The Corrs - Jupiter Calling
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The Corrs - Jupiter Calling (2017)

ヨーロッパの寒さも久しく経験してないけど、温度ほどの寒さでもなくって案外生きていけるモンだななんて思った記憶があるが、今そう思えるかどうかは分からんな。日本もかなり寒くなってきて、その寒さの比はヨーロッパのそれとはちょいと質が異なるが、それだからこそ似合う音楽もまたあったりする。同じようにヨーロッパならヨーロッパの寒さに似合う音楽もあるワケで、特にアイルランドって所はそういうのが一番似合うと言う国だ。寒さと心の熱さ、それを音楽として表現してお国柄なサウンドにしているあたり。うん、アイルランドはいつも魅惑的です。
The Corrsが新作「Jupiter Calling」をリリースした。女性三人が主役だから結婚出産子育てという過程を経る10年くらいの間は活動が思い切り出来ないまま、一方では生活感の変化による新たな作風みたいなクリエイティブ面も促進されるのだが、ゆったりとした活動で動き始めている。2015年に久々の作品「White Light」をリリースしているが、ちょいと定まらない感の漂うままにリリースされていて、自分もあんまり聴く機会が多くはない作品だ。悪くないんだけどね。んで、今回の「Jupiter Calling」はどうかな、と。ジャケットからするにもう思い切りリラックスしたほのぼの感漂う写真で、それぞれのスタイルも表現されているし、背景の家ばもしかしたら自分たちの家の壁なんじゃないのか?ってくらいに故郷感が漂っててね、活動停止前にリリースしていた「」の作風に近いのかなと思ったらドンピシャでした。正にあのままのアイルランド風景を思い起こすような作風とアレンジに仕上がっていて以前のようなポップシーンを賑わすようなアレンジは施されていない。うん、これで良いんだよね。実にリラックスしたコアーズのメロディラインでのトラッド感溢れる作品に仕上がってる。ロック感なんかはまるでないのでその意味では別の世界にあるバンドかもしれない。
アイリッシュトラッドという世界の入ってきたのかな、もともとそれを武器にはしていたけど、それは今回の作品でも同じで、ここぞと言う時にはシャロンの必殺のアイリッシュ旋律のバイオリンが炸裂する。そもそものメロディ感がアイリッシュ的というワケでもないんだけど、馴染むんだろうなぁ…、実にコアーズらしいメロディが続くんだよ。多分アイルラインドではかなりの大御所になっているんじゃないだろうか。いつどこで聴いてもしっとりと聴ける作品で、大人の味わいと普段とは異なる世界をちょいと味わえる聴きやすい作品、バカ売れするってんじゃないけど多分愛される作品。こういう路線になっていくんだろうなぁ…、どこかで思い切りケルトに振った作品なんかも作ってほしいな。

ヨーロッパの寒さも久しく経験してないけど、温度ほどの寒さでもなくって案外生きていけるモンだななんて思った記憶があるが、今そう思えるかどうかは分からんな。日本もかなり寒くなってきて、その寒さの比はヨーロッパのそれとはちょいと質が異なるが、それだからこそ似合う音楽もまたあったりする。同じようにヨーロッパならヨーロッパの寒さに似合う音楽もあるワケで、特にアイルランドって所はそういうのが一番似合うと言う国だ。寒さと心の熱さ、それを音楽として表現してお国柄なサウンドにしているあたり。うん、アイルランドはいつも魅惑的です。
The Corrsが新作「Jupiter Calling」をリリースした。女性三人が主役だから結婚出産子育てという過程を経る10年くらいの間は活動が思い切り出来ないまま、一方では生活感の変化による新たな作風みたいなクリエイティブ面も促進されるのだが、ゆったりとした活動で動き始めている。2015年に久々の作品「White Light」をリリースしているが、ちょいと定まらない感の漂うままにリリースされていて、自分もあんまり聴く機会が多くはない作品だ。悪くないんだけどね。んで、今回の「Jupiter Calling」はどうかな、と。ジャケットからするにもう思い切りリラックスしたほのぼの感漂う写真で、それぞれのスタイルも表現されているし、背景の家ばもしかしたら自分たちの家の壁なんじゃないのか?ってくらいに故郷感が漂っててね、活動停止前にリリースしていた「」の作風に近いのかなと思ったらドンピシャでした。正にあのままのアイルランド風景を思い起こすような作風とアレンジに仕上がっていて以前のようなポップシーンを賑わすようなアレンジは施されていない。うん、これで良いんだよね。実にリラックスしたコアーズのメロディラインでのトラッド感溢れる作品に仕上がってる。ロック感なんかはまるでないのでその意味では別の世界にあるバンドかもしれない。
アイリッシュトラッドという世界の入ってきたのかな、もともとそれを武器にはしていたけど、それは今回の作品でも同じで、ここぞと言う時にはシャロンの必殺のアイリッシュ旋律のバイオリンが炸裂する。そもそものメロディ感がアイリッシュ的というワケでもないんだけど、馴染むんだろうなぁ…、実にコアーズらしいメロディが続くんだよ。多分アイルラインドではかなりの大御所になっているんじゃないだろうか。いつどこで聴いてもしっとりと聴ける作品で、大人の味わいと普段とは異なる世界をちょいと味わえる聴きやすい作品、バカ売れするってんじゃないけど多分愛される作品。こういう路線になっていくんだろうなぁ…、どこかで思い切りケルトに振った作品なんかも作ってほしいな。
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