライブ音源は大幅にスタジオ盤と変わるものでもないし、初々しい時代からバックのメンツが全然違うとかあるけど、やっぱりジギー時代の演奏が一番気概があって頼もしいか。自分的にはそれ以前の曲、アコースティック調の時代ね、その頃のも好きだから新鮮な響きではあった。そう思うとこのBBCセッションってジギー時代までのボウイの歩み、みたいな集大成になってるんだな。ひとつの最全盛期までのストーリーって捉えると良いところで切れてて満足感が高い。久々に聴いてたけどやはり素晴らしいアーティストだ。良く出来てる。

往年のアーティストやバンドの発掘音源がゾクゾクとリリースされ続け、もはやコレクトするのは不可能じゃないかってくらいにアチコチで様々なアイテムがリリースされている。それなりに売れるんだろうからリリースされるんだろうし、アマゾンで見ていてもこんなもん出してて誰が買うんだろ?って思うけどコレクションする人がいるんだろうなぁ、と感心する。ひとつのバンドに固執したコレクションってホントアイテムとしての価値に偏るだろうから聴くもの、とはちょいと離れていくんだろうし、何か音楽ファンというよりかはアイドル的な追いかけ方に近くて、ちょいと趣旨が違うのかもしれない。それでも中味が異なっていたりするのもあって、なかなか難しいものだ。
David Bowieの2000年にリリースされた「At The Beeb」。当時はようやくボウイのBBCセッションがまとめて聴けるようになった、ってのが大きくて、2000年のライブが収録されていてもちょいと軽視されていたかもしれないな。自分的にはこの2000年のライブは結構好きで、その実風邪気味な体調で挑んだライブでもあり、さすがにCDには入ってないけど放送された映像ではボウイがなんかの曲の途中で演奏をやめてやり直したりしているのもあったんで、色々プレッシャーもあってリリースせざるを得ないんだろうなぁなんて思ってた。それでもこのCDで聴けるライブはそんなことを感じさせないくらいのクォリティなんだからプロは違う。正に15年ぶりくらいに聴いたんだけど、これ、かっこいいな。この人の不思議な魅力はやっぱり楽曲のレベルの高さなんだろうか、歌が特別うまいってんでもないしね。ロック好きだぜ、って人からするとなかなかどこがロック?みたいな面あるじゃない?70年代はともかく80年代はね、アレだし。ところがこれがまたロックなんだよ、ってかロックの1ページに刻まれている人なんだからさ、ここでもそういうマインドを感じるしね。
古くからのBBCライブ音源は大幅にスタジオ盤と変わるものでもないし、初々しい時代からバックのメンツが全然違うとかあるけど、やっぱりジギー時代の演奏が一番気概があって頼もしいか。自分的にはそれ以前の曲、アコースティック調の時代ね、その頃のも好きだから新鮮な響きではあった。そう思うとこのBBCセッションってジギー時代までのボウイの歩み、みたいな集大成になってるんだな。ひとつの最全盛期までのストーリーって捉えると良いところで切れてて満足感が高い。久々に聴いてたけどやはり素晴らしいアーティストだ。良く出来てる。
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