Jefferson Airplane - Bless It's Pointed Little

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Jefferson Airplane - Bless It's Pointed Little
BLESS ITS POINTED LITTLE

 長引く風邪だ…、喉が痛いんだよなぁ、ずっと。それでも取り敢えずは回復方向になってきたのは良かった。おかげでちゃんとロックを聴く気にはなってきたし、だからと言ってまだガツンとしたのを聴くまででもないけど、ちょっとそういうのも聴きたいなという気分。ブログ的には超手抜きな一週間だったんで、それはそれで取り上げることも無かろうよ、ってなのが幾つか取り上げられて良かった。また、手抜きしたい時にはこういうのばっかり並べてみるか、とか思ったりしたけど、案外そんなの出てるんかい?ってなのもあって、昨今の何でも安くまとめてリリースします商法は情報に付いていけない輩にはありがたいモノでもあるのだ。

 Jefferson Airplaneの1969年リリースのライブアルバム「Bless It's Pointed Little」。ライブそのものは1968年10,11月のフィルモアイーストとウェストのものからの抜粋版で音像の違いはあるけど、当時はそんなもんだ。んでもやっぱりライブの一体感とか迫力なんてのがそのままパックされているのでロックらしいアルバムに仕上がっている生々しい記録。フィルモアものは貴重度高いよなぁ…、時代も時代だし、会場もきっとこじんまりと熱くライブが出来るサイズだったんだろう、色々なバンドが素晴らしいライブを残してくれている。もっともビル・グラハムのライブハウスだったから何でも記録出来たってのが大きかったみたいだけどさ、ありがたいじゃないですか、アレコレ聴けるってのはね。ジェファーソン・エアプレインのこのライブアルバム「Bless It's Pointed Little」はそもそもライブ盤出す予定で録ったのかな?分からないけど、多分そうだろう。アルバムだとどうしてもキャッチーでサイケ・ポップ的な印象が強くなる側面があるけど、生々しいライブだと当時のサイケデリックシーン的なのが聴けて、やっぱりサンフランシスコ〜な感覚がよろしい。とってもアーシーな香りがするもんね(笑)。

 ジャニスやデッド、ジェファーソン・エアプレインって昔からそんなまとめかたあってね、全然違うじゃねぇかって思ってたけどさ、ライブ聴いてると皆同じような世界感だったのかなぁ…っての分かった気がする。何でもグチャグチャにやって演奏も音楽も歌も何もドロドロ〜な雰囲気だったりとかさ、時代の音だな。トリップしてないと出来ない音楽って絶対あるよな、っての思うしさ、真似したってこういうのはなかなか出てこないんじゃないか?何気にその辺のフォロワーバンドっていないし、面白いものだ。


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フレ
Posted byフレ

Comments 1

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デューク中島  
ジェファーソンの諸作品中 一番かけたかも

って位 好きでした。ベスト選曲ではないし、名演でもないけど、こんな感じのステージなのかなと これで想像したものです。出来からすると 後のウィンターランド ライブ長尺ブートレッグの方が 良いんですが、これと モンタレーのブートレッグは この時代の音がするので 好きですね。

2017/11/03 (Fri) 21:52 | EDIT | REPLY |   

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