The Rolling Stones - On Air

0 Comments
The Rolling Stones - On Air
【早期購入特典あり】オン・エア(2CDデラックス)【特典:特製下敷きカレンダー+クリアファイル1枚】

 ロックってカッコイイよ。そんな風に思う瞬間がよくあって、多分このブログでもこういう始まりはよくあるんじゃないかな。聴いててつくづくロックってカッコイイな、って思う事があって、だから聴いてるんだけど、それにしてもこの期に及んでもまだカッコイイって思っちゃうんだもん。何回も聴いてるし知ってる曲だし今更衝撃もないだろ、って分かってるのにカッコイイ〜ってなるから始末に負えない。先日のヤードバーズもやはり凄いな、かっこ良いな、と沸々としていたけど、今日はもうなんてったってストーンズです。

 The Rolling Stonesの期待の初期BBCセッション集「On Air」。アングラでもネットでも聴こうと思えばいくらでも探せるし聞けちゃうけど、オフィシャルでまともにリリースするとなるとその聴かれ具合と言うかファン層の広さが凄いから知ってる人も知らない人も聴くし、そのカッコ良さにまた唸らされるものだ。自分もその一人でブートで聴いていた時は貴重さと言うか、そういう感覚で聴いてるから音の良さもそこまで求めてないしそもそも60年代の音だからたかが知れてるワケで、知ってる知ってるなんて言うだけだったが、オフィシャルでキレイにリマスタリングして現代の技術で50年以上前の録音が復活しているとなると、これはもうとんでもない音質だよ。どうやってここまで深みのある生々しい音に仕上げることができるんだ?ってくらいに立体感と臨場感と自然っぽさを感じられる音でBBC音源が聴ける、言い換えると60年代初期のデビューしたばかりの頃のストーンズのライブが聴けるって事だ。このままのスタイルで英国でライブやってたんだろうから、そう思うとものすごく感慨深いのと生々しいストーンズが格好良い。

 自分的にはストーンズはファーストアルバムが一番好きかもってくらいには最初期が好きなので、正に1963年の「Come On」から始まるのはもうそれだけでロックはカッコイイな、となる。そして「Satisfaction」でしょ?もう言うことないし。この後アルバムにも入っていないカバー曲も連発してくるし、これこそ60年代のバンドの普通の姿、皆が皆オリジナル作る事よりもカバーやってた頃だし、そこに入ってくるストーンズクラシックなオリジナル曲はやはりちょいと異質感ある。だからこそ格好良い。でも、カバーで熱く演奏しているストーンズのカッコ良さは堪らない。ブルースに熱中している若者たちのそのままの音、誰もこの時点でストーンズが有名になるなどとは思ってもなかっただろうし、単なるブルースバンドのひとつでしかなかったし、それが今こうして聴けるとは。ロックは良いよ。


関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply