Beast in Black - Berserker
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Beast in Black - Berserker (2017)
![BERSERKER [CD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61v5kounPBL.jpg)
好奇心旺盛だからなのか単なる趣味なのか、時間があるとついついアチコチの情報を漁っては試して聴いたり見たりして面白いものを探そうとしている。70年代の面白さほどのは見つかるはずもないのだろうけど、それでもときめくくらいの楽しみを与えてくれるバンドは山のようにある、はずだし、実際そうだった。その辺はこだわりを持たないで本能的に面白いな、ってので探し当てるしかない。難しいのはロック〜ハードロック辺りまでを探したいのに、どうしてもメタル系まで入ってしまう点。メタル系でも良いけど、同じようなアルバムジャケットが並んでて識別が付かないから難しくなる。それにしてもいつの時代も数多くのアルバムがリリースされているものだとつくづく思う。
Beast in Blackというフィンランドのバンドのデビュー作「Berserker」。元Battle Beastの初期のキーマン、ソングライターがBattle Beastをクビになって自分のバンド組んでの再出発という作品。そもそもメインソングライターがクビになるってのも大した事だ。それでいて音楽性がさほど変わらなかったBattle Beastの確固たるバンドのスタイルも面白い。そして今回のBeast in Blackは初期のBattle Beastに近い音が聴けるだろうと期待してたからね、いや、好きなんですBattle Beast。来日公演はBabymetalと被ってて行けなかったけど。そのBeast in Black、それなりに知られたメンツも参加してのテクニカル的にはなんら問題のないバンドって事らしいし、その辺は大して興味ないので早速音に入る。いいね、案の定初期Battle Beastそのまま。笑っちゃうくらいそのままで、女性ボーカルじゃないってだけだ。それでもかなりのハイトーンボイスなのでBattle Beastとの違いはさほど感じられないくらいの歌声と言えるか。Beastって単語にこだわりがあるだろうけど、正に野獣な感じの音を出してくれてる。しっかりと期待通りのアルバムが出てきてありがたい。一説にはどんな曲作っても同じでバリエーションが少ないってのがクビな要因だったらしいが、メタルってそんなもんだろ。傍から見れば全部同じに聞こえるもん。それでもこれだけ多数のバンドがあってリスナーがいるってのは細分化されての人気なんだから妙にスタイル変わっていく方がおかしいと思うんだけどな。まぁ、色々な考え方の売り方はある。
しかしこの「Berserker」、いいね。まるで裏切ることのないヘヴィメタルそのもので好み。メロディーにしてもアレンジにしても曲の展開にしても80年代風味はもちろん、コーラスワークとキャッチーさ、ギターソロの派手さ、歌の歪み具合、メタルってこういうもんだろ、ってな要素を全部抑えているというセンスの良さ、そこに加えての鍵盤による効果的な使い方も入れて近代的なスタイルも混ざっているのは時代的なものだろう、レトロなスタイルとはちょいと違う新しいレトロ感が良いね。何よりも暗くて重いってのは良い。ところどころ何考えてんだ?的にダンサンブルになるのもあって実験してるのも、まぁ、良しとしよう。別に曲が悪いわけじゃないからね。それにしても久々にこういうガツンとしたのを聴けたからか随分気合が入って体に力が漲ってきた気がするところがこういうパワフルなバンドを聴くことの醍醐味。想像通りの曲展開なんてきたら新作だろうが旧作だろうが何でも同じに楽しめるという、良いか悪いか分からんが、タイミング次第では素晴らしい事だ。少なくとも今は存分に楽しんでるし、大音量で流すと実に気持ちの良い音。
![BERSERKER [CD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61v5kounPBL.jpg)
好奇心旺盛だからなのか単なる趣味なのか、時間があるとついついアチコチの情報を漁っては試して聴いたり見たりして面白いものを探そうとしている。70年代の面白さほどのは見つかるはずもないのだろうけど、それでもときめくくらいの楽しみを与えてくれるバンドは山のようにある、はずだし、実際そうだった。その辺はこだわりを持たないで本能的に面白いな、ってので探し当てるしかない。難しいのはロック〜ハードロック辺りまでを探したいのに、どうしてもメタル系まで入ってしまう点。メタル系でも良いけど、同じようなアルバムジャケットが並んでて識別が付かないから難しくなる。それにしてもいつの時代も数多くのアルバムがリリースされているものだとつくづく思う。
Beast in Blackというフィンランドのバンドのデビュー作「Berserker」。元Battle Beastの初期のキーマン、ソングライターがBattle Beastをクビになって自分のバンド組んでの再出発という作品。そもそもメインソングライターがクビになるってのも大した事だ。それでいて音楽性がさほど変わらなかったBattle Beastの確固たるバンドのスタイルも面白い。そして今回のBeast in Blackは初期のBattle Beastに近い音が聴けるだろうと期待してたからね、いや、好きなんですBattle Beast。来日公演はBabymetalと被ってて行けなかったけど。そのBeast in Black、それなりに知られたメンツも参加してのテクニカル的にはなんら問題のないバンドって事らしいし、その辺は大して興味ないので早速音に入る。いいね、案の定初期Battle Beastそのまま。笑っちゃうくらいそのままで、女性ボーカルじゃないってだけだ。それでもかなりのハイトーンボイスなのでBattle Beastとの違いはさほど感じられないくらいの歌声と言えるか。Beastって単語にこだわりがあるだろうけど、正に野獣な感じの音を出してくれてる。しっかりと期待通りのアルバムが出てきてありがたい。一説にはどんな曲作っても同じでバリエーションが少ないってのがクビな要因だったらしいが、メタルってそんなもんだろ。傍から見れば全部同じに聞こえるもん。それでもこれだけ多数のバンドがあってリスナーがいるってのは細分化されての人気なんだから妙にスタイル変わっていく方がおかしいと思うんだけどな。まぁ、色々な考え方の売り方はある。
しかしこの「Berserker」、いいね。まるで裏切ることのないヘヴィメタルそのもので好み。メロディーにしてもアレンジにしても曲の展開にしても80年代風味はもちろん、コーラスワークとキャッチーさ、ギターソロの派手さ、歌の歪み具合、メタルってこういうもんだろ、ってな要素を全部抑えているというセンスの良さ、そこに加えての鍵盤による効果的な使い方も入れて近代的なスタイルも混ざっているのは時代的なものだろう、レトロなスタイルとはちょいと違う新しいレトロ感が良いね。何よりも暗くて重いってのは良い。ところどころ何考えてんだ?的にダンサンブルになるのもあって実験してるのも、まぁ、良しとしよう。別に曲が悪いわけじゃないからね。それにしても久々にこういうガツンとしたのを聴けたからか随分気合が入って体に力が漲ってきた気がするところがこういうパワフルなバンドを聴くことの醍醐味。想像通りの曲展開なんてきたら新作だろうが旧作だろうが何でも同じに楽しめるという、良いか悪いか分からんが、タイミング次第では素晴らしい事だ。少なくとも今は存分に楽しんでるし、大音量で流すと実に気持ちの良い音。
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