Ne Obliviscaris - URN

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Ne Obliviscaris - URN (2017)
ネイ・オブリヴィスカリス『アーン』【CD(歌詞対訳付/日本語解説書封入)】

 古いロックと新しい音楽ってやっぱり違うよな…ってのを新しいの聴いた時にはよく実感する。良し悪しじゃなくてね、時代の変化に伴うアレンジの進化だったり、曲構成の違いや取り込まれる音楽の多様性など、そのバリエーションは実に多岐に渡るし様々なアイディアが具現化されている。それが面白くもあり刺激的でもあり進化でもあるからこうして色々聴いていられるんだろうしね、面白いよ。

 ちょいとツイッター情報で出てきたバンド名のひとつがこのNe Obliviscaris。前にもバンド名教えてもらって聞いてて結構な衝撃だったんでバンド名も覚えてたし、そっか新しいの出たのかって事で、聴いてみたのが最新作「URN」。もうね、冒頭から衝撃的な曲展開にどこまでもぶっ飛んでて、途中からは無の境地に至ったというか、理解をしないようにした(笑)。オーストラリア出身のバンドでアルバムは3枚目になるのかな、エモーショナルメタルと言われてるらしい。よく分からん。ただ、確かにそういう単語の意味が入っている感じの音ではあるが、もっとプログレッシブな展開もある。何せこの時代にアルバム一枚に6曲、しかもそのウチふたつはPart 1、Part 2って分かれてるだけだからタイトル的には4タイトルになるのか。アルバムを通して一曲なんじゃないかっつうくらいにドラマティック作られているのも特徴的だし、その静と動、しかもバイオリンによる叙情の変化は素晴らしい。普通に聞いたらうるさいだけの音がこの変化によってメタル感なくしてて、プログレッシブ感出て来る感覚。一曲が長いからそこでもドラマティックな展開もあるし…。

 ホント、無茶苦茶なパートではドラムとメロディがまるでチグハグ…ってかこのリズムでその歌い回し?みたいなね、繊細な部分は正にクラシック的な叙情感あって美しい、オーストラリアでこの美しさもなかなか見当たらない。そこから一気にヘヴィなグルーブ感のある音へと急降下している様は聴いている人間をかなり麻痺させる。デス声にしても邪魔ったらしく入ることなく明らかに曲の構成上、展開上あって然るべき位置にあるかのように入ってくる。あ、基本は普通の歌声でコーラスに入ってくる程度ではあるんだけど、そこにソプラノ女性の歌声も重なったりしてきてもうカオス。そもそもカオスなバンドの音なのに、何もかもカオス。美しい…。芸術感覚のある方は多分聴ける。そうじゃないと無理、多分。




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フレ
Posted byフレ

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